楽器をやるからには練習はつきものですよね。特にドラマーは練習場所や練習ツールに悩まれている方は多いのではないでしょうか。永遠の悩み……と、悩み続けている方もきっといると思います。
私も日頃のドラム練習について悩みを抱える一人なので、そんな悩みを解決するかもしれない「電子ドラム」について考えてみました。現代のドラマーに最も身近な電子ドラムについて、メーカー別におすすめ商品をご紹介していきますので参考にしていただけると嬉しいです!

PLAYTECH ( プレイテック )
まずはこのブログを目にしているドラマーなら知っているであろう、弊社のオリジナルブランドPLAYTECHの電子ドラムです。
「PDS-150II」から「PDS-1000」まで幅広いクラスの電子ドラムをラインナップしており、そのどれもがお求めになりやすい価格を実現。幅広い熟練度のドラマーにお使いいただいています。

最も注目なのは、アコースティックドラムのルックスを目指し開発された「PDS-1000」です。
木製シェル構造を採用するだけでなく、Topシンバルのリアルな開閉の動きを再現したハイハットパッドやスネア・タム・バスドラムのすべてのテンション調整を可能にするメッシュヘッドは、アコースティックドラムを実際に叩いているかのような演奏感を生み出しています。
しかも衝撃的な価格なので、最有力候補として考えてしまうのは私だけではないはずです!!
PLAYTECH ( プレイテック ) / PDS-1000
ATV ( エーティーヴイ )
『楽器は人を感動させる力を持ち、ファンクションやスペックで語られるのではなく、もっとエモーショナルなもの』そんな楽器の魂とも言えるようなモジュールから生み出される臨場感のある音色が楽しめるATVの電子ドラム。音にこだわるドラマーにおすすめしたいブランドです。

おすすめはハイレゾでリアルなドラムサウンドを奏でる音源モジュール「xD3-SV」を備えた3シンバルの電子ドラムセット「EXS-3CY」です。モジュールのxD3には厳選されたリアルな音色のドラムキットや一線のプロ・ミュージシャンが作成した高品位なバッキング楽曲が収録されており、経験が長い玄人のドラマーも楽しむことができると感じます。
演奏感もアコースティックドラムに近くなるように設計されているため、よりリアルなドラム練習を行うことができるのも魅力の一つです。
PEARL ( パール )
続いては、電子楽器メーカー KORGの技術を"MERGE=融合"させた電子ドラムe/MERGEを開発したアコースティックドラムメーカーのPEARLです。とにかく打感やサイズについて、妥協を許さない高級なラインナップ!
アコースティックドラムにこだわるドラマーと関わってきたPEARLならではのこだわりが、音色のリアルさ、高速レスポンス、広いダイナミクス・レンジに表れています。

当然のようにリアルな演奏感を携えているe/MERGEシリーズですが、中でも私がおすすめしたいのは「EM-53HB」です。 好きな方には刺さると思うのですが、なんといってもシェル構造のバスドラムにドラムラックが採用されているこの組み合わせがかっこよすぎますよね!!叩きやすさや見た目など総合して考えると、ステージで電子ドラムを叩くならこのモデルです!!
YAMAHA ( ヤマハ )
ロングセラーシリーズDTX Drumsが人気を集めている世界的に有名な楽器メーカーYAMAHAは『世界的なスタジオ。信頼するドラマー。最高のコンディションの楽器。徹底したこだわりの環境のもと収録』と謳っていることもあり、サンプリングされた音源の品質がまさに最高峰。音質にこだわりたい方におすすめしたいブランドです。

『コンパクトなモデルに、最高の演奏体験を』というコンセプトの基に人気を集めているDTX6シリーズ。中でも「DTX6K3-XUPS」はスネアと全てのタムにYAMAHA独自のTCS(Textured Cellular Silicone)ヘッドを採用しており、最適な打感と静粛性が高いパッドで練習ができます。また、個人的にはiOS/Androidアプリケーション「Rec'n'Share」に対応しているのも使い勝手が良く、アプリで読み込んだ楽曲にクリック付加、テンポ変更、リピートができるなど、練習のための便利な機能が集まっているのも良かったです。また、ラックがとてもスマートなため、使わない時に収納しやすいのも魅力の一つです。
ROLAND ( ローランド )
最後はV-DrumsでおなじみのROLANDです。業界No1と言っても過言ではない品質で幅広いアーティストからの指示を集め、V-Drumsシリーズの電子ドラムは『#叩いてみた動画』でも観る機会が多いように思います。
電子ドラムといえば、ローランドのV-Drumsを思い浮かべるドラマーも多いと思いますし、どの価格帯を見ても高品質なモデルが並びます。

その中でもひときわ目を引くのはVAD(V-Drums Acoustic Design)シリーズです。高級なアコースティックドラムのようなデザインと表現力豊かなサウンド・高い演奏性は他のブランドの追随を許さず、最高峰の表現力を実現しています。自分の演奏を録音したり内蔵のコーチモードを使ったりすればアコースティックドラムを使うより、より一層ドラムプレイの上達が見込める、まさに最強のドラムだと思います。
いかがでしたでしょうか。メーカー別におすすめの電子ドラムをご紹介してきました。
ドラム歴が少し長めの私が良いと思ったものを紹介しているので、いずれの商品も少しお高めの物になってしまいました……笑
ですが、電子ドラムは大型の楽器ですしなかなか買い替えることも少なく、買い足すなんてもってのほか!
練習で悩みを抱えるくらいなら、初期投資と思ってドン!!と満足できるものを買ってしまうのも良いかもしれませんね!
今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。