
作曲家のKaoruです!
今回は、開放型ヘッドホンをについてのお話。
僕自身、音楽制作や耳コピなどで必ず使用していることもあり、これまで入門用からプロクオリティの高級機まで使用してきました。
一時期はヘッドホンの沼にハマっていたこともあり、とある有名ヘッドホン/イヤホンの専門店で6時間くらい試聴させて頂いたこともあります。(その後、ちゃんと購入しました(笑))
そんな経験から、私の個人的な意見も交えてオススメの製品をご紹介していきたいと思います。
と、その前に開放型に付いて解説します。
「開放型とは」
その名の通りです。
音が鳴る部分である、ハウジングの外側が解放されているヘッドホンのことを指します。
特徴
- 音の抜けに優れており、広がりのあるナチュラルなサウンドを楽しむことができる。
- 密閉型に比べ、軽量なものが多い。
- 疲労しにくいため、長時間の使用に向いている。
注意点
- 解放されているので、音漏れします。電車や街中などで使用する場合は、迷惑がかかることがあるので気を付けなければなりません。というか、外では使用できないと思っておいた方が良いです!
- 密閉型と比べ、商品ラインナップが少ない。
- 密閉型と比べ、高価なものが多い。
- デリケートな作りなので、取り扱いに注意が必要。
それではここから価格別にオススメを紹介していきます!
【~10,000円】
audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATH-AD500X ヘッドホン
僕の経験上ではありますが、この価格帯で最強だと思ってます。
実際に、仕事でかなり使用しています。
価格的に入門機だと思うのですが、入門機とは思えないほどのクオリティ。
頭にピッタリフィットすることで抜群の装着感を実現した3Dウイングサポートと、耳周りを優しく包み込むイヤーパッドは、快適すぎてハマります。
サウンドに関しても、低音から高音までバランス良く鳴るので、気持ちの良いサウンド。
起毛素材のイヤパットは、耐久性抜群で長年使用できます。
【~20,000円】
beyerdynamic ( ベイヤーダイナミック ) / DT990PRO 開放型モニターヘッドホン
ドイツを拠点に世界中に展開している、オーディオ機器メーカー「beyerdynamic」のヘッドホン。
耐久性に優れた頑丈な作りと、がっしりとしたデザインが目を惹くことでしょう。
作曲家やエンジニアだけでなく、プレーヤーにも信頼されています。
音の解像度・音像・定位など、余すことなく正確に再生します。
耳を覆うイヤーパッドは、ベロア素材を採用することで、気持ちの良い触り心地。
競争率の高いヘッドホンの世界で根強い人気がある、ベストセラーヘッドホンです。
【~40,000円】
SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / HD600 開放型ヘッドホン
数多くのヘッドホン/イヤホンを展開し、不動の人気を誇る「SENNHEISER」によるヘッドホン。
このヘッドホンは、メイン機として2年程使用しています。
耳をすっぽりと包んでくれるので、疲れにくく、自然なサウンドを鳴らしてくれます。
サウンドに関しても、優れたバランスで再生してくれるので、ジャンル問わず使用できるオールラウンダ―。
ケーブルは着脱可能なので、もし断線したとしても直ぐに修理することができます。
※側圧が少し強めなので、苦手な方もいるそうです。(僕は快適に使用できています)
【~80,000円】
ALESSANDRO ( アレッサンドロ ) / Music Series PRO
ALESSANDRO社MUSICシリーズの最上位モデルで、高い技術力と豊富な知識を詰め込んだヘッドホン。
まず、一目見ただけでも印象に残るユニークなデザインがとてもカッコいいですよね。
この側面部分の木材には、希少なマホガニー材を採用、音の鳴りや木材ならではの温かみのあるサウンド。
ハウジング内にはエアーチャンバー機構を取り入れることで、まるでスピーカーで聴いているかのよう。
ケーブルは約1.8mと長すぎず、短すぎない長さ。
自宅でのリスニングやスタジオ内での使用にも最適です。
【~200,000円】
FOCAL ( フォーカル ) / CLEAR MG PRO
商用スタジオでも度々使用されている、ハイエンドクラスのヘッドホン。
ダークレッドとブラックのカラーリングがとても高級感溢れるデザインですよね。
新開発のマグネシウムドライバーを搭載、低音から高音まで正確なモニターを可能にし、幅広い用途で活躍します。
従来モデルと比べ、素材の軽量化、硬質化、振動吸収率が大幅に向上。
人間工学に基づく快適な装着感は、着けていることを忘れてしまうほど。
頑丈な専用ハードケースが付属するので、安心安全に持ち運ぶことができます。
まさにプロ志向の究極のヘッドホンです。
以上、オススメの開放型ヘッドホンについてご紹介してみました。
意外と「密閉型しか使ったことがない」という方が多いような気がします。
是非、この記事を参考に開放型ヘッドホンデビューしてみてはいかがでしょうか?
※価格は2021年10月現在
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