恒例となってきましたエフェクターランキング。今回は歪み系エフェクターの中でも近年人気が上がり続けているファズの売上ランキングTOP5を紹介します! さっそくいってみましょう!
第5位One Control ( ワンコントロール ) / Baltic Blue Fuzz
ファズというとオーバードライブやディストーションよりも玄人向けで、音作りが難しい印象を受けるかもしれませんが、このモデルはサウンドもコントロールも素直にセッティングできます。しかも音がカッコいい。Big Muff系のサウンドが欲しければ最適な選択肢のひとつになるモデルです。
第4位DANELECTRO ( ダンエレクトロ ) / FAB FUZZ D-7
ブーミーになりすぎず、明瞭な高域が特徴です。ザクザクした感じで速めのリフにも対応する粗いディストーションという感じでしょうか。価格の安さに目が行ってしまいますが、エフェクターは値段ではないということが体験できるいいモデルです。
第3位JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Face Distortion
独特なケースが一目でそれとわかる定番ファズ。ファズと言えばこのサウンドをイメージする方が多いかもしれません。ただ、ギターのボリューム変化への追従もよく、想像以上のサウンドバリエーションを誇るモデルです。余談ですが私はこのモデルの色が大好きです。
第2位Animals Pedal ( アニマルズペダル ) / FISHING IS AS FUN AS FUZZ
Big Muff系といってもこれはロシアンマフの音です。今回のランキングの中でも最もディストーションに近いモデルではないでしょうか。音のクリアさ、サステインともに弾きやすいサウンドが作れます。
第1位BEHRINGER ( ベリンガー ) / SF300 Super Fuzz ファズ
一般的なボリュームとゲインだけでなく、2バンドEQと3モードスイッチがあることにより、信じられないくらいキャラクターが変化します。音のキャラクター的には、これまで紹介したモデルの方が使いやすいかもしれませんが、SF300にしか出せない音があります。価格に加え、そんなところがマニアの心をくすぐり、TOPになったのかなと予想します。
まとめ
皆さんの欲しいファズはありましたか?今回のファズランキングは、完全に予想外なデータが上がってきたのでコメントも難しかったです。私自身がファズをメインで使わないということもあるのですが、数年前まで定番と呼ばれていたファズがこぞってランク外という状況に驚きました。そして、Muff系は強いなとも感じました。 しかし、歪み系の中でも最もサウンドの幅が広いのがファズだと思います。時代とともに流行る音が移り変わると思いますが、今はMuffの時代なのでしょう。次は何系が来るのか楽しみです。