今回はiZotopeのポータブルAIアシスタントレコーダー、Spire Studio Gen 2をご紹介します!
iZotope ( アイゾトープ ) / Spire Studio (Gen 2)
この商品はバッテリー内蔵型のレコーダーで、本体にコンデンサーマイクを搭載しているため、思いついた楽曲のアイデアをすぐに形にすることができます!
PCでDAWを立ち上げて作曲をするのは、なかなか気が重いなという方に、ぜひこの商品をおすすめします。バッテリー駆動は最大4時間で、電源がない場所でレコーディングする場合も、バッテリーの残量をそれほど気にすることなく音楽活動に打ち込めます!

サウンドチェック機能を搭載しており、本体に向かって声や楽器の音を入力すると、最適な入力レベルに調整し、楽器の種類を識別して音色を調整してくれます。
本体に内蔵したOmniコンデンサーマイクは、どこに置いてもスタジオクラスのクリアな音で録音可能なため、別途マイクを準備する必要もありません。
iPadやiPhoneにSpire Proをインストールすれば、アプリに搭載された限定機能のエフェクトを6か月間無料で使用可能です。
僕もこの商品を愛用しており、車の中にSpire Studioを持ち込んでレコーディングをしています!一番使い勝手が良いと思った点は、音源とボーカルトラックのミキシングがとても簡単なところです。通常EQ(イコライジング)
調整をしてボーカルトラックを音源に馴染ませる必要がありますが、知識がなくてもミキシング可能です。さらにワンタッチでボーカル音源をステレオ音源にし、BGMトラックよりもボーカル音声を前に出すことができます。

画像のように、トラックごとの音量調節や、左右へ音を振り分けるパンなども、視覚的に操作可能なため、ミキサーのつまみを一つずつ回す必要なく、画面上のみで操作を完結させられます。

実はこのSpire Studioは背面にキャノン端子(XLR/フォンのコンボジャック)が二つ付いており、弾き語りや、音源を流しながら同時に2つのボーカルトラックを録音することが可能です!上段の端子を使用すると、本体内蔵のコンデンサーマイクではなく接続した方の入力に自動で切り替わります。下段の端子のみに外部機器を接続した場合は、本体のコンデンサーマイクと同時に録音することができます。

そしてレコーディングした音源はボタン一つでエンハンス処理を行え、パソコンを使わずに処理したとは思えないほどの音圧を再現してくれます!
また録音したトラックごとに、書き出しも可能なため、ボーカルのみをバンドメンバーに送ったりもできます。Spire Proアプリのアップデートにより、新たに追加されたトラックグループ機能を使えば、グループ数の上限なくトラックを重ねて録音が可能です。
まだまだ進化を続けるSpire Studioを使って、手軽でありながらも本格的なレコーディングを楽しんでみてはいかがでしょうか!