
みなさんどうもこんにちは!名古屋でギター講師を細々と行っているきとうです。
さてみなさん、ピックアップ交換してますかー?
LINDY FRALINにSEYMOUR DUNCAN、RIO GRANDEなどなど...本当にたくさんのメーカーが色んな種類のピックアップを販売されていますよね。
それぞれに系統的なものもあります。ビンテージ志向やモダン、モダンビンテージにメタル向けなどなど。そんな中でも、今回はSUHRのピックアップを大いに語っていこうと思います。
僕のメインのストラトには、
- SUHR ML (FRONT)
- SUHR ML (MIDDLE)
- Thornbucker (REAR)
といった「SUHR買った気分になれる」ようなピックアップが搭載されています。なので普段からその機能性にかなりお世話になっています(笑) それでは早速、紹介していきます!
SUHRおすすめピックアップ①:SUHR ML
SUHR ( サー ) / ML Neck Parchment
まず一番最初にご紹介するのは、僕も普段使いしているSUHR MLです。サウンドハウスの説明欄にもあるように
※引用
"マイケル・ランドゥ、カーク・フレッチャーの協力のもと、ジョン・サーによってデザインされたピックアップ。ヴィンテージ特有のきめ細かさ、激しくファットなリードサウンド、スパークリングなリズムサウンドなど全てのプレイスタイルに対応します。"
ランドゥとカーク・フレッチャーという世界屈指のプレイヤーがピックアップ製作に絡んでいます。この時点でMLの信頼性がかなり高いのが見て取れると思います。
この情報だと「ドビンテージ」なサウンドと思われますが...意外とそんなことはありません。かなり守備範囲が広いというか、不思議なテイストがあります。
具体的には、高音がドバドバでるタイプのピックアップではないです。ですが、ハーフトーンでは鈴鳴りサウンドも楽しめるというなかなかに形容しがたいピックアップです。
いい所は、ハリや艶感のあるサウンドじゃないかな?と思います。また、シングルコイルの中ではかなりノイズに強いと思います。やっぱりその辺はSUHRだなーと思いました。
レコーディングなどではノイズは厄介だったりするんですが...その点、MLはかなり使い勝手が良いはずです。サウンドハウスでも15件のレビューが全て♪5つということが、MLの素晴らしさを裏付けていますね。
SUHRおすすめピックアップ②:SUHR Thornbucker
SUHR ( サー ) / Thornbucker Bridge 53mm Raw Nickel
今やYouTuberギタリストとしても有名なプロギタリストのPete Thornさんの名前を冠したピックアップ、それがThornbuckerです。
PAF系にカテゴライズされるピックアップですが、ThornbuckerもMLと同様にクリアな艶感のあるサウンドが特徴と言えます。
歪ませた時に低音がモッサリしづらく、ドライブサウンドでもピッキングニュアンスを如実に拾ってくれる優秀なピックアップとなっています。
SUHRピックアップの特徴ともいえる「モダンビンテージ」的なアプローチがとても秀逸ですね。MLの時も書きましたが、やはり超ビンテージ志向というわけではないです。
しかし、ノイズや低音のモッサリ感などギタリストが「困るなー」と頭を悩ませるポイントを的確に解消してくれています。やっぱりSUHRってすごいメーカーですね。
サウンドハウスでのレビューは5件で、全て♪5つとなっています。やっぱり評価が高い。
SUHRおすすめピックアップ③:SUHR DSH+
最後にご紹介するのはDSH+です。ここまではML、Thornbuckerとややモダンビンテージ寄りのピックアップを紹介してきましたが、DSH+はかなりゴリゴリです。
DSH+が載ったギターを以前弾かせてもらったんですが、かなりサステインが伸びるというか、ディストーションを前提とした音作りがハマるピックアップなのかな?と思います。
同じ系統でいくと、Doug Aldrichもそうですね。Thornbuckerは激歪みに対応できない訳じゃないと思うんですがDSH+はより歪み使用率の高いプレイヤーに向いていると思います。
なお、サウンドハウスでのレビューは8件、♪5つが7件、♪4つが1件とかなりの高評価です。件数が増えれば増えるほどある程度評価はばらけてしまうと思うんですが...こういったユーザーからの信頼度が高いのもSUHRピックアップの魅力が窺えます。
ということで今回はSUHRピックアップを紹介させて頂きました!本当にピックアップ自体は数多くの種類があるので「絶対SUHRを使え」という訳ではありません。しかし、概ねモダンビンテージ系やモダン系の音色が欲しい方はかなり狙いのサウンドに近づけるんじゃないかな?と思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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