海外をはじめ、日本でも人気になってきたスマホ用の小型ワイヤレスマイク。
TikTokやYouTubeショートを見ていると、ワイヤレスマイクを使っている人をよく見かけるようになった印象です。
離れた画角でも声をしっかり収録できるため、多くのクリエイターに愛されています!
最近になって流行してきたこともあり、正直まだ使用イメージが湧かない方も多いのでは?今回はそんな方に向けて、レビューブログを執筆しました。
ぜひこれから動画作成にチャレンジしようと思っている方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
今回レビューする商品はこちら!
Saramonic ( サラモニック ) / Blink500PRO B2W カメラ/スマホ用ワイヤレスデュアル 3.5mm
まずは中身をチェック

ざっと出してみたところ、こんな感じでした。
マニュアルを確認したところ、下記が入っているようです。
- 受信機x1
- 送信機x2
- ラベリアマイクx2
- ラベリアマイク用クリップx2
- ラベリアマイク用ウインドスクリーンx2
- 充電用ケースx1
- セミハードケース
- 3.5mm TRS-TRSカメラ用出力ケーブルx1
- 3.5mm TRS-TRRSスマホ/タブレット用出力ケーブルx1
- 充電ケーブル(USB C-USB Ax1、MICRO USB-USB Ax1)
- 取扱説明書(英文)
ここには書いていませんが、Saramonicステッカーも入っています。
個人的にはこれもうれしいです(笑)
セミハードケースは、思ったよりも頑丈に作られており、バッグの中に他のものと一緒に入れたりしても多少の圧には耐えられそうな印象。

上がセミハードケース、下が充電ケースです。
セミハードケースの中にすっぽりと充電ケースが収まります。そこまで重たくないため、持ち運びしやすい印象を受けました。
ホワイトカラーを選んだ理由
Blinkシリーズは、ブラックとホワイトの2カラーをラインナップしています。
ホワイトカラーの魅力は、白い服装に馴染むという点です!!
服装が白いときにマイクをつけると、黒いケーブルやマイクが目立って見えたりして、存在感が強くなってしまう・・・・・・
そんなとき、このホワイトカラーならマイクの存在感が抑えられます!
「それならホワイトカラーのワイヤレスマイクならどれでもいいじゃん!」
と思う方もいるかもしれませんが、スマホ用ワイヤレスを多く取り扱っているサウンドハウスでもホワイトカラーのモデルはこちらのみ・・・。そもそもホワイトカラーのワイヤレスマイクは、とても珍しいのです!
他のお店で販売されているワイヤレスマイクだと、たまにホワイトカラーのモデルを見かけることもあるのですが、ほとんどが送信機本体をそのまま胸元に付けるタイプ。つまり、マイク入力がなく、送信機内蔵マイクを使うモデルです。最近はホワイトカラーのモデルに限らず、送信機内蔵マイクのみのモデルが一般的となっています。
しかし、Blink500はマイク入力があるため、付属のピンマイクが接続できます!送信機本体をそのままつけるより、圧倒的に存在感が抑えられますね。
しかも、ピンマイクのケーブルから胸に取り付けるクリップまで、しっかりホワイトカラー!ちなみにウィンドスクリーンを取り外しても白!



着用画像のようなワイシャツにはもちろん、白いウェディングドレスにもいい感じに馴染むので、結婚式のVlog撮影にも使えそうです!
ワイヤレス本体をチェック
それでは気になる本体をチェック。

パカッ!
こちらはデュアルタイプのモデルとなるため、充電ケースの中には、送信機×2と受信機×1が入っています。
コロンとした見た目でかわいらしさがありますね。
充電ケースの中に入れて保管するため、基本的に充電切れの心配はなさそう。
充電ケースは付属のケーブルで充電できます。
送信機について

ペアリングされている状態の送信機の液晶はこんな感じ。
左上から、RFレベルインジケーター、ペアリング状況、電池残量。真ん中が音量レベル。下の「5/6」がゲインとなっており、ゲインは6段階で調整可能です。
ステータスが一目でわかるのはありがたい!
受信機について


左がABどちらもペアリングできている状態で、右がBのみペアリングできている状態です。ペアリングされていると、送信機のマイクゲインや電池残量のステータスがチェックできます。
また、受信機側のヘッドホンボリュームの調整ができる点もいいですね!
必要な機能がちゃんと搭載されている印象を受けます。
実際に使ってみた感想

使ったものはiPhone13。iOSは17.4です。
ケーブルは以下を使用しました。
BOYA ( ボーヤ ) / BY-K1 3.5mm TRS to Lightning 変換アダプター
受信機のLINE OUTへ接続し、このケーブル1本でそのままLightning端子につなげられます!
3.5mm側がメスのものはよく見かけますが、3.5mm側がオスとなっておりなかなか珍しい商品。3.5mm出力ジャックを搭載したマイクを接続するためのケーブルとなっており、iPhoneで再生された音声を取り出すことはできませんのでご注意を!
あまり広い場所がなく、10mくらいの距離でチャレンジ。
音が途切れたりすることはなく安定していました。カメラに背中を向けて喋っても問題なく収録ができ、音質もクリア。
そして、何より手軽。iPhone側での細かい設定は不要です。
電源を入れれば自動的にペアリングされるため、すぐに撮影を開始できました◎
ピンマイクは内蔵マイクと比べて、より周りの音を拾いにくくなる印象です。
個人的には送信機の内蔵マイクを利用し、ハンドマイクのように手で持って使うのも好きです。
Blink500とBlink500PROの違い
今回紹介したものはBlink500のPROシリーズで、液晶付きのモデルとなります。
Blink500にはPROがつかないスタンダードモデルもあり、こちらには液晶が付いていません。
Saramonic ( サラモニック ) / Blink 500 B2W カメラ/スマホ用ワイヤレス デュアルマイク 3.5mm
とりあえず簡単に撮影をしたい!という手軽さをお求めの方は、スタンダードモデルがおすすめです。
音量調整などは本体の側面にある調整ボタンで操作可能。電源ボタンの周りのLEDライトの光り方が変わってくるので、それを見ながら調整します。
こちらのモデルを使ってTikTokを撮影した検証動画があるのでご紹介!
@soundhouse_jp スマホ用ワイヤレスマイクすごすぎ! 途中で先輩が入ってきてがっつり喋ってましたが全然声入っていないのびっくりです(笑) #サウンドハウス #ワイヤレスマイク #スマホ用マイク #動画撮影テク #動画撮影 ♬ オリジナル楽曲 - サウンドハウス
オフィスの一番長い通路が40mの直線だったため、実際にチャレンジしてみたところ、40mしっかり届きました。
実際に環境によって異なるとは思いますが、障害物がない広場等だったら結構遠くまで音を拾ってくれるかもしれませんね。
■ Blink500シリーズ商品動画
さて、いかがでしたか?
サウンドハウスでは他にもたくさんのスマホ用ワイヤレスマイクを取り扱っています。
動画制作に活用していただければ嬉しいです!