
こんにちは!
作曲家のKaoruです!
今回は、オススメの音源紹介「ベース音源」編です!
ベースはリズム隊でありながらも、楽曲のコード進行の肝になるとても重要な存在!
しかし、一言に「ベース」といっても
- エレキベース
- アコースティックベース
- シンセベース
などがあります。
制作ジャンルによって、皆さんの求めるサウンドは違うと思いますが、自信を持ってオススメできる製品をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Trilian (USB Drive)ベース音源 プラグインソフト
長年の間、根強い人気があることから、ベース音源の「定番」と呼ばれる存在にまで登り詰めた音源。
僕もDTMを始めたころから導入していますが、「定番」と呼ばれる意味がとても分かります。
まず、この音源の特徴をあげていきましょう。
1)「ベース」を全て収録している
エレキベース・アコースティックベース・シンセベースの全てが収録されています。
つまり、これさえ買えばジャンル問わずハイクオリティなベースラインが実現するのです。
しかも、ベース音源なのに8パートのレイヤーを重ねることができるのでとてつもないパターンの組み合わせが完結してしまいます。
2)ラウンドロビン機能
ラウンドロビン機能とは、MIDIデータをベタ打ちしても機械的にならず、まるで人間が演奏しているかのような細かな変化が加わる機能の事です。
何パターンも収録したサウンドをランダムに発音させることらしいです。
この機能のおかげで、1音づつ微調整を加える必要が無いのでとても時短になります。
3)とにかくサウンドがいい
丁寧に制作された34GB以上(Trilogyの10倍)のコアライブラリーは、全てハイクオリティ。
プリセットも即戦力なので、サウンドメイクが苦手という方でも安心して使用できます。
SPECTRASONICS社の製品は、無償のアップデートが不定期で行われており、便利な機能が随時追加されます。
まだ、ベース音源を持っていないのであればまずTrilianをオススメしますよ!
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / MODO BASS (シリアル電子メール納品)
従来のベース音源は基本的にサンプリング方式を採用しているのですが、MODOBASSはフィジカルモデリング技術を用いたエレクトリックベース音源になっています。
そうすることで、カスタマイズの幅が一気に広がりました。
また、HDD/SSDの容量を圧迫しないので、ソフトウェアの管理も楽になっています。
サウンド面では、時代やジャンルを代表する12機種の代表的なベースをモデリングしています。
- 演奏方法(スラップ、フィンガー、ピック)
- 弦の種類
- ピックアップの種類/配置位置
- スケール
- チューニング
- エフェクター
- アンプ
など、まるで本物のベースをカスタマイズしているかのような操作感で使用できます。
僕の場合は、シンセベースは「Trilian」でエレキベースは「MODOBASS」という使い分けをしています。
TOONTRACK ( トゥーントラック ) / EZ BASS/BOX
2種類の丁寧にサンプリングされた5弦ベースを収録(モダン&ビンテージ)したエレキベース音源。
演奏の際に発生するピッキングノイズやフレットノイズを余すことなく収録することで、とても人間味あふれるベースラインを演奏してくれます。
最大の特徴は、ドラムやピアノなどのMIDIやオーディオデータから自動的に一致するベースラインを作成してくれる機能。
ベースの知識が無い方や、時短したい方にはとても嬉しい機能ですね。
収録サウンド自体は少ないものの、EZ BASS独自のユニークな機能はとても魅力的!
高コスパなのも嬉しい!!
数多くのベース音源の中で、もっとも初心者に優しい製品だと感じました。
UJAM ( ユージャム ) / Virtual Bassist Royal
ソフトなバラードからロックまで幅広いジャンルで活躍するオールラウンドなベース音源。
- キースイッチによって1,380種類のフレーズを演奏するPlayer モード
- マルチサンプルにより自由な演奏が可能なInstruments モード
を使いこなすことで迅速かつリアルなベースラインが打ち込めます。
演奏に必要なパラメーターを一目で把握できるので、初心者でも安心してサウンドメイクを楽しむことができるでしょう。
※指弾きサウンドのみの収録になります。
他にも、ロックからハードロック向けのベース音源もあります↓
UJAM ( ユージャム ) / Virtual Bassist Rowdy
ご自身の制作ジャンルに合わせて選択できるのも嬉しい!
UJAMならではの、シンプルな操作感はプロ・アマ問わず重宝すると思います。
セール時だと、かなりお得に購入できるので気になった方はチェックしてみてくださいね!
以上、オススメの音源紹介「ベース音源編」でした。
各音源の中でも比較的安価なものが多いので、導入しやすいと思います。
楽曲のクオリティを上げたいならまずは、ベースを見直してみてはいかがでしょうか!
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