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QSC ( キューエスシー ) / KS212C パワードサブウーファー

QSC ( キューエスシー )  / KS212C パワードサブウーファー

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パワード・カーディオイド・サブウーハーKS212Cは、3600Wの大出力を誇るクラスDアンプ、最新DSPを搭載。全方向に広がる低音がステージ上やスピーカー背面に回り込むという問題を解決するため、従来は複数のエンクロージャー、アンプ、プロセッサーを駆使して指向性を作り出していたのに対し、KS212Cは革新的技術を取り入れたシングル・コンパクト・エンクロージャーにより、理想的な指向性を実現。オーディエンス方向に限定して力強い低域を伝え、最適なステージ環境をコーディネートすることが可能です。ライブだけでなく、DJ、ダンス、映像プロダクションなど中規模会場で行われる様々なパフォーマンスで圧倒的な能力を発揮します。

■パワードサブウーハー
■12"×2
■3600W
■40.1kg

■タイプ:デュアル 6th-Order バンドパス・カーディオイド・サブウーハー
■LFトランスデューサー: 2 x 12-inch (305 mm), Cone
■周波数レスポンス (-6 dB): 44 Hz - 104 Hz
■周波数レンジ (-10 dB): 39 - 118 Hz
■ノーマルカバレージ: 180? Cardioid (15 dB rear rejection @ 70 Hz)
■最大出力音圧レベル: 132 dB @ 1 m (peak)
■アンプ: Class D
     2 x 1800 W (peak)
■冷却: ローノイズ、可変式スピードファン
■コントロール:
 パワーON/OFF
 ゲインコントロール
 ロータリーエンコーダー
 2 x セレクションボタン
■インジケーター:
 2 x Power LED (フロント、リア)
 Input Signal LED
 Limiter Active LED
■コネクター:
 2 x Locking XLR/F ?-inch Combo
 2 x XLR/M (Loop-Thru Output)
 1 x Locking IEC Power Connector
■電源:ユニバーサル・パワーサプライ100 - 240 VAC, 50 - 60 Hz
■消費電力 (1/8th Power) 100 VAC, 3.6 A
■エンクロージャー
 エンクロージャー: 18 mm Birch Plywood
 カラー:ブラック(RAL 9011)
 グリル: Internal Woofer Cover
■サイズ:幅39.4x高さ62.2x奥行85.1 cm
■重量:40.1 kg
■梱包重量: 48.5 kg
■準拠:CE, WEEE, UL, China RoHS, RoHS II, FCC Class B
■付属品:4 x ローノイズ・キャスター、36インチ・スピーカーポール
■別売アクセサリー:KS212C Cover、KS LOC Lock-Out Cover、SP-16X Extension Pole

KS212Cは小規模の会場に最適な最上位クラスのパワード・サブウーハーです。

KS212Cは、革新的な技術により、単体で指向性のあるサブウーハーを実現。モバイルエンターテイメント、映像プロダクション、機器レンタル、小規模会場などにおける用途において、「低音域を最適化」し不要な低域を最小限に抑えます。

3,600WクラスDアンプによるパワーと、最新のDSPテクノロジーによるプロセッシング、6次オーダー・バンドパス・チャンバーが組み込まれた音飛びの良いデュアル12インチ・ドライバーを搭載、これらの技術全てを密接に働かせることにより、キャビネットの前後で15dB以上の音響エネルギーの差を実現しています。可搬性に優れたキャビネットには持ちやすいアルミ製ハンドルと4個のキャスターを搭載。2つのM20スピーカーホールを搭載し、35mmスピーカー・ポールを使用して、スピーカーを設置することができます。

<一般的なサブウーハーの問題点>
通常、サブウーハーは音が全方向に広がるため、ステージ上に不要な低音が入り込んだり、スピーカーの背面にも低音が回り込む問題が起こります。最近では、サウンドエンジニアによりスピーカーの配置、ディレイ、極性などを工夫したり、サイドとリアに広がる音を調整することにより、サブウーハーにも指向性を作ることができるようになりました。しかし、この技術の問題はコストがかかり、複数のエンクロージャー、アンプ、プロセッサーが必要な点です。

<KS212Cによる問題解決方法>
QSC社は、革新的な技術により指向性のあるサブウーハーを単体で実現。ステージでの不要な低域を最小限に抑え、"最適な低音域"を作り、そのサブウーハーの圧倒的な能力を十分に発揮します。

