CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / DJBKIT 組み立て式DJブース

新登場のDJブースキット、なんと「組み立てやすさ」「頑丈さ」「コストパフォーマンス」の3拍子がそろった超すぐれものです。
組みたてマニュアルが付属しているのでそちらを見ても良かったのですが、存在に気付かずとりあえず組みたて開始！まずは4枚1組のサイドパネルをコの字になるように設置。メイン天板両サイドにあるポッチ(飛び出した接合部分)をコの字両サイドのはめ込み穴に合わせるように取り付けます。この際のポイントは、コの字の開き具合を微調整すること！ややタイトなつくりになっているため、位置を微調整しながら作業するとはめ込みやすいです。メインの組みたて作業は以上で終了。ドライバーや六角レンチなどの工具不要で組み立てできるのはありがたいですね。
基本的にはこれで十分なのですが、追加の中板(シェルフ)を入れると安定感がさらに増します。全体的な重心が下がって安定するのはもちろん、ブース内の収納能力も格段にアガります。下段に取り付ければレコードケースを、中段/上段に取り付ければPCDJコントローラーやタンテなどを収納しておくこともできます。また、モニタースピーカーを設置するためのコーナーシェルフもご用意。試しにJBLの「305PMK2」を置いてみましたが、少しはみ出るかなぁ～という感じ。安定感は十分ですが、滑り止めシートなどを併用すればさらに安心です。シェルフ、コーナーとも別売パーツですが、予算や用途に合わせてご検討ください。本体購入時に収納ケースバッグがついてくるのですが、うまくやれば追加シェルフもまとめて収納＆運搬できるのも嬉しいポイントです。本体重量約21kgあるため、台車などで運ぶのが良いかと！

さて、中板＆シェルフも付けた状態で実際に機材を置いてみた感想です。DJプレイに最適な高さで快適かつ、気になるグラつきもなく安定感抜群。XDJシリーズ中の現行最大モデル「XDJ-XZ」を置いても、テーブル左右にはこぶし1個分ほどの余裕があります。ターンテーブルを設置するなら、バトルポジション(縦置き)でDJミキサーは2ch仕様のものが良いかと思います。ただし、まずは載せたい機材のサイズを測ってみることですね。この際の注意点ですが、バトルポジションの場合はピッチフェーダーが奥に位置する形となります。コーナーシェルフを併用すると、場合によってはフェーダーを操作しにくいかと思いますのでご注意を！

総評ですが、とても使い勝手のよい簡易DJブースだと感じました。商品名としては「DJブースキット」となっていますが、店頭などでのインテリア、ワークショップなどのイベント時にDJBKITをいくつか並べても良いでしょう。使い勝手抜群、使用用途や使い方もあなた次第！いずれは、イベントのマストアイテムになること必至です！