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iPadの楽譜化はPiascoreがおすすめ!!【後編】

2022-12-29

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」, 音楽全般

Piascore – スマートデジタル楽譜リーダー

⇒ iPadの楽譜化はPiascoreがおすすめ!!【前編】

続いて後編です。

 

理由 その9. 『チューナーがある!』

このチューナーは超便利です!!

【手順】

  1. ① 譜面をタップして編集画面に変える
  2. ② 左側に出ている「チューナー」をタップ
  3. ③ マイク使用を許可する(初回)
  4. ④ 表示サイズを小さくしたい場合はボタン以外の部分をタップすると下に出てくる「×」の左にあるボタンをタップ
  5. ⑤ 消したい場合は④の「×」をタップ

このチューナーの凄いところは「CALIB」の「+-」でHzを変えられる点。380Hz~480Hzまで変えられるので、A=440Hz以外にA=442Hzなどにも出来ます。
右にあるボタンで音を鳴らす事も出来ますし、歯車ボタンから細かい調整も出来ます。
ライブでの使用は難しいかもしれませんが、練習時の強い味方です。

理由 その10. 『レコーダーがある!』

これもライブでの使用頻度は少ないと思いますが、練習時の強い味方です!

【手順】

  1. ① 譜面をタップして編集画面に変える
  2. ② 左側に出ている「レコーダー」をタップ
  3. ③ マイク使用を許可する(初回)

このレコーダーの良いところは曲のタイトルで録音してくれる点。
iPadやiPhoneデフォルトの「ボイスメモ」で録音するとタイトルは入力しないといけませんが、その手間が省けて、譜面と同じ画面で聴く事が出来てとても便利です。他のと同様サイズを小さくしたりも出来ます。
記録も残ります。

理由 その11. 『メトロノームがある!』

これはライブ時も練習時もとても便利です!

【手順】

  1. ① 譜面をタップして編集画面に変える
  2. ② 左側に出ている「メトロノーム」をタップ

右側のボタンで「拍」「リズム」を選ぶ事が出来て、真ん中のボタンでテンポを入力する事ができ、「タップ」のところでやりたいテンポでタップするとテンポを割り出してくれます。左側のボタンでは「モード」で音のみか画面表示のみか音と画面表示両方かを選ぶ事が出来て、音も4種類あります。
再生ボタンをタップするとスタートしますが、メトロノームのようにスライダーを上下させるとテンポが変わります。

このメトロノームの凄いところは、色んなリズムで再生出来る点(昔は無かったような…。)と左側のボタンで音無しの画面表示のみを選べる点です。
これは練習時にリズムキープ出来ているか確認する時にも便利ですが、ライブでも演奏する前にテンポを確認する際にとても役立ちます。
私はライブ時、緊張のせいか、テンションがあがっているせいか、普段の練習時のテンポより早く演奏してしまう傾向にあります。(出だしは良くても後半早くて大変になった事も…。)
それを防ぐ為に、演奏する前に音無しで再生させて確認したり、そのまま演奏したりもしています。 これも譜面と紐付けされ、記憶されるのでとても便利です。
ライブ時にあえて、リズムを流すというのも面白いのではないでしょうか?

理由 その12. 『ページめくりが楽!』

ライブ時のページめくりもとても楽に出来ます。
セットリストを組んでいる場合はスワイプか画面の右側や左側をタップするとページがめくられます。
めくられる際の動きも設定出来ます。

【手順】

  1. ① 譜面をタップして編集画面に変える
  2. ② 下部の「ページ」をタップ
  3. ③ 「譜めくり」画面で「レイアウト」を「1ページ」を選択
  4. ④ 「スタック」か「スクロール」を選べる

タイムを設定すると自動でページがめくられる機能もあります。

【手順】

  1. ① 譜面をタップして編集画面に変える
  2. ② 下部の「ページ」をタップ
  3. ③ 「譜めくり」画面で「レイアウト」を「スクロール」か「半ページ」を選ぶ
  4. ④ 上部に出てくる「自動譜めくりの速度」のフェーダーでタイムを調整したり、時計部分をタップすると時間のセットも出来ます。

セットリストに入っている1枚ずつのコード譜でも出来ますが、何枚もあるピアノ譜面などに有効な機能なのではないかと思います。

ウィンク機能も追加されキュートにページめくりが出来る様になりました。(OSが古いと出来ません…。)

フットペダルでめくるという選択肢もあります。

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig BlueTurn Bluetooth フットペダル

