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オーディオテクニカ モニターヘッドホン3機種 徹底分析!

オーディオテクニカ モニターヘッドホン3機種 徹底分析!

audio-technicaから新世代モニターヘッドホンにふさわしい「ATH-M70x」「ATH-R70x」に加えて「ATH-M60x」が登場!バリエーションが一段と厚くなりました。今回の企画では、キャラクターの異なる各モデルを徹底分析。定番モニターヘッドホン「ATM-M50x」も一緒に比較検証します!

  • ATH-M70x

    高域
    ★★★★★
    中域
    ★★★★
    低域
    ★★★★★
    解像度
    ★★★★★
    装着感
    ★★★☆☆
    遮音性
    ★★★★★
    タイプ
    スタジオモニター向け
    キャラクター
    フラット
  • 音質
    • 「Mシリーズ」の最上位モデルというだけあって、フラットな特性と高解像度な音像を徹底して追求した、典型的なモニターヘッドホンサウンドです。音場は「臨場感たっぷり」では無く、耳に近い位置で鳴らしています。そのおかげで、中央から聴こえる抜けの良いスネアとハイハット、その横の奥あたりからクラッシュといった具合に、音の定位やバランスがとても認識しやすいのが特徴です。決して「面白味」のあるサウンドではないものの、音に一切の曇りが無く、楽曲を構成する音の成分ひとつ1つが耳に飛び込んでくる感覚。日本刀のように切れ味鋭い、極めてクリアなサウンドです。

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  • ハウジング
    • 「Mシリーズ」の流れを汲んだお馴染みのデザイン。全面にレイアウトされたシルバーのブランドロゴは、アルミニウム材でしっかりと模られており、金属の冷たい感触と凹凸が確認できます。イヤーカップは90度回転する構造になっており、ドライバーユニットが耳に対して最適な方向に向くようになっています。側圧はやや強めですが、イヤーパッドが大きいので耳に直接負荷がかからないので、装着感もなかなか。また、しっかりとした遮音性能を実感することができます。

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  • ヘッドバンド

    ヘッドバンドは余計な装飾がなく、適度な幅と厚みでシンプルな作りですが、材質には、制振効果のあるアルミニウム材を採用しています。頭頂部に接触する部分には、約1.0cmの厚みがあるヘッドパッドが設けられ、頭へかかる負担を軽減してくれます。

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  • イヤーパッド

    イヤーパッドはよくある合皮製かと思いきや、裏側にメッシュ生地を採用し通気性を向上。レコーディングなどのスタジオワークで長時間使用しても、蒸れにくく快適な装着感をキープします。

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  • ケーブル

    ケーブルはレフトチャンネルからの片出し仕様。着脱ももちろん可能です。カールケーブルが1種と1.2mと3.0mのストレートケーブルが付属。用途やシチュエーションに合わせて選択可能です。

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    • 装着イメージ

TOP
  • ATH-R70x

    高域
    ★★★★★
    中域
    ★★★★★
    低域
    ★★★★★
    解像度
    ★★★★
    装着感
    ★★★★
    遮音性
    ☆☆☆☆
    タイプ
    スタジオモニター、リスニング向け
    キャラクター
    フラット
  • 音質
    • 「ATH-R70x」を視聴してまず驚愕したのは、自然で生々しいサウンドとそのバランスの良さ。音の距離感が絶妙で、生演奏を至近距離で聴いているかのようです。ボーカルの息継ぎや囁くように歌う様を鳥肌が立つほどリアルに聴くことができます。
      中高域はフラットで解像度も良好ですが、存在感のある低域も注目ポイント。オープンエア型の場合、ヘッドホンの構造上どうしても低域の印象が薄くなりがちですが、「ATH-R70x」は「厚みのある芯の通った低域」です。低い位置でメロディーを縫うように動くベースラインは心地良く、輪郭がはっきりとしていて中高域が滲んでしまうこともありません。

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  • ハウジング
    • 六角形を形取ったハニカム構造のアルミニウムメッシュハウジングで、手のひらにぴったりと収まるサイズ。実際に手に持ってみると、とても軽量で装着しても頭部に重さを感じません。側圧も強くもなく、弱くもない丁度良い塩梅で、長時間のリスニングも良好です。ハウジングの中心には四角形のブランドロゴが埋め込まれ、プロフェッショナル仕様らしい無骨なデザインに好感が持てます。

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  • ヘッドバンド

    ヘッドバンドはスロットが入ったアルミニウム製ヘッドバンドと、audio-technica伝統のウィングサポートを採用。頭部のカーブに合わせてウィングサポートが柔軟にフィットし、頭のサイズを気にすることなく最適な装着感を得ることができます。