<主な特徴>
■単体で、指向性のあるサブウーハーを実現
■3600WクラスDアンプ搭載
■指向性を設けることにより、エンクロージャー前後で15dB以上のレベル差を実現
■音飛びの良いデュアル12インチドライバーを搭載
■デュアル6次オーダー・バンドパス・デザイン
■設定可能なクロスオーバー、用途別にシーンの保存、呼出が可能
■TFR(Turbulent Flow Reduction)ポートデザインによる最適なレゾナント・チューニングと高速エアーフローを実現
■様々な用途に対応する洗練されたデザイン
■頑丈で長寿命のエンクロージャー
■2つのM20スピーカーホールを装備、35mmスピーカー・スタンドを使用して、スピーカーを設置可能(36インチスピーカーポール付属)
■KS ロックアウトカバー(オプション)によるコントロールパラメーター保護

基本操作メニュー

背面パネル詳細

  1. 1ディスプレイ
  2. 2メインニューに戻る
  3. 3サブメニュー、数値の選択
  4. 4選択した数値の確定
  5. 5SIG: 信号が入力された場合LEDが点灯
  6. 6ゲイン調整
  7. 7LINE: コンボ入力端子
    A/B: ライン入力
  8. 8XLR Thru端子 A/B: 入力A/Bに入力された信号を出力
  9. 9電源スイッチ
  10. 10電源コネクター

国内ミュージシャンの商品レビュー

Chilly Source

Chilly Source

今回は、知人の結婚式にてQSC CP12(メインスピーカー)、KS212C(サブウーファー)をレンタルしました。150名ほどの来賓者の来る、カジュアルな結婚パーティでした。用途してしてはラウンジライクなDJプレイと、ギター・キーボード・ドラムの3ピースバンドでのジャズライブの余興用でした。

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今回は、知人の結婚式にてQSC CP12(メインスピーカー)、KS212C(サブウーファー)をレンタルしました。150名ほどの来賓者の来る、カジュアルな結婚パーティでした。用途してしてはラウンジライクなDJプレイと、ギター・キーボード・ドラムの3ピースバンドでのジャズライブの余興用でした。カジュアルで上品かつグルーヴィーな雰囲気を求めていたのですが、スピーカーもウーファーも求めていた雰囲気をばっちりと演出してくれ、とても品質が良かったです。特にサブウーファーは低音の輪郭がくっきりと出ていました。当初は必要ないかもしれないとレンタルを迷いましたが、会場全体のグルーヴ感を演出するのに必須だったと終わってみて気付き、レンタルして良かったと思いました。カジュアルで大人数のパーティなどにはもってこいの機材だったので、スピーカーだけでも十分かもしれませんが、いつものパーティに特別感を出したい、プラスアルファで全体のグルーヴ感を引き出したい、という時には特にお勧めのアイテムです。次回もぜひセットでレンタルしたいと思います。

Chilly Source

ABOUT
Chillで気持ち良い音楽をテーマにラジオ配信、楽曲制作、映像制作、アパレル制作、空間プロデュースなどを総合的に行うライフスタイルレーベル。毎週日曜日、YouTubeで22時からDJやゲストアーティストによる様々なChillout musicを配信している。また、アーティストやDJ以外にも、ビデオグラファーやデザイナーなどのクリエイターも所属し、約30名ほどのメンバーがチームで活動をしている。

MESSAGE
Chilly Sourceは皆さんへ、新しいライフスタイルを提案します。レストランやカフェで、いつもよりご飯が美味しく、会話が楽しく、最高にリラックスしている。そこには自然と体にしみこんでく、Chill Out MusicつまりChilly Sourceの音楽が聞こえてくるから。皆さんに最高の音楽をお届けします。ちょっと僕らのChilly Source味見してみませんか?

Home Page
http://chillysourcetokyo.com/

SoundCloud
https://soundcloud.com/chillysource

Facebook
https://www.facebook.com/chillysourcetokyo/

Instagram
https://www.instagram.com/chillysourcetyo/

石本 大介

石本 大介

QSCのスピーカーはよく使っていて、変なピーク感の無いフラットでナチュラルな印象を持っていたのですが、今回初めて使ったこのモデルCP12も印象は変わらず良かったです。

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QSCのスピーカーはよく使っていて、変なピーク感の無いフラットでナチュラルな印象を持っていたのですが、今回初めて使ったこのモデルCP12も印象は変わらず良かったです。今回は会場も小さな体育館位のスペースに300人程のイベントでしたので若干パワー不足も否めませんでしたが、「キャパmax100人まででデカ目のカフェでドラム無しのパーカッション」とかですと、バッチリかと思います。
上位モデルK.2シリーズになるとパワーは増しますが、DSPの設定等もあり、ちょい専門的になるので、こちらですと予めプリセットされたツマミをカチカチ回して「いいな」と思ったとこで止めればよいのであまり機材に詳しく無い方でもオススメです。

