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偉人考察:ドラムにスポットを当てた先駆者 ― コージー・パウエル

2018-03-23

テーマ:偉人考察

偉人:コージー・パウエル
没(年齢):1998年4月5日没(50歳)

レッド・ツェッペリンのマネージャー:ピーター・グラントにその実力を買われたコージー・パウエルは、当時、ツェッペリンと一緒にマネジメントを担当していたジェフベックの新バンドに推薦されます。コージーのキャリアはここからスタート。口径の大きいドラムで奏でられるサウンドは、一発で彼のものとわかるタイトかつワイルドなものでした。2作のアルバムを残し、グループが解散すると、コージーは自身のバンドを結成しながらセッションに明け暮れます。さらなる転機が訪れるのは、1976年、レインボウへの加入でした。レインボウへの参加は、オーディションだったそうです。レインボウでのドラミングは、アプローチも見た目もワイルドでかっこよく、彼のスタイルはこの時期に確立されました。瞬く間にドラム・キッズが憧れるドラム・ヒーローとなります。ドラムと交響曲がシンクロするドラム・ソロは派手でひたすらカッコよかった~~~。

Cozy Powell - Overture 1812

レインボウ脱退後は、マイケル・シェンカー・グループ、ホワイトスネイク、エマーソン・レイク&パウエル、ブラック・サバス、ブライアン・メイ(クイーン)、イングヴェイ・マルムスティーンのソロ作などへ参加します。ハードロックシーンを華やかに彩った有名バンドを次々に渡り歩き、その働き振りとバンドを転々とした経緯から、業界からは"渡り鳥"と言われました。

Rainbow 『Rainbow Rising(虹を翔ける覇者)』

一方で、几帳面な性格からか、自身の参加した演奏のデモテープなどをしっかり保管しており、当時を検証する重要な資料として彼のコレクションに注目が集まりました。没後、遺族がそれらをアンダーグランド市場に放出します。「コージー・テープ」と名づけられたこれらの莫大な音源や映像は、さらに動画サイトなどに拡散。その音源がオフィシャルCDに格上げ(?)されたものもあります。2011年に発売された『Rainbow Rising(虹を翔ける覇者)(1976)』のDeluxe Editionがそれです。ここで聴かれるサウンドはある程度、骨格はできているものの、オリジナルにはないキーボード・パートが追加されていたり、なかったりという発見があります。

レーサーを目指していた頃のコージー・パウエル(かっこいい)

コージー・パウエルの最後はあまりにも突然でした。レーサーを目指していたほどの車好きであり、酩酊下で携帯電話をしながら中央分離帯に激突。時速167キロメートルも出していたそうです。彼の葬儀には、これまでに共演したミュージシャンたちが多数集まりました。

その真摯な働きぶりは、多くの作品に残されています。以下の映像もそんな彼の人柄を表すもののひとつでしょう。内容は「1分間で400個のドラムを叩く!」というチャレンジ企画。もうタンクトップの格好からしてやる気満々です。結構、大きい口叩いちゃったりしていますが、さぁ、どうなるのでしょう????

Cozy Powell TV Show - 400 Drum 1 Minute

ドラム・ヒーローがこんな企画にチャレンジしてしまうのも笑ってしまいますが、常に本気なのが、天下のコージー・パウエル!それにしても、この映像もしっかり本人が保管していたという話も、なんだか親近感を覚えてしまいます。

なかじまやすお

自由気ままに雑多なことを書きなぐっていきます。根底にあるのは「愛と音楽」。世の愛すべき事象にスポットを当て、音楽好きに共感してもらえる記事を執筆していきます。サウンドハウスでは、メディア編集担当として活躍。プライベートでは、週末となればドラムを叩き、ライブや映画、展覧会などを楽しむアクティブ派。

 
 
 
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