
バイオリンの演奏前に行うチューニングに何かと便利なアイテム「チューナー」。各メーカーがいろいろなチューナーを販売していますが、皆様はどのような種類があるのかご存じでしょうか。そんなチューナーについて、このブログでは筆者おすすめのバイオリンチューナーをご紹介いたします。
チューナー選びで気を付けたいポイント

バイオリンのチューナーを選ぶ際に気を付けたいことは、「自分の使用したい用途に合わせて選ぶこと」です。最低限の機能が搭載されているクリップタイプのチューナーをはじめ、チューニング機能の他にメトロノームがついていたり、正しい音程を聴きながら音が合わせられるデュアル機能が付いていたりするものなど、メーカーによってさまざまな種類があります。
どんなチューナーを選べばいいかわからない方やとりあえずチューニングの機能さえあれば問題ないという方、初心者の方は「クリップチューナー」がおすすめです。
また、時間経過で自動的に電源が切れる「オートセーブ機能」がついているチューナーを選ぶというのもおすすめです。この機能があるとついうっかり電源をオフにし忘れても、電池を消耗せず長くチューナーを使用できるので便利です!
チューニング時の基準ピッチについて

調律に使用する「音叉」 特定の周波数を発する
バイオリンのチューニングにおいて、事前に確認しておきたいのが基準ピッチ(単位はHz(ヘルツ))。チューニングの前に決める必要があるピッチですが、これに関しては厳密な決まりはなく個人の好みで合わせていただく事になります。指導される先生にもよりますがバイオリンは一般的には A=442Hz に合わせる方が多い印象です。筆者も音楽教室に通っていた時はA=442Hzでした。ただし、先生によっては A=440Hz で合わせる方もいらっしゃいますので、最終的にはお好みでチューニングいただければ問題ないかと思います。
チューナーにはこの基準ピッチをA=ラの音を可変範囲内でXXXHz設定できる機能がついています。この設定を行ってからチューニングを始めましょう。
おすすめチューナーのご紹介
バイオリンに使用できるおすすめのチューナーをご紹介いたします。それではどうぞ!
1. PLAYTECH ( プレイテック ) / CLIP TUNER
コストパフォーマンスを重視したい方はこのチューナーがおすすめ!超コンパクトなクリップタイプのチューナーで、バイオリンモードに設定可能です。ペグボックスに挟んで使用します。
2. DADDARIO ( ダダリオ ) / MICRO VIOLIN TUNER PW-CT-14
バイオリンの胴、低音側肩部分に挟んで使用するチューナー。ペグボックスだと遠くて画面が見えない方におすすめです。縦横4方向で画面の表示角度を調整可能です。
3. KORG ( コルグ ) / AW-LT100V バイオリン ビオラ用
バイオリンだけでなくビオラモードも搭載しているクリップ型のチューナー。ペグボックスに装着して使用します。画面が非常に明るく見やすいチューナーです。
4. PLAYTECH ( プレイテック ) / PTM-50BK チューナーメトロノーム マイク付き
メトロノーム機能付きチューナーの中でお手頃価格のチューナーPTM-50BK。バイオリンだけでなくチェロなどにも使用できます。あると便利な自動パワーセーブ機能付きです。
5. YAMAHA ( ヤマハ ) / TDM-700G チューナーメトロノーム
ヤマハのメトロノーム機能付きチューナーTDM-700G。カラーはゴールドとピンクの2種類があり、音を聴きながらチューニングできるデュアル機能も搭載しています。
オーケストラ向けの高性能チューナーOT-120。視認性に優れた針式メーターで、細かくチューニングを行うことができます。電池残量やサウンド出力レベル、キャリブレーション、調や音律名など必要な情報すべてをディスプレイで確認できます。より精度の高いチューニングを行いたい方におすすめです。
いかがでしたでしょうか。このほかにも弊社ではさまざまなメーカーのチューナーを取り扱っています。ぜひこの機会にいろいろなチューナーを探していただけると幸いです。