このシリーズに初めてサブウーファーKS212Cを入れてオペしてみましたが、歌、ピアノやアコギのツヤ感が、あると無いとでは全く違います。また指向性を持たせているとの事ですが、ステージ上への回り込みが本当に少ないのには驚きました。
これにより、ステージ上の演奏者はスッキリとモニターする事が出来ます。
アコギも低音がハウったりしにくいですし。ベース&ドラムがいるバンド編成ですと必須なものだとは思いますが、今回のようにギター&パーカッションのような編成でも表現の幅が広がり、一台導入する事でワンランク上のサウンドになるように感じます。

石本 大介

高校よりギターを始め、ヘヴィメタル一本槍。徐々にブルースやジャズに目覚め、大学在学中から渋谷エッグマンなどへの出演を中心に本格的に音楽活動を始める。2005年に自身のユニットにて住友紀人氏プロデュースによるアルバムをリリース。2007年頃から作編曲家としての活動を始める。「UTAGE」「CDTV」他、CM、ドラマ、映画の音楽制作に関わる。また都内ライブハウス等での音響エンジニアやイベントの開催運営など様々な分野にて活動中。studio SOUKOオーナー。

海外レビュー

TAG社がQSCとの共同プロジェクト「More Than A Black Box」を発表

オーストラリア発

TAGVオフィスにある壁。Keith HaringとJean-Michel Basquiatへの敬意を表した壁絵が描かれていて、人気があります。写真提供p1xels

QSC製品の代理店であるTAGは、QSCのスピーカーにペイントをほどこす「More Than A Black Box」アート・プロジェクトの詳細を発表。
この企画の構想はTAG社が2019年に新しいVictorianオフィスを開いたときに生まれました。TAGVオフィスの広い側壁はアートの展示にも最適で、以前にもオーストラリアのストリートアーティストFintan Mageeの「The Refugee」を含むストリートアートが展示されていました。TAGが入居したとき、壁はNychosによるカンガルーの解剖図が描かれていました。

ストリートアートのエクスパートであるDean Sunshineと写真家p1xels、さらに8名のストリートアーティストの協力により、ある計画が立てられました。それは、National Gallery of Victoriaで開催されたKeith HaringとJean-Michel Basquiatの展示会に合わせて、壁を刷新するというものでした。3週間に渡り行われた作業により、モンゴルのアーティストであるHeescoによる二人の肖像画、Conrad BizjackとCheheheによる背景画、さらにDvate、Sabeth、Phibs、Ling、Dukeの5人によるグラフィティが描かれました。このコラボレーションは、QSCマーケティング・マネージャーNicholas Simonsenに感銘を与え、彼はアーティストと継続して仕事をしたいと考えました。
「壁面のアート創作が開始されたとき、クリエイティブな創作中に音楽を聞けるようにQSCのペアスピーカーを設置しました。壁が素晴らしい色で蘇っていく現実離れした経験にチーム全体が感動していました。最初に思いついたのは、アートと同様に、QSC K.2スピーカーをそのサウンドのように鮮やかに彩ることです。豊富な経験を持ったアーティストがK.2スピーカーをキャンバスとして使うことにより、単なる「黒い箱」以上の存在になります。

CheheheによるQSC K.2スピーカーペインティング。写真提供p1xels

2月の終わりに郊外で行われたCan’t Do Tomorrowアート・フェスティバルにおいて初披露されたスピーカーは、TAGVオフィス壁アートプロジェクトに参加したアーティストCheheheがペイントしました。Simonsen氏「Cheheheのスタイルは理想的で、スピーカーボックスを「アート」で装飾しました。最初のコンセプトでは、スピーカーグリルだけペイントしようと考えていましたが、Chehehe氏はスピーカーキャビネット全体が素早く、鮮やかにキャンバスになることを証明してくれました。」と語っていました。

多岐にわたるアート分野で活躍するアイーティストKnock氏。写真提供p1xels

2番目のコラボレーションは総合芸術アーティストのKnock氏、その作品は人々を彼のイマジネーションの世界に引き込み、日常の世界から連れ出しました。K10.2ペアとKS112サブがKnock氏最新作の展示会Tektoniksに使用されました。Knock氏のスピーカーはMelbourneのレコード店Oh! Jean Recordsに置かれ、店内パフォーマンス用として使用されていました。

