
こんにちは!
作曲家のKaoruです。
今回はMIDIを操作するのにとても便利な「フィジカルコントローラー」についてのお話しをしたいと思います。
作曲家やDTMをしている方なら何となく知っていると思いますが、ギタリスト・ベーシスト・ドラマーのようなプレーヤーの方にはあまり馴染みがないかもしれないので、なるべくわかりやすくまとめていきますね!
まず、フィジカルコントローラーとは何かというと、MIDIを操作するためのハードウェアなのです。
その名の通り「フィジカル=物理的に」「コントローラー=操作するデバイス」ということ。
実際に各社様々な製品を販売していますが、どれもツマミやフェーダーが沢山装備されています。
デバイスが好きな方ならとてもワクワクするデザインをしていますね!
このフィジカルコントローラーですが・・・・・正直言って必須アイテムではありません!!
操作を楽にしてくれるものなので、細かい作業が苦じゃない方だったら要らないと思います。
(※あくまでも私の意見ですので参考程度に、、、)
しかし、フィジカルコントローラーを使用すると細かな作業を直感的に素早く行うことができるので時短にもなるし、インスピレーションが湧いてくるのでアイデアが浮かばずに悩んでいる方にとてもおすすめのデバイスです。
これまでとても多くの製品が販売されており、その中にはとてもユニークなものもありますのでご紹介していきたいと思います。
KORG ( コルグ ) / nanoKONTROL 2 BK ナノコントローラー MIDIキーボード
とてもコンパクトでリュックにすっぽり入る持ち運びやすいコントローラーです。
デスクを圧迫しないので、置き場所に困らないのも嬉しいですよね!
8チャンネル分のノブ、フェーダー、3つのスイッチを装備しており、それぞれパン、ボリューム、ソロ/ミュート/RECに対応し、複数チャンネルのオートメーションを記録するのに便利。
シンプルながら最低限必要な機能は全て備えています。
無料でダウンロードできるKORG KONTROL Editorと連携することで、自由にカスタマイズすることができるため、ご自身の環境に合わせれば作業効率が向上すること間違いないでしょう!
現時点では価格も約5,000円台とフィジカルコントローラーの中でもかなり安価なので導入しやすいです!
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM NANO フィジカルコントローラー
MIDI関連機器でかなり支持されているICON DIGITALの代表的な製品。
10ビットの解像度を持つタッチセンス付き 100 mm モーターライズドフェーダーやチャンネル名やパラメーター値を表示するバックライト付きLCDディスプレイを搭載。
コンパクトなボディながら操作性・機能性にかなり優れています。
拡張性があり、同社の↓
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM D2
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / Platform D3
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM B+
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM X+
を接続することで快適性を格段に上げてくれます。
ここまで拡張性の高いフィジカルコントローラーはICON DIGITALしかないと思います。
ワイヤレスで動作する↓
ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM NANO AIR
も販売されているので配線に悩んでいる方はコチラを購入すると良いのではないでしょうか!
Expressive E ( エクスプレッシブ・イー ) / Touche SE
コチラはこれまで紹介したものとは一線を画すアイテム。
見た目では「なにこれ、、、」って感じですよね!
Touche SEは、タップする、押し込む、スキン上で指を滑らせる等の操作で様々なパラメータを操作させることができるのです。
例えばヴァイオリンなどの抑揚が必要な楽器を操作する場合に、徐々に押し込むことで音量を上げていくことができます。
そうすることで、よりリアルな演奏を再現することができるのです。
生楽器はもちろんですが、シンセサイザーのようなデジタルサウンドにも相性抜群!!
付属されているLie(リエ)というソフトウェアを使用することで、面倒なマッピングを簡単に行うことができます。
しかし、CPUの占有率がとても高いためかなりハイスペックパソコンでないと十分に使用できない場合があるそうなので、ご自身のPCスペックを確認して購入してください!
上位機種の↓
Expressive E ( エクスプレッシブ・イー ) / Touche
では、USB、MIDI、CV接続に対応しているそうです。
Enhancia ( エンハンシア ) / Neova
こちらは見た目通り、指輪のように装着し、空中で手を動かすことでコントロールすることができるアイテム。
元々は、障害を持つ子供たちが空中で手を動かすだけでドラム演奏を楽しめるように開発されたそうですが、その技術を応用し、全ての音楽家に向けて販売されました。
手を左右に傾ける、指を上下に動かす、手首を回すなど様々モーションを認識するのでシンプルながら自由度が高いようです。
ライブパフォーマンスに取り入れたりしても良いと思います。
アイデア次第で様々な使い方がある面白い製品だと思いました!
以上、フィジカルコントローラーについてご紹介させていただきました。
どれも自由度が高く面白い製品でしたね!
今後、更に面白いアイテムが誕生する予感がします!
気になった方はチェックしてみてくださいね!
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