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【バイオリン弦】初心者必見！バイオリン弦の選び方

2025-06-25

バイオリン弦を選ぶとき、皆様はどんな基準で選んでいますか？
『バイオリンを始めたばかりだけど、何を選べばいいか分からない…』『とりあえず次も今までと同じ弦でいいや…』と、なんとなく選んできた方もいらっしゃるのではないでしょうか？
このブログではそんな方に必見の、バイオリン弦の選び方をご紹介いたします。

まず弦の構造を理解しよう！

バイオリン弦は「コア」と呼ばれる芯線に、極細の巻線がグルグルと巻き付けてある構造です。（E線は巻線ではなくプレーンスチール弦が多い）バイオリン弦の種類は大きく3つに分類されていて、芯線は「スチール」「ガット」「ナイロン」に分かれています。各メーカーはこれらに金属性の巻線や独自の表面加工などを施して、さまざまな音色のバイオリン弦を製作しているというわけです。
それぞれの弦の特徴を下記にまとめてみました。この知識をもとに弦選びを行うと、いろいろな弦の違いが分かりやすいです。

スチール弦

はっきりとした明瞭な音色が特徴で、耐久性に優れています。素材はその名のとおり、芯線にスチール素材が使われています。

ガット弦

バイオリンらしい豊かで温かみがある音色が特徴です。しかし温度や湿度の影響を受けやすく安定性に欠けます。昔のバイオリンはすべてこのガット弦が使われていました。素材は芯線に羊の腸が使われています。

ナイロン弦

圧倒的な人気があり、初心者から経験者まで幅広く使われている弦です。ガット弦のような温かみのある音色、スチール弦と同様に優れた耐久性を併せ持ち、スチール弦とガット弦の長所を兼ね備えています。芯線の素材は合成繊維が使われています。

どんなバイオリン弦を選べばいい？

おすすめ方法① 好みの音色で選ぶ

まず大事にしたいのが自分はどんな音色が好きかということです。
バイオリン弦の音色を表現する際、「煌びやかさ」や「暖かさ」という言葉をよく使います。煌びやかな音の弦はキラキラとした華やかな音色なものが多く、音量もよく出るため、バイオリンのソリストなどが好む傾向があります。
一方で温かみのある弦は、音が丸みを帯びており優しくバイオリンらしい音色をしており、オーケストラなどでの集団での演奏に好まれる傾向があります。
商品説明欄や個人のブログにはこういった言葉でよく音色が表現されていますので、まずは自分がどのような音色が好みで、自分の目指している音色に近いバイオリンを選ぶことをおすすめします。

筆者が独断で選んだ「煌びやか」なおすすめ弦はこちら↓

PIRASTRO ( ピラストロ ) / Evah Pirazzi エヴァピラッツィ 4/4 VN弦セット Siverlysteel E

PIRASTRO ( ピラストロ ) / Evah Pirazzi エヴァピラッツィ Gold Vn弦セット　4/4 Ballend

Larsen Strings ( ラーセン ) / IL Cannone バイオリン弦セット 4/4 Medium

「暖かみ」のあるおすすめバイオリンはこちら↓

PIRASTRO ( ピラストロ ) / Obligato 4/4 バイオリン弦セット E線Gold Steel Ball

Thomastik-Infeld ( トマスティック・インフェルト ) / Infeld バイオリン弦 Red 赤セット IR100

DADDARIO ( ダダリオ ) / KA310 4/4M Kaplan AMO バイオリン弦セット Medium Ballend

おすすめ方法③ 弦の種類で選ぶ

バイオリン弦は「スチール弦」「ガット弦」「ナイロン弦」で区分されていることはすでに紹介しましたが、この区分の中で自分の好みのバイオリン弦を探していくのも一つの手です。
筆者がそれぞれの弦の中でおすすめのバイオリン弦を下記ご紹介します！

Thomastik-Infeld ( トマスティック・インフェルト ) / Dominant ドミナントバイオリン弦セット 4/4 ミディアム No135

Larsen Strings ( ラーセン ) / Aurora バイオリン弦セット 4/4 Medium

PLAYTECH ( プレイテック ) / PVS100 バイオリン弦スチール 4/4セット

Prim ( プリム ) / バイオリン弦セットミディアム E線リムーバブル

PIRASTRO ( ピラストロ ) / OLIV バイオリン弦セット E線 ballend 4/4 Mittel 袋入り

PIRASTRO ( ピラストロ ) / Eudoxa Vn弦セット 4/4 E線ボール Mittel 袋入

いかがでしたでしょうか。今回はバイオリン弦の選び方と併せて、個人的なおすすめバイオリン弦と交えてご紹介しました。皆さんもぜひいろいろな弦を試してみて、ご自身に最適なバイオリン弦を見つけてみてください。

営業部 / 谷井航平

4歳から18歳までバイオリンを習っていました。弦楽器が好きでよく演奏して楽しんでいます。クラシックな曲からはやりの曲までよく耳コピして弾いています。楽器はバイオリンとヴィオラを持っていますが、最近チェロが一押しでチェロも弾けるようになりたいなぁなんて思っています。いつか仲間を集めてアンサンブルなんかも目指したいです。