「More Than A Black Box」における3人目のコラボレーションは、ニュージーランドのアーティストHaser氏とです。2月に行われた「Can’t Do Tomorrow」フェスティバル期間中、参加者が観ている前でK10.2ペアを変身させるべくその場でペイントを行いました。Simonsen氏によると、「フェスティバル開催中にHaser氏にK10.2ペアをペイントするというのは、衝撃的なことです。キャンバスであるスピーカーに彼がアートを描き始めるのを大勢の観衆が観ました。このような試みは誰も行ったことはなく、皆さん驚いているようでした。」
多くのコラボレーションが行われ、さらに継続しており、このイベントのためにQSCスピーカーは国内の様々な場所を旅しています。ぜひFacebookとInstagramのQSCオーストラリアをフォローして「More Than A Black Box」の最新情報をチェックしてください。

White Train Entertainment、新設のCrossroads Community ChurchをQSCによって盛り立てる。

幅広い層の観衆がWinnebagoのCrossroadsに集い、若者に熱狂を与え、年配の方もクリアで心地良いサウンドを楽しんでいます。

米国イリノイ州Winnebago(2020年7月9日)

イリノイ州WinnebagoではCrossroads Community Churchが、過去数年間、様々な場所を借りて集会を行ってきましたが、自らが所有する教会を建てることになりました。新しい教会では、PAシステムを組み上げる必要があり、ボランティアが牧師と教会で演奏するバンドのために、セットアップを行いました。建物に関する詳細な分析の後、イベント運営会社のWhite Train Entertainment社は、QSCのラインアレイが新しい教会の条件に最適だと判断しました。KLA12を両サイドに4台吊り下げ、KS212C指向性サブウーファーペアをステージ下に設置、さらにK8.2をモニター用に2台、フロント用に2台設置しました。
「収容人数は200名弱、Crossroadsにとってはラインアレイに置き換えるのは大きなチャレンジでした。」White TrainのJeremy Rollefson氏がコメントしています。「システムインテグレーターとして、2010年からQSCを使用してきました。ライブサウンド分野で複数の資格を持ち、ツアーエンジニアとしての経歴もあります。現代の教会では、日曜礼拝以外にも多くのイベントが行われているため、PAシステムは、過酷に使用されています。
KLA12ラインアレイを使用するという決定に至るまで、Rollefson氏は各要素のバランスを特に考慮しました。「礼拝において、重要な要素の1つは美観。吊り下げたラインアレイはポールマウントや積み重ねたスピーカーよりすっきりと見えます。」

「次にカバレージと位相について考えました。天井が低くて反響が大きい空間においてラインアレイは全ての音域とスペース全体をカバーするのに理想的なシステムです。QSC KLA12は、この価格帯で最も正確なレスポンス特性を持っています。5つのボックスで構成されたシステムの場合、垂直方向に90度、水平方向に90度のカバレージを持ち、消費電力も低く、長期的に考えても費用対効果が高いと言えます。
低音に関して言えば、美観を考え、サブウーファーをステージ下に取り付けたかったのです。ステージの下には、高さ50cmくらいの空間があるため、KS212Cが十分収まります。3600Wアンプを搭載、周波数特性は44Hzまでカバーするデュアル12インチウーファーは18インチに匹敵する出力を誇ります。
サブウーファーを選択するとき、出力だけが重要な項目ではありません。教会のホールのような空間では、低域のタイトさと明瞭さが重要な要素となります。コントロールされた低音は耳というより体全体で体感させます。KS212Cは、通常はサブウーファー領域では持ち得ない指向性をツインドライバーによりコントロールして作り出します。音響エネルギーを集中させ、後方の出力を前方の出力と比べて最大15dBまで下げて指向性を作っています。
K8.2は小型でパワーがあり、広いカバレージを持っているので、ステージ下のサブウーファーの間にK.8.2を2台設置しました。
全てが設置され調整され、その結果に大変満足したようです。「私がサウンドエンジニアとして行った最初の礼拝では、予想以上の結果となり、多くの感謝の言葉をいただき、礼拝参加者にとって新しい教会は心温まる場所となりました。幅広い層の観衆がCrossroadsに集い、若者は興奮している様子でしたし、シニア層にも明瞭で心地良いサウンドを届けられました。
システム全体が期待以上であり、その質の高いサウンドに驚きました。教会の礼拝へ最適になるように調整されていますが、他のイベントにも柔軟に対応できます。」Crossroads Community Churchのサウンドエンジニア・リーダーのJeffrey Schleich氏がコメントしています。
「礼拝のリーダーとして、過去15年以上、様々な環境に設置されたいろいろなタイプのサウンドシステムを経験してきました。QSCのシステムは素晴らしく、礼拝のサウンド環境を大きく変えました。部屋全体を満たすサウンドは参加者全体に心地良いリスニングレベルになって届いています。」礼拝ディレクターのMelissa Bushman氏がコメントしています。まず気がついたことは、モニターに気を取られる必要がないということです。従来のシステムでは、音量を補うために大声を出していました。今はバランスが良く、快適、集中できます。最高ですね。」
「White Train Entertainmentが持つQSCとの信頼はすでに確固たるものでした。Crossroads Community Churchでの成功は、最近の一例となりました。何度もツアーを上手くこなしてきたという経験から、QSC製品の品質と耐久性には自信を持っています。」とRollefson氏。「設置されたシステムが優れた性能を発揮する。それは、QSCが守り続けてきた価値によるものです。そして、顧客が満足していれば、私も幸せです。まさにウィンウィンの関係ですね。

