今回はBOSSのKATANAシリーズ「KATANA-50 MkII EX」を実際に弾いてみた感想をお伝えしたいと思います!気になっているギタリストの方々もいらっしゃると思いますので、購入検討の際の参考にしていただければ幸いです!

12インチのカスタム・スピーカーが搭載された本機、実際に音を鳴らしてみた感想としては、このサイズ感からは考えられない余裕のあるサウンド!すごい!というのがありました。音に太さがあって、まるでスタジオで大きなアンプを鳴らしているかのような感覚です。低音域はずっしりとした響きがあり、高音域は煌びやかで気持ちの良いサウンド、非常にバランスよく出力されているなぁという印象を受けました。

コントロール部はこんな感じです。
いくつか紹介したいと思いますが、まずは選べる5つのアンプタイプがとてもよかったです!透き通ったきれいな音色のCLEAN、ピッキングに応じた歪みを楽しめるCRUNCH、迫力ある太いサウンドのLEAD、BOSSこだわりのパワフルでダイナミックなハイゲインサウンドのBROWN。どのサウンドも本当にいいサウンドで、この一台でずっと遊んでいられるなと感じました。その中でも個人的に好きだった設定は、CLEANのアンプにリバーブをしっかりかけたセッティングですね。定番の音作りと言えばその通りなのですが、キラキラしたクリーンサウンドが映えるとてもいいサウンドを楽しむことができます!アンプ搭載のリバーブが非常にいいので、それも活かしたサウンドが個人的には好みでした。そういう観点からいうとBROWNアンプに設定して、深めのリバーブをかけたセッティングもとても良かったです!まるで大きなキャビネットを鳴らしているかのような、壮大で気持ちの良いサウンドを出せます。
また、パワーコントロールというノブが搭載されており、出力を50W、25W、0.5Wの3種類に切り替えることができる点も個人的なおすすめポイントです!サウンドの音像はそのままで、出力を大きく上げ下げすることができ、使う環境に応じて最適なボリュームでギターを楽しむことができるようになっています。実際に上げ下げしながら音を出してみましたが、出力を下げた場合でもサウンドの完成度や満足感はそのままで音量がガクッと下がってくれるのでとても便利だなぁと感動しました。

裏から見るとこんな感じ、「刀」がとてもクールです!
また、PC 用エディターBOSS TONE STUDIO (Windows/Mac 対応)を活用することにより、60種類を超えるBOSSエフェクトやEQなどを自由自在にカスタマイズしながら音作りをすることも可能です。オンライン・プラットホームのBOSS TONE EXCHANGEでは、ユーザー同士が自由にライブセットを共有することもできちゃいます。まさに次世代のギターアンプですね。すごいです!
今回実際に触ってみて、練習からステージまで、あらゆるシーンで大活躍すること間違いなしの次世代ギターアンプだと感じました。気になる方は商品ページなどもぜひチェックしてみていただければと思います!