理由 その13. 『時間も見られる!』

これはライブ時にとても便利です。
画面、左上部に日時が常時表示されるので、ライブ中、時間が押していないか、持ち時間以内に収まるか常にチェックする事が出来ます。

理由 その14. 『細かい設定が可能』

色んな設定が出来るので、その一部をご紹介します。

・縦向き、横向きに対応
iPadの設定で画面の向きのロックを解除すると、縦向き横向き、お好きな位置に変える事が出来て、横向きだと2枚以上のセットリストや譜面だと、横並びで表示する事が出来ます。
横向きにすると「キーボード」の幅も大きくなり、弾きやすくなります。
・演奏モード
譜面をタップして編集画面に変え、下部の「演奏モード」をタップするとタップしても機能メニューが表示されなくなります。上部右の「×」をタップすると解除されます。
・ページの調整
譜面をタップして編集画面に変え、下部の「ページの調整」をタップすると小さく編集画面が表れ、フェーダーをずらすと拡大出来るようになり、「このページの調整」をタップすると傾き具合も調整出来ます。こちらもセーブされ、紐付けされ残ります。
・各種設定
譜面をタップして編集画面に変え、上部右の設定をタップし、「詳細」もタップすると、明るさを変えられたり、「背景」で反転にする事が出来たりします。

理由 その15. 『野外での風もへっちゃら!』

風が吹く屋外でページがめくれる心配がありません。

理由 その16. 『見た目も足元もすっきり!』

譜面台とマイクスタンドを使う場合、その足が足元に沢山あり動きづらくなります。ギターエフェクターなどを置いたりすると更に置きづらくなりますが、ホルダーがあればマイクスタンドに付けられるので足元がすっきりして、なおかつ見た目もスマートに見えます。
屋外で演奏中、譜面台が倒れた事が昔ありましたが、ホルダーのお陰で今は心配しないで演奏出来るのでとてもやりやすいです。

久しぶりに検索すると昔と比べて、色んなタイプが出ていますね。
「所有しているiPadのサイズをしっかり確認してください!」と書こうとしたら、下記のホルダーはサイズ調整出来るようですね(笑)
時代は進歩しているようですが、サイズの確認はお忘れ無く。

K&M ( ケーアンドエム ) / 19791 タブレットホルダー クランプ式

iPadホルダーがあれば、ソファーで横になって動画を見たり、ぐーたら生活するのに便利ですよ。(休養も大事!)

理由 その17. 『その場での対応が楽』

急にセットリストを変えたくなった時や、リクエストがあった時、アンコールがあった時に探しだして、すぐ表示する事が出来ます。

理由 その18. 『常にバージョンアップされているから安心』

追加料金を支払いたくなるくらいバージョンアップされます(笑)
私のiPadは古く、OS自体がバージョンアップ出来ないので、「ジェスチャー」は使えないのですが、iPhone版で有効に使っています。

理由 その19. 『iPad、iPhone、どちらでも使用可能』

アプリを購入するとiPad、iPhone、どちらでも使用出来ます。


ここからは私のトラブルから感じた注意点です。

● 注意点 その1. 「バッテリーの減り具合に注意」
私のような古いiPadだとバッテリーの減りが早いですが、1時間は余裕で使用出来ています。しかし心配な場合は電源をもらって充電しながらが良いと思います。
その点を考えると、ライブ中はWi-Fiをオフにしておいた方が良いと思います。

● 注意点 その2. 「夏の野外は要注意」
以前、夏に直射日光が当たるところで、使用した際、凄く熱くなって見た事が無いマークが出て、そのまま動かなくなった事がありましたので、直射日光が当たらない工夫が必要だと思います。
ご注意ください。

● 注意点 その3. 「ロックにならない様に要注意」
画面がロックにならない様ご注意ください。(Rockはしても…笑)
iPadの設定で画面をロックしないようにしないとライブ中、画面が消えますのでご注意ください。

【手順】

  1. ① iPad設定→「画面表示と明るさ」をタップ
  2. ② 自動ロックをタップ
  3. ③ なしをタップ
  4. ④ アプリに戻り、譜面をタップして編集画面に変え、上部右の設定をタップし、「詳細」もタップ
  5. ⑤ 「アプリ起動時の自動ロックをONにする
  6. (④⑤のアプリ内でのロックだけでも良いと思いますが、念の為、私は両方やっています。)

長くなりましたが、Piascoreはとても良いアプリだと思います。
ケーブル類ご購入もあわせて、ご検討なさってはいかがでしょうか?


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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みのる

高校時代にアコースティックギターを弾き始め、上京後DTMを始める。音楽歴は25年ほど。 (当時の機材は富士通FMV、MIDIキーボード、Roland SC-88Pro、4trカセットMTRなど) 現在は俳優活動の傍ら、舞台音楽の製作やシンガーソングライターとしてライブ活動などもしている。

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