Kid Rock's Big Ass Honky Tonk&Rock 'n' Roll Steakhouse、QSCによる最高のサウンド

繁忙期には、4つのステージ・パフォーマンスが同時に行われることもありますが、どのステージでもQSCは確実に最高のサウンドを届けます。

テネシー州、ナッシュビル。(2019年8月15日)

Kid Rock's Big Ass Honky Tonk&Rock 'n' Roll Steakhouse

Kid Rock’s Big Ass Honky Tonk&Rock 'n' Roll Steakhouseは5階建てのビルに4つのステージを持つナッシュビルで最大の(斬新な)エンタテインメント施設です。QSCが設置した、統合オーディオ機器によるライブサウンドはオーディオマニアも納得です。「ビル全体ではトータル2000人、メインホールだけでも2階席と合わせて600人収容可能です。繁忙期には、4つのステージで同時にパフォーマンスが行われ、1日に16組のバンドそれぞれが4時間の演奏を行うこともあります。バンドの入れ替えが激しいため、PAシステムには高い柔軟性と信頼性が求められますが、QSCは確実にこの要求に応えてくれます。」とサウンドエンジニアのJosh Hastick氏。

メインホールのステージでは、両脇にKLA12ライン・アレイが置かれ、KW181サブウーファーがサウンドを補助しています。8台のK10.2がモニターとして使われ、さらにKW181が設置されています。メインホールと2階席の中間に16台のAC-S6Tがサテライトスピーカー(CXD4.3パワーアンプにより駆動)として設置され、メインスピーカーに合わせてディレイをかけてドライブしています。さらに大勢の観客が座るバルコニー用にK10.2とK12.2が置かれ、KW181サブウーファーで低域を補完しています。

3階と4階、さらに最上階にあるBARのPA機能は独立しています。3つのステージに設置されたPAシステムは全く同じ構成となっており、メインスピーカーとしてE112(CXDパワーアンプがドライブ)、KS212C指向性サブウーファーが両脇に設置され、モニターとしてK10.2、さらにCXDパワーアンプがドライブするAC-S6Tがサテライトスピーカーとして設置されています。さらに、最上階のバーにあるテラスにはAD-S12スピーカーが10台、AD-S112SWサブウーファーが4台、設置されています。

ナッシュビルにあるGC Pro社のGreg Glaser氏はプラン、機材の搬入、設置まで重要な役割を果たしています。GregとMike Mill(Honk Tonk Centralのサウンド・スーパーバイザー)はQSCのシステムを推進しました。

再びサウンドエンジニアのHastick氏のコメントです。「メインホールの壁と2階席上には、窓があり、天気によって開けたり閉めたりします。席が埋まっていて窓があいていると、デッド(残響が弱い)になり、空席が多いときに閉まっていると、ライブ(残響が強い)になります。KLAシステムは両方に問題なく対応することができます。アレイは良くチューニングされていて、誰かが最上階のBARで歌っても問題が起きないように設計されているのです。もし、偶然マイクをステージに向けてしまってもフィードバックが起こることはありません。」

サテライトスピーカーからの音は、メインスピーカーから出ている音と同じタイミングで観客の耳に届かなければなりません。QSCはディレイを使用してこの問題を解決しています。ディレイはミキサーを使わずにCXDシリーズのアンプ内で調整されています。設定は簡単。ラップトップを繋いでスピーカーのプロファイルを選択するだけです。

