
=====出来るだけ疲れない練習を目指して====
初めまして!もうすぐ50歳になる中年オジさんです。
我々の世代は学生時代の80年中期にレベッカ、ブルーハーツ、イカ天ブームなどの洗礼をうけ楽器を始めた人が多いのではないでしょうか?80年代後半から90年代前半までXJapan 、メタリカ、ニルバーナなどのコピーしたのではないでしょうか?
その後、社会人になり結婚して、なんとなく楽器から遠ざかっていったのでは?私もそんな1人です。
6年ほど前に、仕事や子育てが少し落ち着いたとはいえ、まだ末娘は2歳でしたが、なんとなく日々の生活が燃え尽き症候群だった時に、たまたま友人にフェスに誘われて行きました。その時メガデスやラウドネスの高崎晃の演奏を観て感動し青春の日々を思い出し5年ほど前からギターを再開しました。笑
とはいえ十数年ぶりに行った楽器店はわからない事だらけ。昔からクリップチューナーなんて、あったかもしれないけど使った事ない。チューナー下さいって楽器店員に頼んだところ、数種類のクリップチューナーわたされ何の説明もしてくれませんでした。なんだこりゃ?状態でした。
これが不思議な事にいつの時代も一見さんには楽器店員は不親切なのです。今でもはっきり覚えています。大型商業施設によく入っている大手楽器店の店員です。高級楽器買うときは親切なのだけどね。(どうやら高級楽器やオリジナル楽器を売るとインセンティブがあるらしいです)
その時買ったKORGのピッチクリップの制度の良さには驚いたなんてものじゃなかったです。だって千数百円ですよ。90年代かそれ以前はシールドに挿すタイプのチューナーが主流で、だいたい4千円~1万円ぐらいでした。高かったし貧乏学生の私は必至でバイトして買ったのを覚えています。
現在はTCエレクトロニックのポリチューンクリップを買い足し使っています。これは普通のクリップチューナーなのですが、全部の弦のチューニング状態が1発で見えるので楽ちんです。ちょっとお高いのでポリチューンは室内用。河川敷など野外での練習はKORGのピッチクリップ使っています。
クリップチューナーって小さいでしょ。やっぱり無くなったり適当に扱って壊れたりするのですよね。だから精度も大切ですが安い事も大切です。あんまり安いのも精度的に問題があったりしてイライラします。700円ぐらいのアジアメーカー製を2種類購入した事ありますがチューニングは安いのでも出来るのですがチューニング感度が悪くチューニングに時間がかかりイライラします。
その点KORGのピッチクリップは高級機種に比べるとやや不安定ですが、素人が使う分には許せるレベルだと思います。KORGは日本の老舗メーカーだし信頼もあると思います。
私はアコギも弾くのですが、都会の住宅事情で弾くのは難しいです。しかも我が家には受験生の娘までいるので更に難しい状況です。ちなみにその娘もギタリストです。パパ気が散るからアコギはやめて!と言われます。渋々河川敷まで歩いていき、橋の下で弾いていますが都会でもこのコロナ禍。夜はお店も閉まっているし河川敷は真っ暗です。やっぱクリップチューナー失くします。今年になって2つ失くしました。やっぱ野外では安いのが良いですね。あと今年は蚊が多いので蚊取り線香と虫よけスプレーは必需品でした(笑)
河川敷での演奏では、音源やメトロノームはスマホで代用できるとしても、楽譜はスマホで見るのは辛いです。ましてや老眼が酷くなる年代ですのでスマホじゃ無理です。9インチぐらいのタブレットでも良いのですが譜面台の上にのせて見やすい位置で弾きたい。しかし風で譜面台が倒れてタブレットが壊れる可能性があります やっぱり紙の譜面でやるしかない。でも河川敷暗い。そこでクリップ式で電池式の譜面ライトがK&Mから出ています。1000~2000円ぐらいです。軽くて重宝します。このクリップに譜面も挟んで固定したりもしています。
先ほども書いたのですが、譜面台が風で倒れる事があり壊れたりします。やっぱ軽くて安いのが良いです。重いと運ぶのが面倒です。PLAYTECHからMS20という譜面台があります。軽くて安くて丈夫です。勿論お金に余裕がある人は高級品買っても良いですが、譜面台とかライトとか演奏と関係ないものは安くて丈夫なら何でも良いような気がします。
現在は、ほぼ毎日ギターの練習しているのですが再開した頃は週に1回15分程度でした。理由は簡単です。すぐ疲れるのです。ギターに使う筋力は普段使わない筋力なのです。耳も衰えており、メトロノームやリズムマシーンの音を集中して聞けないのです。ましてや疲れて仕事から帰ってきて疲れるギターを弾こうなんて思えません。そんな時に出会ったのがギブソンのオートチューニングギターを搭載したギターでした。私にとってはこれが当たりでした。1日5分だけでも練習するようになり時間が少しずつ伸びていき1時間程度なら疲れなくなりました。現在ギブソンのオートチューニングギターは売ってないのですがオートチューニングシステムはトロニカル社からまだ販売されています。しかし楽器との相性があるので信頼できる楽器店に相談が必要です。工賃込みで5万円弱ぐらいすると思います。5万円の出費は嫁さんに殺されるかもしれません。命がけになります。そこでローディーというオートチューニングマシーンがお勧めです。1万5千円~2万円ぐらいです。これならヘソクリでなんとかなりそうです。
仕事から疲れて帰ってきてギターのチューニングは面倒なのでギター弾かなくなります。少しでも面倒な作業が減ればギターに触れる時間が増えるのではないでしょうか?
これが学生時代のようにギターに触れているだけでも楽しいと思える人ならチューニングも楽しいかもしれませんが中年はそうはいきません(笑)
他にも中年リターンギタリストに役立つアイテムあるのですが、話が長くなるので今回はここまでにします。
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