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  • イヤーパッド

    イヤーパッド表面の素材には通気性の良いベロア生地を使用。大きさはやや耳に触れるくらいのサイズ感で、耳を覆うアラウンドイヤータイプと耳の上に乗るオンイヤータイプのちょうど中間といったところです。パッドの厚みは約2.0cmもあり、適度なハリと弾力が特徴。耳への負担を和らげています。

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  • ケーブル

    ケーブルは、Lチャンネル・Rチャンネルの区別なく取り付けが可能な「デュアルサイド着脱式ケーブル」を採用しています。ヘッドホン側のプラグ径は2.5mmで、ヘッドホンに差し込んだ後、ねじ込むことで固定することができる「ヨパネット式ロック機構」を取り入れています。

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    • 装着イメージ

TOP
  • ATH-M60x

    高域
    ★★★★
    中域
    ★★★★
    低域
    ★★★★★
    解像度
    ★★★★
    装着感
    ★★★☆☆
    遮音性
    ★★★★★
    タイプ
    スタジオモニター、DJ、リスニング向け
    キャラクター
    フラット
  • 音質
    • 聴きやすく、聴き疲れしない音質です。
      低域の量感はATH-M50xと同じくらい。ベースがやや前方に聴こえるため、ベースラインを認識しやすいです。
      ATH-M60xは特に中低域が自然で高域もクリア。音の定位感が良く、音の位置やバランスが分かりやすく感じます。
      デジタル・オーディオプレーヤーやPCでもしっかりとした音圧、解像度を得ることができ、オーディオテクニカらしい存在感のある低音、クリアな中高音をしっかりと聴きとることができます。

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  • ハウジング

    ハウジングは小さいですが、ATH-M50xと同様の大口径45mmドライバーを搭載。
    ATH-M50xを軽量コンパクトにまとめたオンイヤータイプのヘッドホンです。
    重量は220g。とにかく軽いので長時間のリスニングに最適です。

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  • イヤーパッド

    厚めのイヤーパッドで、もちっとした質感は肌触りが良いです。
    縫い目のついた立体的な形状は、耳に隙間なくピッタリとフィットします。
    ドライバーユニットと耳までの距離が若干あるせいか、ATH-M50xよりも音場にやや広がりがある印象です。

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  • ケーブル

    ケーブルはレフトチャンネルからの片出し仕様。着脱ももちろん可能です。
    カールケーブルが1種と1.2mと3.0mのストレートケーブルが付属。用途やシチュエーションに合わせて選択可能です。

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TOP
  • ATH-M50x

    高域
    ★★★★
    中域
    ★★★★
    低域
    ★★★★★
    解像度
    ★★★★
    装着感
    ★★★★
    遮音性
    ★★★★
    タイプ
    スタジオモニター、DJ、リスニング向け
    キャラクター
    ややドンシャリ
  • 音質
    • 「ATH-M50x」は高い解像度を保ちながらも、モニタリングからDJ、リスニング用までフレキシブルに対応できる万能サウンド。低域のレスポンスは速く、ローがスムースに伸びて心地良いです。高音域はすっきりとして見渡しが良く、音の余韻も自然に表現。ややドンシャリな傾向はありますが、ボーカルやアコースティックギターが埋もれることはなく、全体のバランスを上手くとっています。

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  • ヘッドバンド

    幅が約3.5cm強はある大ぶりなヘッドバンドを採用。ヘッドバンドの上部には「audio-technica」のロゴがプリントされています。頭頂部に当たる部分にはヘッドパッドが設けられ、「ATH-M70x」のようなたっぷりとした厚みはないものの、幅広いヘッドバンド全体が頭部を受け止めているので、特に重さも感じません。ハウジングの接合部分には一定の角度が設けられており、イヤーパッドが側頭部に真っ直ぐ、そして隙間無くフィット。やや側圧が強いものの、頭を少し振ったくらいではずれ落ちない高い装着性と周囲の音をシャットアウトする遮音性能を実現しています。

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  • イヤーパッド

    耳を覆う楕円形のイヤーパッドは、たっぷりとした厚みがあり、耳の形に沿って装着できるので、長時間のレコーディング作業時でも快適なフィット感をキープします。

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  • ケーブル

    ケーブルはレフトチャンネルからの片出し仕様。着脱ももちろん可能です。カールケーブルが1種と1.2mと3.0mのストレートケーブルが付属。用途やシチュエーションに合わせて選択可能です。

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    • 装着イメージ

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