QSCの地元代理店、HWP社のKevin Duthu氏によると、「スピーカーの設定は、上のフロアーに設置しているE112システムでも有効です。QSCのシステムでは、スピーカーの設定を、測定用マイクからのデータに基づいて行っています。フルレンジ向けの設定、ダンスミュージック用の設定、壁との距離、サブウーファーの有無などに基づいて「ボイス」とも呼んでいる設定をします。実際の作業は、E112を設置して、CXDアンプを使用して音出しをします。これで99%の仕事は完了です。」
しかし、「上の階はメインホールより小さいため、より厳密な低音の管理が必要となります。KS212Cは、この要求を満たすのに理想的なサブウーファーです。指向性サブウーファーであるKS212Cなら、複雑な調整をすることなく、電源を入れてすぐに使えます。低域の音響エネルギーは低音が必要なダンスフロアーに向けて広がり、テーブルの上のグラスや、ステージ裏にある鏡を振動させることもありません。しかも、ボスの突然の指令により、たとえ不本意に音量を上げてしまっても、サウンドはパンチが効いていて明瞭です。」

「他のメーカーも素晴らしいライブサウンド機材を作っています。しかし導入後、時間と努力を費やしてサポートしようとするメーカーは多くありません。QSCのシステムは信頼性が高く、しかもここやあらゆる環境で問題が起こったとき、常にサポートしてくれます。」

QSC指向性サブウーファーソリューションを洞察する

By Christophe Anet(2020年2月4日)

このブログでは、サブウーファーアレイにより指向性を実現するいくつかの試みについて説明し、なぜQSC指向性サブウーファーが素晴らしい性能を発揮するのかを解き明かしていきます。まず、サブウーファーの定義から始めましょう。サブウーファーは低音(低周波数領域)専用のスピーカーです。メインスピーカーがカバーする領域より低い20Hz~120Hzを扱います。

サブウーファーの歴史

1950年代中期、複数のスピーカーメーカーが音飛びが良い密閉型ウーファーを作り始めました。サブウーファーが一般的になったのは、1970年代、映画「大地震」に使われたSenSurroundの登場からです。1980年頃から、カセットテープ、CDの登場によりレコードの針飛びから解放され、サブウーファーは広く使用されるようになります。1990年代に入ると、ホームステレオ、カーオーディオ、PAシステムにも採用され、2000年代からは、ナイトクラブやコンサート会場で広く使われるようになりました。

一般的なサブウーファーの音響エネルギー分布

一般的なサブウーファーの音響エネルギー分布は、球状になっています。一般的なサブウーファーから出力される200Hz以下の音響エネルギーは指向性がありません。低域の波長はサブウーファーの本体のサイズより長く、音響エネルギー分布は全方向に広がります。
図に一般的なサブウーファー2台を並べて、出力される音響エネルギー分布を示しています。無指向性であることが分かります。
X軸は周波数、Y軸は指向角度を表しています(0degはセンターです)。信号強度は色分けして表されています(各周波数に対して最大強度のとき0dB)。

図2 指向性をプロット
図1 2台のサブウーファーを並べ、同じEQ設定、4mの位置で出力される音の指向性をプロット。

指向性サブウーファーを使用

1950年代以来、サウンドエンジニアは問題を解決するべく、最小2台構成でサブウーファーアレイを作っていました。ディレイ、位相、出力レベル、スピーカー間の距離を細かく調整し、サブウーファーにも指向性を持たせるように調整しました。
上記の方法で正しい指向性パターンを作るには、音響物理学の法則を理解し、パラメーターを調整しなければなりません。これは多くのサウンドエンジアとプロダクション会社にとって時間がかかる困難な仕事でした。

サブウーファーアレイにより指向性を作る

2台のサブウーファーを使って指向性パターンを実現するには、複数あるパラメーターから1つずつ着目して調整する必要があります。

極性反転とディレイ

下図にある、グラフから140Hz(破線)より上の高域ではサブウーファーの指向性が乱れ、機能していないことが分かります。さらに、指向性を生む背面域の減衰は、70Hzでのみ有効であることも分かります(青い領域)。

図2 指向性パターン。
図2 2台のサブウーファーの一方の極性を反転し、
ディレイを加えたときの指向性パターン。4mの距離で測定
図3:指向性角度
図3:指向性角度

ディレイが短い場合

ディレイ時間を短くした場合、前方向の指向性は改善されています。しかしながら、音のキャンセル効果がコントロールされず、拡散しています。側面の低音は減衰できていますが、真後ろ方向では音が大量に拡散しています。このセットアップでは不完全です。

図4 指向性パターン。
図4 2台のサブウーファーの一方の極性を反転し、
短いディレイを加えたときの指向性パターン。4mの距離で測定
図5:指向性角度
図5 指向性角度

ディレイを長く設定

ディレイを長く設定すると、横方向の減衰には効果が薄く、サブウーファーの比較的高音域は、ほとんど無指向性になっていて、大量の低音が後ろ側に拡散しています。

図4 指向性パターン。
図6 2台のサブウーファーの一方の極性を反転し、
長いディレイを加えたときの指向性パターン。4mの距離で測定
図7:指向性角度
図7 指向性角度

