

今回はどうしましょ?
今回はね、ナットについて!
ナット?またシブいパーツを…
ボディ、ネックなど諸々やって来たのでもうシブいパーツしか残ってないのさ。
そうですけど…そんなに語れるかなあ?
そうか、ベースのナットはギターに比べたら種類が少ないかもね。
そもそもギターのほうが豊富だということすら、知らないです(笑)
そうか(笑)でもその前に!ナットとは?を解説しよう!
よろしくお願いします。
Wikipediaによると!
お。事前に調べたのですね。
よく蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品。一般的に「糸引き納豆」を指す。 (Wikipedia)
ん?
どうだ!?
それって…
フフフ…
納豆やないかい!!
ウッ、鋭い!
鋭い、じゃなくて(笑)
ほら、最近はタレの種類も豊富だし、ひきわりもあるし!
納豆だけに粘るなあ…まだ続けます、それ?(笑)
ゴメンナサイ!
分かればええねん
甘納豆ほど甘くはないか…
なんか言いました?
もとい!…ナットはクチで説明しづらいなあ…ヘッドのペグに巻きつけてある弦はナットを通って指板上を渡り、ブリッジへとたどり着く…!
うーん、たぶん初心者の方に伝わりません。こちらの画像をどうぞ。
この部品ですね。
えーと、最近ナットの溝を削り直してもらって調整してもらったらギターの調子が良いので、ナットって意外と大事だなーと思ってさ!
ですよね。弦のヘッド側の接点ですからね。
うん、ついついブリッジを重視しがちだけどさ。同じくらい大事なのでは、と。
たしかに…
で、ナットの種類なんだけど。
教えてください。
昔からあるのは牛骨。加工しやすいプラスチック、あとは金属のブラスとかかな?
けっこう音も変わりそうですね!
そうだね。プラスチックは軽い音、牛骨は分離の良い音、ブラスはフレットを押さえたときと開放弦との音質の差を少なく出来るらしい。
へー。ゼロフレットみたいな意味合いになる…のかな?
そうかもね!他には象牙、人工象牙などがあるらしい。僕もあまりいろんなナットの経験が無いけど、ギター用のナットにはさらに変わり種が!
お?なんでしょう?
フロイドローズ搭載機などでは、ロック式のナット!
ありますねー、レンチ必要なタイプ。
それと、ローラーナット!
ローラー?
字の如く、ナット上の各弦の通り道に滑車が付いてる!
へえ、さすがにベースでは見ないですね。
だよね、基本的にはアーミングした際のチューニングの狂いを少なくするためのやつだから。
なるほど、アーミングして前後に動く弦をナットのローラーで滑らせるわけか…じゃあベースでは一般的ではないですね。アーム付のベースだとあるのかな?
昔、ローラーナット搭載のギターを使ってたことがあるけど、良かったよ。アーミングどうこう、っていうよりも、シンプルなコードを弾いても金属的な響きが足される感じがあって好きだったなあ。
そもそも音質に影響するんですね
きらびやかなの!
きらびやか…好きそうですもんね。
好き!
普段使ってると、ヘタってきて弦がナットから外れやすくなって初めて意識したりしますけど、音の響きが変わってくるとなると…色々試したくもなってきますね。
そうだね。サウンドハウスのサイトを見ても、千円前後からあるみたいなので…手を出しやすいパーツではあるかもね。
→ ギター用パーツ・ギター用ナット一覧
→ ベース用パーツ・ベース用ナット一覧
ホンマや。めっちゃある。しかも、ホンマにギター用は多いですね。ベース用は2ページしかないのに、ギター用は8ページもある…頑張れ!ベース用!(違う)
がんばれー。ベース用だと弦と接する面積も大きくなるから影響も大きいかもね。あ、これ面白い。弦ごとに高さを変えられる、だって。
奥が深いですね、ナット…
今まで雑に扱ってゴメンナサイ
たしかにあまり意識してなかったですね。
テスコ ギターをハードに使ってるうちにナットが外れちゃったんだけど、そのまま使ってた。雑でゴメンナサイ
どーゆーこと?
ナットってさ、弦で上から押さえつけちゃうから、接着剤でくっつけ直さなくてもいーかー、とそのまま使い続けてたの…僕…
なるほど。因みに、自分も同じ様な経験あります…ごめんなさい。
ふふふ
あ。自分のレコーディング等でのメイン楽器・Mike Lull のジャズベ見たら、ナットが二色だ。これは牛骨とブラスの組み合わせなのかなぁ?意識して見てなかったから…今気づいた(笑)
ホントだ。珍しいね。
ですね…ネット検索してもこの仕様は出てこないなぁ。レアな仕様なのかな?これ…交換する時は同じヤツ無くて困りそうだなぁ(苦笑)
互換性が無いのは大変だね。変な楽器?の宿命でもあるけど。
そうですね…そういえば、そもそもスタインバーガーやらバッカスのヘッドレスを使ってる自分からすると、ナットに対する見方はちょっと変わってきますね…(笑)
あ。それは触れないでおいたのに(笑)と、いうわけで意外と奥が深いナットの回でした!ナットにも気を遣ってより良い楽器ライフを!そう、すべては?
愛ゆえに!
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