KYAS Ukulele Solo Concert ―Love of my Uke! tour in THUMBS UP―

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2025-05-02

2025年4月25日、金曜日。
この日はウクレレ奏者KYASさんのワンマンライブが横浜で開催されるということでお邪魔してきました！

KYASさんにはPLAYTECHのウクレレの試奏をしていただいています♪

PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK405

PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK350 BAMBOO

会場は、横浜駅から徒歩圏内にあるライブバー＆レストラン「THUMBS UP」。
横浜らしいアメリカンな雰囲気！ハンバーガーがおすすめだそう(*´ρ`*)

少し早めに到着したつもりでしたが、会場ではすでにたくさんのお客さんが食事を楽しみながら開演を待っていました。

開演時間になり、KYASさんと一緒にステージに登場したのは、ゲストプレイヤーのベーシスト谷口テッペイさんと、ピアノ＆アコーディオン奏者の秦コータローさん。今夜はこの3人のアコースティックライブ！

谷口さんはKYASさんの拠点である高知の音楽仲間。秦さんは休養からの復帰後、久々の共演とのことでお客さんたちも「おかえりなさい」と温かい拍手で迎えます。

「嬉しいね」と3人で演奏できることを感慨深げに言葉にするKYASさん。

ポップな楽曲「SUNNYSHA」から元気に始まった1部のステージは、オリジナル曲を中心に進行。心地の良いインスト曲と、笑いありの軽快なMCが会場の空気をふわっと軽くしてくれます。

この日は、前日届いたばかりのバリトンウクレレをお披露目！ウクレレメーカーのaNueNueがKYASさんのために特別に製作したものだそう。大きなボディから放たれる音は、柔らかくて、ふくよかで、深みのあるサウンド。メロウな楽曲「Blue night」と相性抜群でした。

「みなさん拍手が上手ですよねー！大きすぎず小さすぎず、スピードも丁度良くて嬉しいです！」

手拍子上手なお客さんに頼るように始まったのは、ラテンの雰囲気たっぷりの「TICO TICO」。1部はこの曲で一旦フィニッシュ♪

KYASさんの最新アルバム 6th Album「HummingBird」。
こちらの収録曲もたっぷり演奏してくれました！

2部は、高知のお菓子屋さんの店名をタイトルにしたファンシーな曲「コビトのオカシヤ」からスタート。

そこから「SPAIN」「ジンギスカン」「コーヒールンバ」という盛り上がり必至のカバー曲で一気にボルテージが上がります。お客さんの手拍子とも息がぴったり♪

「コーヒーやなくてテキーラって言われます(笑)」

確かにテキーラのほうがしっくりくるパッションでした。

KYASさんのステージは、ウクレレのライブということを忘れてしまうくらい、楽曲の振り幅が広い！こんな曲もウクレレで表現できるんだ、とワクワクさせてくれます。

「旅をしながら、いろんなところで演奏していると、出会った人たちの生き方を知りたくなってしまう。人生ってドラマチックだと思うんですよ」

そんなMCを前置きに、人それぞれのストーリー、それぞれが残してきた軌跡をテーマに作った新曲「Passeage」を披露。なんだか存在を肯定してくれるような優しさに満ちた楽曲。救われるような気持ちになったのは私だけではないと思います…。

ラストナンバーが終わると、客席からは惜しみない拍手が。アンコールに応えてもう1曲。

「みんなが帰り道、雨で濡れないようにこの曲を」

と演奏したのは、おしゃれでゴキゲンな楽曲「On the sunnyside of the street」。

爽やかで、愛情深くて、ときに情熱的で。ウクレレってとっても情緒豊かな楽器なんだなあと、KYASさんのライブを拝見すると思わされます。

ひたすらに癒された横浜の夜。
みなさんもぜひKYASさんの演奏に触れてみてください♪

■ KYASウクレレソロワンマンLIVE at THUMBS UP セットリスト

1部

SUNNYSHA
Humming Bird
みそら
夕暮れカーニバル
Blue night（バリトンウクレレで演奏）
TICO TICO

2部

コビトノオカシヤ
SPAIN
ジンギスカン
コーヒールンバ
Passeage（新曲）
Summer Paradise

On the sunnyside of the street
木漏れ日NOTE

■ KYASさん　プロフィール
世界を旅するウクレレ＆ギタープレイヤー
ジョージハリスンの弾くウクレレに衝撃をうけ、ウクレレを弾きはじめる。自身の独特な奏法とスタイルは話題を呼び、2007年には日本唯一のウクレレコンテスト「第4回ジ・ウクレレコンテスト」にてテクニック賞を受賞。以降、アジアを中心に国内外10ヵ国で演奏活動を広げる。2016年リリースされた2nd アルバム「夕暮れカーニバル」は、ハワイのグラミー賞と称されるナホクハノハノアワードにノミネートされる。一方で近年はオンラインでの活動での音楽普及に力を注いでおり、定期的にオンラインでのWS・フェスを開催。国内外のミュージシャンとの共演が注目を集めている。2022年5月10日、3年ぶりとなる新作Lemongrass strummers をリリース。現在コンサートツアーを行っている。
高知県在住

当日の模様を少しだけ公開！