ベースを1人で練習するのって、飽きがくる瞬間がありませんか?
最近はライブも少なくなって、自宅練習が増えた方が多いと思います。
コロナの巣ごもりを境に楽器を買って、1人でコソ練する方も増えたでしょう。
どんなベーシストにも自宅練習は必須であり、その時がくるたびに思うのです。
寂しい・楽しくない・むなしい……。
楽しもうと音量を上げれば……
壁を叩かれ、親に怒られ。そしてエフェクターを外し、楽器からケーブルも外し、虚無の生音。気がつけばホコリまみれのアンプとエフェクターたち。まともに練習できずにライブは失敗し、女の子にはフラれる始末。
※どうやら個人差があるらしいです。
もう。うんざりですね。
そんな思いはもう二度とさせたくない!ベーシストを救いたい!いい環境でベースを弾いてもらいたい!
ただでさえ、ボディシェイプの種類、エフェクターの数、弦の数、わかりやすいかっこよさでギターに負けているのに、これ以上不遇になってたまるかと……!
ということなのでベーシストの皆さん。
まずは自宅練習用アンプの選び方から確認しましょう!
意識するポイントはこちら!
1. アンプのW数 (ワット数)
アンプのW数は、「アンプの出力」を示す数値であり、アンプがどの程度の音量を出せるかの指標となっています。
基本的にはアンプのW数が大きいほど、大きな音を出せますが、反対に小さい音を出しにくくなってしまうため、あまりにも大きい出力のアンプには注意が必要です。
自宅練習用として最適なW数は1W~15Wといったところでしょうか。
1Wはかなり小さい音量ですが、「とりあえず音を出す、アンプから音を出して練習するという点においては悪くないのかもしれない」と最近感じています。
また、もっと音量が欲しいという方であれば、15W以上でももちろん問題ありません。
ただし気を付けたい点として、15Wのアンプでも音量をMAXにすると、かなり大きい音になります。アパートなどの集合住宅にお住まいの方はお気をつけください。
2. アンプの種類
次にアンプの種類ですが、大きく分けて音を増幅するアンプヘッドとスピーカーが独立したスタックアンプと、アンプ部分とスピーカーが一体になったコンボアンプに分けられます。
自宅練習に圧倒的におすすめなのはコンボアンプです。
コンボアンプは、ベース本体を繋いで電源を入れればすぐに音を出せるという簡単さが魅力。
また自宅練習用に、各メーカーがさまざまなモデルを展開しており、低価格のものから高価格の本格的なアンプまである中から、自分にとって最適なアンプを選ぶことが可能!
幅広い選択肢から、ぜひ気に入ったものを見つけてください!
3. スペック
スペックに関しては、下の2点が一番重要です。
・外部音声の入力が可能
・ヘッドホン端子がついている
こちらのアンプであれば、右側の2つの端子がそうですね。
ヘッドホン端子は分かりやすいのでよいですが、外部音声はAUX INと書かれていることが多く少しわかりにくいです。よくある表記なので覚えておきましょう。
外部音声の入力端子があれば、スマホやPCを繋いで音楽を流しながら練習することが可能!初心者に限らず上級者まで重宝する機能です!
ここまでの説明で、どのようなアンプを選べばよいか、皆さん見当がついていることかと思いますが、サウンドハウス・ベース担当が自信をもってオススメするベースアンプをいくつかご紹介します!何を選べば良いかまだ迷っている方はぜひご覧ください!
ASHDOWN ( アッシュダウン ) / STUDIO JNR
まず、紹介する商品はこちら!
ASHDOWNのSTUDIOシリーズの「STUDIO JNR」です。
スペックは、
・コントロール:ボリューム、3バンド・イコライザー(BASS、MID、TREBLE)
・出力15W
・ヘッドホン出力、LINE IN搭載 (外部音声入力)
ヘッドフォンで練習できるように専用の端子を搭載しているほか、スマホなどから音源を流しながらの練習もできるようにLINE入力端子も搭載!
