こんにちはー!
ドラマーのsoki-木村創生です。
前回のマイクプリアンプWA-273EQの紹介から、しばらく空いてしまいましたが、
本日の機材紹介はこちらの
WARM AUDIO WA76 !!
WARM AUDIO ( ウォームオーディオ ) / WA76 コンプレッサー
あの「UREI 1176LN Revision D」を現代的に再構築したコンプレッサーです!!
今回は、「キックドラム」「スネアドラム」「ドラムのバス」「ドラムのアンビマイク」に使用して、音の違いを検証していきましょう!!!
さらには大体同じ設定で、UADのプラグインとの比較もしていきたいと思います。
※基本的に-3dBゲインリダクション(どれくらい音量が減ったか)させています。
※設定は、写真をご覧ください。
★ 検証 ★
キック
■ まずは 素の音
■ そして、WA76
IMPUT: 52、OUTPUT: 22、ATTACK: 8、RELEASE: 16、RATIO: 8

続いてUADのプラグインで、似ているものをチョイス
■ UAD 1176LN Rev E
IMPUT: min、OUTPUT: 1、ATTACK: 3.8、RELEASE: 5.8、RATIO: 8

★コンプによってエッジが立って、攻撃的な音に変わりつつ、音が安定しますね!
WA76のほうは、倍音も多く若干UADのプラグインは優等生のキャラクターを感じます。
スネア
■ まずは 素の音
■ そして WA76
IMPUT: 37、OUTPUT: 35、ATTACK: 3.5、RELEASE: 17、RATIO: 8

■ UADから 1176LN Rev E
IMPUT: 36、OUTPUT: 16、ATTACK: 1.8、RELEASE: 6.3、RATIO: 8

★こちらもキックと同じような印象を受けます。
Drum Kit
ドラムキットのバス全体にコンプを通してみました。
■ まずは 素の音
■ そして WA76
IMPUT: 52、OUTPUT: 24、ATTACK: 5、RELEASE: fast、RATIO: 4

■ UADから 1176LN Rev E
IMPUT: min、OUTPUT: 7、ATTACK: 2.2、RELEASE: fast、RATIO: 4

★Kit全体のエネルギー感が違うのがわかりますね!
良い感じにサチュレーションされて、空間を埋めてくれます。
Drum Kit with AMBマイク ALL ボタンIN
こちらは、ALLボタンイン という、RATIOのボタンを4つとも押す設定で、かなり歪ませるような時に使いますが、ドラムのアンビエント(ドラムから一番遠く、部屋の響きを録音するマイク)のマイクに使ってみました。
※わかりやすく、mixの中でアンビマイクが大きめにしてあります。
■ まずは 素の音
■ そして WA76
IMPUT: 38、OUTPUT: 32、ATTACK: slow、RELEASE: 18、RATIO: all

■ UADから 1176LN Rev E
IMPUT: 33、OUTPUT: 20、ATTACK: slow、RELEASE: 6、RATIO: all

かなりヤンチャになっていきますね。
録ったままの音を聞くと、少し寂しくなってしまうほどです。
いかがでしたでしょうか?
いやー、WA76はほんとにヤンチャだけど、音が太い印象ですね。
倍音が多いアナログ感、と言いますか。
実機ならではで、他の音と混ざった時に、かなりの威力を発揮するんじゃないかと思いました。
あと、もっとエフェクティブな使い方も色々とアイデアが湧きました!
そちらの検証も、どこかのタイミングでできたらと思いつつ今回はここまでに。
ドラムの各チャンネル分欲しくなりますね。。。。www
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