指向性サブウーファーに対するQSCの解答

サブウーファーアレイによる設定の難しさを解決するため、QSCは常に良好な指向性を持つサブウーファーとユーザーが設定しやすいセットアップ方法を開発しました。QSCの高機能DSPを使用して、背面方向にはウーファー2台による理想的なキャンセル効果を生むようにし、同時に、前方向では2台による完全な指向性を実現しています。結果、放射パターンは理想的な指向性を示し、前後の音レベルの差は15dBとなっています。

QSCが提供する指向性サブウーファーは2機種あります。軽量コンパクトなKS212Cは、1台で指向性を実現できるように1800WクラスDアンプと12インチ・ロングエクスカーション・ドライバー(ウーファー)を2台搭載。複数台により指向性を実現するKS118は、3600WクラスDアンプと18インチウーファーを1台搭載。DSPコントロールメニューからサウンドを調整します。
高機能DSPの効果は素晴らしく、適切な設置方法、極性、出力レベル、ディレイが設定され、効果的に指向性を実現しています。このシステムにより、ステージ上に低音を適切な場所に届けます。

図4 指向性パターン。
図8 KS212C指向性サブウーファーの音響特性を4mの場所で計測。
青の領域は音が減衰。黒線内が指向性の恩恵を受ける可聴範囲。
図9:指向性角度
図9 指向性角度

結論

実際に設置してテストした結果、サブウーファーアレイでも指向性を作ることは不可能ではないことがわかりました。しかしながら、設置スペース、ディレイ、極性、出力レベルなどのパラメーターを精密に調整できないと、満足な結果は得られません。
QSCは、複雑なセットアップを簡単にし、全てのユーザーが満足するように、いつでも良好な指向性が得られる使いやすい、多くの用途で使用できる製品を開発しました。

Flight of Voicess、 QSCと共に活動の場を広げる

様々な音楽を扱う人たちにとってQSCは素晴らしい存在

米国カリフォルニア州ロサンゼルス(2019年4月11日)

素晴らしい音楽を上質なワインに例えるなら、ロサンゼルスを拠点に活躍する音楽集団「Flight of Voices」はソムリエです。優れた音楽を多数準備し、音楽を選ぶ手助けをしています。Malibu’s Saddlerock Gardensから伝統のVillage Studios、ビバリーヒルズにある全体がピンク・ソルトでできた部屋でのコンサートまで、幅広い個性のある屋内外の会場で演奏しています。それにはパワフルで軽量、使いやすいPAが必要です。彼らはパートナーとしてQSCを選びました。ミックスダウンとレコーディングにはTouchMix-30 Proを使用。メインにK12.2パワードスピーカー、サブウーハーにKS112、そしてモニター用としてK10.2を3台使用しています。
創業者でオーナーでもあるSophie Ills氏、共同オーナーのAlex Nimier氏、サウンドエンジアのRobert Richardson氏に話を聞きました。

