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Roger Mayer VOODOO-1を作っています。

2025-11-10

テーマ:ギター, Tips&お役立ち

こんにちは最近、夕食をとった後にソファに座っていつの間にか眠ってしまい、気が付いたら午前4時過ぎだった者です。
夕食後って妙に気持ちが良くなるので、たまにやっちゃうんですよね。
ご飯食べて片づけ終わったらなんか別のことをするか、さっさとお風呂にでも入ってしまえば良いのはわかってはいるのですよ。
でもなぜかソファに座って、ぐでぇっとしちゃうんです。
しかも季節の変わり目にやらかすのは結構危ない。
ちょっと涼しくなってきたな、そろそろ暖房つけようかな?どうしようかな?くらいの時期の明け方が本当に寒いんです。
マジで体壊します。
しかも実は10月の間に2回もやっちゃってて…体調崩すってわかっているのに…ん~つくづく愚かですねぇ~。
幸いにも私は体調に変化はなかったのですが、油断すると本当に体を壊しかねないので、皆さんも気をつけてくださいね。

さて先月のブログからVOODOO-1の製作を行っていますので、今回はその続きです。
内容としましては基板に素子を取り付けてケースの穴あけまでとなっておりますので、最後まで読んでいただけると幸いです。


まずは基板に素子を取り付けていくのですが、基本的には背の低いものから取り付けていくのが比較的楽です。
なので、まずは抵抗とダイオードあたりから取り付けていきます。
この時、人によっていろいろとやり方があるかと思いますが、私のやり方はこうです。

全ての抵抗とダイオードを穴に入れます。
そしたら、その上からマスキングを貼って固定します。

で、クルッとひっくり返して余計な足をバチバチッと切りまして、ハンダ付けすると次の写真のようになります。

我ながらパワープレイだなと思うのですが、【モノ作りの基本は固定すること】これが一番大切だと考えていますので意外と理にかなってはいるのかなと思います。
実際イロイロと試したなかで今のところはこの方法が一番やりやすいですね。
後はソケット→フィルムコンデンサ→電解コンデンサみたいな感じで同じように作業すると基板の完成です。

今回、クリッピングダイオードはソケット仕様にして後から交換できるようにしています。
これに関して、自作エフェクター界隈では賛否両論あるかと思いますが、個人的には本人が良ければそれで良いと思っているので、結構クリッピング部分にはこの方法を使います。
次にオペアンプについてです。
オリジナルはLM308が使われているのですが、このオペアンプは今となっては結構レアで、手持ちがないので、とりあえずTL071でも入れとくかみたいなノリですね。
同じオペアンプを使用しているRATの自作界隈では現行品に使用されているOP07を使うのが定番のようですが、それも手元になかった…
ってかシングルオペアンプを自体滅多に使わないので、手持ちが少ないんですよ。
価格もちょっと高いし。
オリジナルと違うオペアンプを使いますので、詳しい方からしたらスルーレートに差があるなどイロイロと思うことはあると思いますが、今回は大目に見てください。
今後、入手できたら交換しようと思います。
ってな感じで基板は終了です。


次にケースの加工に入ります。
アルミ筐体の事はエンクロージャーといった方が良いのでしょうが、ケースの方が読んでいる方もわかりやすいかと思いますので、このブログの中ではケースでお願いします。
で、今回使うのはTAKACHI/TD6-11-3Nと言いたいところですが、残念ながら家にあったどこのメーカーかよくわかんない、ってかメーカーとかあるの?みたいなケースで作ります。

ちなみにTAKACHI/TD6-11-3Nはとても耐久性に優れた素晴らしい商品で、弊社でも取り扱いがございますのでリンクを貼っておきますね。

TAKACHI ( タカチ ) / TD6-11-3N

TAKACHI ( タカチ ) / TD6-11-3N

自作の際はぜひ弊社での購入をよろしくお願いいたします!!!!!

今回は塗装までやりますので、まずはケースの面出しと塗装のアシがけのためにサンドペーパーでいい感じに磨きます。
それからお好みで穴あけの寸法をけがきましたらこんな感じです。

次に、穴をあける場所にセンターポンチで目打ちをして、ドリルでギュイーンと穴をあけます。

なんかよく見る感じになりましたね。
フットスイッチの穴がかなり下の方にありますので違和感があるかもしれませんが、個人的にこっちの方が踏みやすくて好きなんです。
多分これは結構自作エフェクターあるあるなんじゃないかと思います。

最後に塗装の前にマスキングテープで穴を塞いだら今回の作業は終了です。

これも塞ぐ派と塞がない派があると思いますが、なんとなーくでいつも塞いでます。
あ~でも今、ブログを書いていてふと思ったのですが、よくよく考えるとどっちでも作業工程的にあまり変わらない?ってか、もしかしたらマスキングしない方が楽?
まぁケースの中に付着する塗料の量は変わりますが、あんまり不都合もない気がしないでもない…。
今度作るときは穴を塞がないパターンでやってみようと思います。
これで一応今回の作業は終了です。

あと、マスキングテープを貼る前にとりあえず仮組してみました。

仮組みしてみると完成形が想像できてちょっと気持ちがアガリますね。


いかがでしたでしょうか。
今回は基板に素子を取り付けから、ケースの加工まで、エフェクターとしての全体像が徐々に見えてくる工程でしたのでとても楽しく作業ができました。
次回のブログではケースの塗装まで作業を進めたいと思っています。
せっかく自分で作るので、やっぱりその辺も自分好みにしたいというのが人の性!!
頑張って作業していきますので次回もよろしくお願いします。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
それではまたサウンドハウススタッフブログで会いましょう。 さようなら。

技術 / 野田 啓介

20歳でギタークラフトの専門学校に入学、卒業後は国内楽器メーカーに入社、国内のギター製造工場で組込み部として知識と腕を磨きました。ギター工場退社後は音楽関係とは異なる職に就きながらもミュージックスクールのサポートとして演奏や音響機器の取り扱い、イベントの設営などを行い積極的に音楽にかかわってきました。サウンドハウスでは主に出荷時の検品やピックアップ、ギター本体の配線、ネック周りの修理サポートも行っています。

TAKACHI / TD6-11-3N

TAKACHI

TD6-11-3N

¥1,826(税込)

自作エフェクター用筐体、アルミダイキャストボックス、64.5x31.8x115.5mm、TDシリーズ、未塗装バレル仕上げ

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