11月25日、成田駅から新勝寺まで続く参道から1本入ったところにある素敵なお店「今宵、成田で世界の肉料理とごほうびワインを」略して「コヨニク」で開催された、成田市の町おこし音楽イベント「ナリタのオカゲ Vol.9」に参加してきました♪
今回もサウンドハウスのショールームから音響機材を提供させていただきました。
ご覧ください。
QSC祭りです(笑)
メインスピーカー:QSC/CP12
サブウーハー:QSC/KS212C
フロアモニター:QSC/CP8、K8.2
デジタルミキサー:QSC/TouchMix-16
メインボーカルマイク:Aspen Pittman Design/DT1 Dual Top Condenser Microphone

出演者の皆様、ご来場いただいたお客様から、とにかくたくさん誉めてもらいました!!
・出音に余裕がある。さすが1000W!!
・高域から低域までバランス良く出てる!!
・サブウーハーのタイトなローが気持ちイイ!!
・スピーカーめちゃめちゃ軽くてラク!!
・これだけの機能が詰まっていて、とにかくコンパクトで小型なミキサー、超欲しい!!
・iPadでミキサー本体と同じ操作ができるのスゴイ!!客席からお客さんと同じ音を聴いて調整できる!!
・今回はこれまでのオカゲと比べて、全体的に音が良くなってる!!
イベント会場に入り、リハーサルを始めてみるとQSC CP12のそのビジュアルとサウンドのギャップに驚きました。非常にコンパクトな外観にもかかわらず、クリアな音が高域から低域までストレスなく出てくる印象です。細かいディテールの表現や、アタックなどの再現も過不足ありません。パワーに関しても、イベントで他のPAシステムを使ったDJタイム直後のライブ(ボーカル、アコギ、ボイスパーカッションの小編成)でも、物足りなさは一切感じませんでした。バックパネルを見てみるとContourで6つのプリセットが用意されています。今回はここをいじることはできませんでしたが、用途に合わせてスピーカーの音質を変えられるのは使い勝手が良いと思います。このサイズのスピーカーでできることとしては、かなり満足のスペックを持っていると感じました。場所も取らないし、思わぬ場所を即席ライブ会場にできる頼もしいアイテムだと思います。
そして初めてリハーサルにも参加し、イチから準備してわかったことがあります。
・メインスピーカーと演奏スペースの位置関係はとても大切
・フロアモニターは少し向きが変わるだけで聴こえ方が変化する
→ちゃんと顔に向けてあげる!!
・以外とモノを置く「台」を希望するプレイヤーが多い。
→キーボードスタンドと板があって助かったw
・ケーブルは、綺麗に引き回すと、思った以上に長さが必要
→見た目を綺麗にするために大外を回すから。
・事前に演者さんたちが持ちこむ機材の出力端子、使用するチャンネル数は必ずチェック必要
→変換アダプターをたくさん用意していって助かったw
・ステージ側のコネクターには、ナンバリング必須(ガムテ&ペン)
→色分けでもいい。NEUTRIKのカラーブッシング欲しくなりました。
・お客さんが入ると響き方、聴こえ方がけっこう変わる
→リバーブの響きは本番を聴きながらiPadで調整してました。
・本番では予想もしないようなことが起こる
→何故か急に信号が途絶え、気がつくと復旧するという事件がありました。
・準備に比べて撤収作業は異常に早い笑
→ナリタのオカゲのチームワークすごい!!
もっとたくさんあったんですがパッと思いだせる分だけ書き出してみました。
とにかく現場でしか感じることができないことにたくさん触れることができてとても勉強になりました♪
と、機材関連はここらにして会場の様子をご覧くださいw
コヨニクはこんなにオシャレ!!

手作りキャンドルの優しい明かりが素敵でしょ?

オンリーワンのTシャツが作れる草木染めワークショップも開かれていました♪

ビールにタコス、間違いない組み合わせです♪

DJは、いつも楽しいナリタのオカゲクルーのみなさんが盛り上げてくれました♪

富里の若き雄!小野寺両の率いる実験的バンド「.ya」
エレキギター、シンセサイザー、打ち込みのスリーピースバンド。ひとりひとりのテクニック、ノリがスゴイからこそ生み出されている素敵な音でした♪最後の曲で向原愛海さんといっしょに演奏した曲もサイコーのパフォーマンスでウチの娘も聴きいっていて気持ちよかったのかウトウトしてました笑 いつもサウンドハウスで買い物してくれてありがとう♪

マリオオデッセイの日本語版を担当した成田を代表する歌姫「向原愛海」
全国で活躍するBreath(ボイスパーカッション)奏者「MaL」
わかってた。わかってました。聴く前からスゴイのは。でもそれ以上のパフォーマンスを見せられて感情をダイレクトに揺らされたような感覚になりました。愛海さんには無理言って、Aspen Pittman DesignのコンデンサーマイクDT1を使っていただいたのですが、歌声の持つ魅力を色鮮やかに表現してくれていました♪MaLさんとの息もピッタリ、ルーパーやエフェクターを使って濃密なサウンドが印象的でした♪

独創的かつ芸術性豊かなギター弾き語りスタイル「樽木栄一郎」
今回初めて見させていただいた樽木さん。エレガット1本の弾き語りスタイル。シンプルだからこそ歌声と演奏がより一層引き立っていました♪はじまってすぐに会場のみんなが夢中になっているのがわかるくらいの凄まじいオーラでした。歌もギターも上手いし、体全体でフルスイングしてくれているのが分かったからだと思います。MCも面白くてテンポも良く、あっという間に時間がすぎてしまったような感覚でした。やっぱり生の音楽ってすごいなと改めて思わせてもらいました。

ディジュリドゥとパーカッション(打楽器)をメインの楽器として世界でプレイする「Yusuke Hoshi」
実は以前、ショールームにも来てくれていたHoshiさん。そのことを話すと覚えてくれていて嬉しかったです♪ディジュリドゥを生で聴くのは初めてだったのですが、あの長い筒状の楽器から、どうやって多彩な音色が出ているのか不思議でした。ギターと違ってメロディではないものの、その独特の音色とリズムが体にしみ込んでくる感じは初体験。ハンドパンも透き通っていてとにかく綺麗な音が印象的で一気に会場を幻想的なムードにしていました。最後に出演者のみんなでやっていたセッションもとても楽しく、最後まで楽しいまま突っ走ってくれました♪


ナリタのオカゲ。
回を重ねるごとに素敵になっていく過程を見ることができていて幸せです。
みんな笑顔で楽しんでもらえている様子を見たり、聞いたりしていると、とても満たされた気持ちになりました。

今回は会場準備、リハーサルから最後まで参加させてもらいましたが、あの最高のステージを作るために、たくさんの人が携わっていて、それでいてみんなが同じ方向を向いて進むからこそ出来たものなのだと感激しました。出演者のみなさんの音に対する要望にもっとスマートに的確に応えられるように知識を積み重ねなくては。日々精進だなと思っています。

次回は記念すべき第10回を迎える「ナリタのオカゲ」
サウンドハウスショールーム担当の私も全力サポートでいきたいと思います!!