手軽な価格で人気を博しているBEHRINGERのオーディオインターフェイス。興味はあるけど「具体的に録音ってどうやるんだ?」とお思いの方も多いかもしれません。Macの場合は「GarageBand」など、元からインストールされている高機能な録音ソフトを利用します。Windowsのパソコンを使っている方は、通常は別途録音ソフトを用意する必要があります。Windowsでは定番ともいえるフリーの録音ソフトAudacityというものがあり、今回は導入方法をご紹介しようと思います!
■ Audacityとは
以前はBEHRINGERのWEBページから直接ダウンロードができるなど、手軽な録音では使用が推奨されていたフリー録音ソフト。
DAWソフトではないため、多チャンネルのレコーディングやASIOドライバーは利用できませんが、シンプルな録音、テープ等の音源をデジタル化する等の用途で定評のあるソフトです。
今回はBEHRINGER/UCA222というステレオRCA入力をもつオーディオインターフェイスを組み合わせます。
さて、それではAudacityダウンロードの手順を見ていきましょう!

はじめに https://www.audacityteam.org/ にアクセス

と表示されたら数秒待つと自動でダウンロードが開始されます。
もし開始されない場合、画面中央のDOWNLOD AUDACITYからも直接Audacityのダウンロードが可能です。

ダウンロードされたファイルを開く

お好みの言語を選択。

「次へ」をクリックしてセットアップを進めます。


デスクトップ状に作成されたAudacityを起動。
※WindowsのスタートメニューからでもOKです。

初回起動時はこのような案内がでますが、とりあえずOKを押して進めます。
※お好みに応じてヘルプを参照したり、次回から表示しないにチェックを入れられます。

赤枠のマイクとスピーカーの部分をそれぞれ接続しているBEHRINGERのオーディオインターフェイスに設定します。
インターフェイスのモデルにより表示名が変わるかもしれません。今回は「USB Audio CODEC」という名称のため、それぞれをその名称のデバイスへ設定します。
※この作業では下記の2点を設定しています。
・録音するときにどのデバイスから入力される音をレコーディングするか
・再生するときにどのデバイスの出力端子から音声信号を出すか
この作業で正しい物を選んでいないと、デバイスをUSBで繋いでいても音の入出力ができない状態になります。
準備ができたら録音ボタンを押してレコーディングをしてみましょう!
録音ができたら下記のように書き出しの操作をすることで、音声ファイルをパソコン内に作成できます!

手軽に導入できるBEHRINGERのオーディオインターフェイスとフリーの録音ソフトAudacity。
ぜひご活用のうえ、みなさんもレコーディングをお楽しみください!