PLAYTECHのバイオリンやビオラ、チェロなど、皆さんはどのようにチェック、検品が行われているかご存じでしょうか。このブログはそんな疑問を解消するべく、実際はどのように検品しているか写真付きでご紹介します!1本1本弊社に技術部がしっかりと調整、養生、検品のうえ出荷していますので、ご購入の際は安心してお選びいただけます。
■ 検品を行っている商品について
サウンドハウスではさまざまな弦楽器を販売しており、自社ブランドのPLAYTECHをはじめ国内メーカー品のYAMAHA、SUZUKI VIOLINなど種類は豊富です。上記に記載した国内メーカーの製品は基本的にメーカー側での検品となり、弊社では外装のチェックなどのみの点検を行っております。一方、PLAYTECHのバイオリンやビオラ、チェロなどの自社商品はすべて弊社技術部にて調整、点検、養生を行って、出荷をしています!
下の写真は実際に技術部での作業の様子です。ヤスリやノミなどさまざまな工具が見えますね!ここで駒の調整などが行われます。
■ どんな項目をチェックしているか
楽器の種類によって若干異なりますが、サウンドハウスでは下記項目を調整、チェックして出荷しています。駒については都度調整を行うことによって、楽器が弾きやすいよう弦高調整を行っています!
○ バイオリン ビオラ チェロ
- ボディにキズ、割れなどがないか
- 駒を実際に削り出し、演奏時の弦高に問題がないか
- ペグとアジャスターが問題なく回転するか
- チューニングを実際に行い、正しい音で調弦できるか
○ 弓
- スクリューは正しく回るか、また弓の毛は問題なく締めることができるか
- 松脂を実際につけてみて、弓の毛に問題なく塗ることができるか
○ ケース・アクセサリー
- ファスナーは問題なく締めることができるか
- チューナー、肩当て、松脂など付属品はセット品にすべてが同梱されているか
以上が項目です。エレクトリックバイオリンについてはこれらの項目に加え、さらに実際にアンプやヘッドホンに接続しての音チェックなども行っています!
■ 梱包について
上記にて調整、検品が終わった個体を養生梱包して梱包しています。バイオリンやビオラ、チェロについてはサウンドハウスでは「駒を立てた状態で出荷」しているため、駒が倒れないようにボディと駒、指板、テールナイロンの間にそれぞれ梱包材を入れ、駒が倒れないようにしています。
今回写真でご紹介したバイオリンはこちらのバイオリンです。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PVN344 バイオリン 4/4
バイオリンだけでなくチェロも続々と出荷されていきます。チェロの検品はバイオリンの何倍も時間がかかります。数が増えるとなかなか大変な作業ですが、一台一台がお客様の手元に届いた時の様子を思い描きながら検品には力を入れています。
いかがでしたでしょうか。サウンドハウスではお客様に安心して弦楽器をご使用いただけるように、商品の出荷前に調整、検品を行って出荷しています。少しでもご不明な点などございましたら、サウンドハウスまでお問い合わせください!