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ZOOM 「MS-200D+」実機レビュー!

2025-09-09

テーマ:ギター

皆さんは歪みエフェクター、何を使っていますか?ギタリストにとって歪みは、サウンドの中核を担う非常にこだわりがいのあるカテゴリーかなと思います。
そんな歪みエフェクターの一つとして、この「MS-200D+」、新たな選択肢になるなと実感しました!実際に触ってみて感じたことをまとめてみますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

まず「MS-200D+」についてご紹介

ZOOM ( ズーム ) / MS-200D+ MULTISTOMP

ZOOM ( ズーム ) / MS-200D+ MULTISTOMP

本機はこのコンパクトな筐体に、なんと200種類以上の歪みエフェクトが搭載されたマルチペダル。まさに歪みに特化したマルチエフェクターとなっています。オーバードライブ、ディストーション、ブースター、ファズの4カテゴリーに分類された歪みと、プリアンプ・エフェクター、そして「TOOL」として用意されているノイズゲートとイコライザーが搭載されています。

これらのエフェクトの中から任意の2エフェクトを組み合わせたパッチメモリーを最大250種類保存可能で、直列接続だけではなくパラレル接続や、二つの歪みを交互に切り替えるオルタネイト接続も可能。プリセットの切り替えや、プリセット内のエフェクター切り替えはフットスイッチの周りに配置されている黒いスイッチで行えます。
そこまで複雑な操作は無いように感じましたので、初めてマルチエフェクターを使う!という方でもすぐ慣れることができるのではないかなと思いました。

便利なチューナーも搭載!

個人的なおすすめポイントとして、チューナー機能がいいな!と感じました。フットスイッチを長押しするとチューナーが起動する仕様です。
まず視認性がよく、チューニングしやすいです。
そして、ディスプレイ下部に「BYPASS」と表記されていますが、これは「MUTE」にも切り替えが可能。単純にチューニング時はミュートにしたいという場合であれば「MUTE」にすればいいですし、例えば直列接続のプリセットを使用していて、フットスイッチで一気に2つのエフェクトをオフにしてバイパス音に切り替えたいという場合は「BYPASS」に設定しておけばその用途に応えてくれますよ。結構便利な機能だと感じました!

圧巻の収録エフェクト!

冒頭に紹介しました通り、本機にはなんと合計で200種類以上のエフェクトを搭載しています。それも歪みに特化したエフェクトで、です。すごいですよね。

「LIBRARY」ボタンを押すと、右の画像のようにディスプレイが表示されまして、ここでパッチ内のエフェクトを変更することができます。歪みのカテゴリーごとにディスプレイのカラーが変わって楽しいです(笑)。ちなみに右画面はファズカテゴリーで、ピンク色です。フットスイッチの周りに配置されている黒いスイッチを押してカテゴリー・エフェクトを変更することができます。実際に音を出しながらテンポよくエフェクトを切り替えることができるので、たくさんのエフェクターを試奏しているような気分になって、それだけで時間がどんどん経ってしまっていました!それぞれのエフェクトには一つ一つデザインが登録されており、音だけではなく「見て楽しい」というエフェクターの楽しみを味わえる、いい設計だな~と私は感じました。

搭載されているエフェクターのサウンドですが、私としては十分遊べて、好みのエフェクター・セッティングに関しては実戦で活躍するレベルのクオリティだと思いました。デジタルマルチエフェクターで歪みを作るのにやや抵抗があるというプレイヤー層も一定数いるのかなと思いますが、「デジタル」「アナログ」というのを超えて「歪み」というカテゴリーとして一つの選択肢になりうるだけのクオリティは十分にあると思います!

私は特にクローン系の歪みがお気に入りでして、その中でもこの「TS+BOOST DRIVE」が好きでした!あのいなたい感じが出ておりとても実用性が高く、かつブースター機能が入っているという、かなりお得感のある1台。この後にファズやディストーションをつなげば実質3台分つなげることにもなりますね(笑)。

とにかく収録されているエフェクト数が膨大ですので、色々チェックしている中でお気に入りのエフェクターが見つかること間違いなしだと思いますよ!

どんな方におすすめか?

まず、初心者の方にはおすすめできると感じました。まだ歪みエフェクターを持っていないという方で、とりあえず色々なギターサウンドを出してみたいんだ!という方には最適解になるのではないかなと思います。サウンドバリエーションがもはや無限大ともいえる本機ですので、まず歪みとはどういうものなのかというのを学ぶという観点からも、とてもいい選択肢になると思います。まず本機で色々なサウンド・セッティングを試したうえで、次のステップとして単体の歪みエフェクターを手にしてみると、よりその単体機種を使いこなすことができるようになると思いますね。

もうすでに自分の使う歪みが決まっている!という方にしてみると正直本機は実戦での使用という面では魅力が薄れるかもしれません。ただ、歪みが好きで色々な機種を集めているという方々にとっては、十分本機を手に入れる価値があると思います。この価格では考えられない数の歪みが入っていますので、それらを一つ一つ鳴らして遊ぶだけでも価格分の体験になるだろうと私は感じますね。その中で自分の好みにはまるエフェクトがあればレコーディングやライブで試してみようという気持ちになると思います!

最後に

ここまで、「MS-200D+」を触ってみての感想をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。私個人としては「歪みの宝箱!」という感じでとてもワクワクしながら遊ぶことができた1台でした(笑)。皆さんもチェックしてみてはいかがでしょうか!

営業部 / 内田 陸斗

ジャズマスター使いの某オルタナティブ女性ギタリストにあこがれて、高校からギターを始めました。テクニックはあまり習得していませんが、気合と歪みで乗り切ってきました!もっと真剣に練習やってればなーと少しだけ後悔も。音楽以外には野球やイギリス文学が好きです。

ZOOM / MS-200D+ MULTISTOMP

ZOOM

MS-200D+ MULTISTOMP

¥11,624(税込)

ギター用エフェクター、マルチ・ストンプ

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