前述したスペックを兼ね備えた、自宅練習用アンプとして最適な商品です!
また、非常に約5.5㎏軽量なので、持ち運びにも便利です!
さらに少し出力が欲しい方には、出力30WのASHDOWNの「STUDIO 8」もおすすめ!
ASHDOWN ( アッシュダウン ) / STUDIO 8
スペックは、「STUDIO JNR」と同等のものに加え、LINE MIXのコントロールも搭載されているので、外部音声入力の音量も調整可能!
「STUDIO 8」も「STUDIO JNR」と同じく軽量で、なおかつある程度の出力が欲しい方におすすめ!
なお、STUDIOシリーズの音は、以下の演奏動画からも確認できますので、是非チェックしてください!
AMPEG ( アンペグ ) / RB-108 ベース用コンボアンプ
次にご紹介する商品はこちら!自宅練習の代名詞・王道のコンボアンプです!
ベースアンプの定番ブランドAMPEGの最高傑作ROCKET BASS 108。
なんとこのアンプ。30Wです。
中級者以上の方、前述の説明を読んでいただいた皆様であれば既に分かっているかと思いますが、30Wってかなり「でかい」です。何がっていうと、単純に「音がでかい」です。
ヘッドホンやイヤホンを使わない限り、ボリュームは小さく設定しなければならないので、「こんなに大きいアンプじゃなくてもよいのでは?」と疑問に思いますよね。
しかし、そんな自宅練習用としては不利な点をなくしてしまうくらい音が良いです。
「AMPEGトーン」とも呼ばれる最高峰のベースサウンドを自宅で再現できてしまいます。
もちろんヘッドホン出力可能、AUX IN搭載なので大きな音が出せないという方でも心配はいりません!
クラシックで渋いルックスと最高のベースサウンドで、自宅練習に対するモチベーションも上げていきましょう!
HARTKE ( ハートキー ) / HD15 ベース・コンボアンプ
次はシンプルなコントロールと、コンパクトなサイズ感が人気のこちら!
HARTKEの定番シリーズ「Hydrive 15」です。
スペックは、
・コントロール:ボリューム、3バンド・イコライザー(BASS、MID、TREBLE)
・出力15W
・ヘッドホン出力、AUX IN搭載
自宅練習に最適なスペックに加え、使いやすさ重視のシンプルさが特徴!
シンプルながら、激しいロックからバラードまで幅広いサウンドメイクに対応します。
自宅など、あまり大きな音を鳴らせない場所でも迫力のある音でベースを弾きたい!というベーシストに特におすすめのモデルです。
Laney ( レイニー ) / RB1 ベースアンプ
最後にサウンドハウスで高評価の多いベースアンプをご紹介!
こちらサウンドハウスが代理店を務めるブランド「LANEY」のコンボアンプです!
スペックは、
・コントロール:ボリューム、3バンド・イコライザー(BASS、MID、TREBLE)
・出力15W
・ヘッドホン出力、AUX IN搭載
ここまでブログを読んでいただいた方にはご理解いただけるかと思いますが、HARTKEのモデルに続き、オーソドックスで使いやすいコンボアンプですね!
こちらの商品、私が説明するよりお客様のレビューを見ていただけるとその良さが伝わりやすいです。
・これはやばいですね
・価格も安いし自宅練習にはもってこいのアンプです
・女性一人でも楽々運べる上、場所を取りませんので、自宅練習用には充分なアンプ
などなど...。こちらほんと一部を抜粋しております。
ぜひサウンドハウスの商品ページからレビューをご覧ください!
最後に…
今回ご紹介させていただいたアンプ以外にも、自宅練習に適したアンプはたくさんあります。性能や音だけでなく、ルックスやブランドも練習するモチベーションになるので好きなものを選ぶのが一番いいです!
最近はYouTubeで多くのレビュー動画があるので便利ですね。いろいろ活用して自分に合った最高のアンプを見つけてください。
それでは皆さん!楽しいベースライフを!