いきなりだが汎用部品で試作してみた。
その結果、何となくだが私の好きな音のFuzzになってしまった……
全然ダメじゃん……
ただし、それなりに得られる物は有ったので、今回のブログは回路図と途中経過としての内容にしたいと思います。
まだ終わってないよ!!!ちょっと好きかも…、を大っ嫌い!まで高めなくてはいけないのだから。
さて、それでは回路図を公開するが、まだ正式決定していないので暫定。
一度この回路で今回組んでみたが私は悪くないと思った。つまりダメなFuzzと言う事。

この回路図は一般的なFuzzFaceを基に、NPNシリコントランジスターを使用して、私なりの工夫を施してある。
第一に入力部(向かって左の黒い三角)からすぐに電解コンデンサーとフイルムコンデンサーがパラってある部分に突入する。
これはその後、可変抵抗でコントロールできるローレスポンス回路(私が勝手に名付けた)にあたる。
通常は高音の出力をコントロールしてトーンとするが、私は全体的な音の太さと低音の輪郭をコントロールする方がよいと思い付け足した回路だ。
この回路により、低音の肥大化したブモーっという音や全体的に硬く鋭いガリガリのFuzz音を出せる。
トランジスターは今まで使用したことが無いBC549を試しに使ってみたが、多分これはダメだね。
あとは初段のトランジスターのコレクター部分に接続されている33KΩも使用するトランジスターに応じて若干、抵抗値の増減が必要だ。
今回の試作機には50KΩの可変抵抗を使って最適な抵抗値を見つけるつもりだが、一度決めたら速やかに固定抵抗に交換する事。
よからぬ発振やノイズの元になるので。
今回はここまでにするが、感じたことはやはりトランジスターの選別が重要。
次回はドンズバトランジスターの決め打ちとそれに供給する電流値を決定するための抵抗値を発表し、実際の音質を検証したいと思う。
願わくは星一徹のように、音を聞いた瞬間「何だこりゃー?!!!!」とちゃぶ台をひっくり返すくらいの音が出る事を期待する。
では次回のブログをお待ちください。