山の上、洞窟、スタジオなど、私たちは、いろいろな場所でコンサートを行います。毎週Guitar Centerから機材をレンタルしていたときも、いつもQSCを使用していました。会場が常に変わるため、Flight of Voicesのサウンドシステムは、拡張性があり会場の雰囲気にフィットし、小回りがきく必要があります。私たちが行うショーは観衆が12人から200人と様々です。屋内、屋外にかかわらず、同じセットアップで使用できます。システムのサウンドは素晴らしく、K12.2は2000Wもの出力があります。最大規模の観衆のときでも十分な音飛びがあり、少ない観衆のときでも、演奏のニュアンスが伝わるハイファイなサウンドを届けます。他のスピーカーと違ってボリュームを落としても明瞭さが失われることはありません。
聴く人が多岐に渡っているだけではなく、様々なジャンルのサウンドを組み合わせ、毎回異なる音楽体験を届けています。ジャズシンガーとフォークシンガーを組み合わせたり、ソウルシンガー、ラテンパーカッションなどともセッションを行っています。同じ組み合わせのアーティストが何度かショーを行うこともありますが、初めてのメンバーで演奏することもあります。
TouchMix-30 Proはたくさんの便利な機能を持っています。様々なボーカルと楽器に対して素早くセットアップできるシーン設定、会場毎のハウリング防止とルームチューニング、タブレット端末からのリモートコントロールなどです。「WiFiルーターに接続してネットワークをセットアップします。iPadでTouchMixをコントロールしながら会場を動き回り、各スポットのサウンドをチェックします。演奏の邪魔になる長いケーブルを観客の足下に這わせる必要はありません。iPadの操作画面はTouchMix本体と全く同じです。二つの間に動作状態の違いや遅れなどはありません。実際にショーの最中にTouchMix本体を操作する必要はほとんどありません。
TouchMixの音質は、プリアンプ、EQ 、コンプレッション、エフェクトなど全てが一級品です。会場とアーティストが様々なため、チャンネル毎にEQ を設定し、全てをサウンドに凝縮、必要に応じてコンプレッションやリバーブをかけます。これらの調整はいつも素早くできます。
先週土曜日に行われたVillage StudiosのMoroccan Ballroomでのコンサートでは、8人のミュージシャンが演奏しました。フラメンコギター、カクテルドラム、ウッドベース、サックス、フルート、クラリネット、アコースティックギター、グランドピアノ+ボーカルによる演奏は素晴らしいの一言。そしてQSCのサウンドシステムは会場にぴったりで、とてもマッチしていました。
Flight of Voicesチームは、TouchMixシリーズを高く評価しています。特にマルチトラックレコーディング機能とステレオミックスをコンピューターを使用せずに直接ハードドライブに保存できる点です。我々の根幹はライブです。しかし、およそ6ヶ月前、様々なアーティストを組み合わせて、オリジナルだけでなく、カバー曲に驚くような編曲をし、YouTubeビデオのセッションを作り始めました。
セッションのときは、照明と撮影もやります。セッションのレコーディングには後で編集可能なトラックを、確実に作ることができるシステムが必要です。TouchMixに接続したハードドライブに保存できるので、ラップトップは必要ありません。TouchMix-16は軽量小型だけでなく、十分すぎる性能があります。
その軽さは魅力的ですね。屋内外問わずに、搬入はとても楽です。様々なジャンルの音楽に関わっている人にとって、QSCは本当に素晴らしいものだと思います。

世界的ベーシスト、Darryl Jones氏が、QSCパワードスピーカーK.2シリーズとパワードサブウーハーKS212Cを採用。

米国カリフォルニア州ロサンゼルス(2019年2月11日)

1993年からRolling Stonesの一員としてツアーやレコーディングをしてきたベーシスト、Darryl Jones氏は、パワードスピーカーK10.2に単一指向性を持つパワードサブウーハーKS212Cを組み合わせ、ギタリスト兼バンドリーダーのMike Stern氏と一緒にヨーロッパ・ツアーを行いました。
最近行ったヨーロッパ10カ国のツアーでは、Mike Sternに加えてドラマーのKeith Carlockとサックス奏者のBob Malachも参加。そこでK10.2パワードスピーカーとKS212Cパワード・サブウーハーのペアが採用されました。
「K.2シリーズ・パワードスピーカーは低音を本当に美しく再現するタイトなサウンドを持っているね」とDarryl Jones氏がコメントしています。「KS212Cパワード・サブウーハーから、ローエンドを鳴らすための出力は、それほど大きなものである必要はありません。それでも、普通のベースアンプからは聞こえないような低音を発生させます。」

Darryl Jones氏は、彼自身のソロ活動と同様に多種多様なアーティストとレコーディング、演奏をしています。彼はMiles Davisと5年間にわたり、ツアーとレコーディングを行い、1983年に大きくブレイクしました。その後、Stingの最初のソロバンドに参加し、Peter Gabriel、Madonna、Herbie Hancock and the Headhunters、Eric Claptonなどとも演奏。彼自身のDarryl Jones Project、リーダーを務めるStone Raiders、3 Brave Souls、Chi Town Social Club、そしてMiles Electric Band(Miles Davisフュージョン時代のオールスターバンド)とも共演しています。
K.2シリーズのスピーカーは、Darryl Jones氏が演奏する音楽のジャンルに応じて調整でき、パワフルながらもバランスの良いサウンドを提供します。「もっとフュージョン向けのベースサウンドが欲しい場合は、よりクリーンなプリアンプを使用するんだ」と彼は言います。Darryl Jones氏はMike Sternツアーで、AvalonプリアンプとQSC K.2とKS212Cを使用してプレイしたこと があります。「もちろん良い音がするベースは重要。自身の会社であるJones Musical Instrumentsで自分がデザインし、製造したベースを演奏した時は、EQさえも使用しませんでした。」
「よりダーティなサウンドを求める場合は、チューブアンプを使うだけで温かみのあるサウンドが得られます。スウェーデンのベーシストJonas Hellborg氏が開発に携わるWarwick Amplificationによって作られたNeveのような暖かさと丸みを持つプリアンプを使いました。K.2シリーズのスピーカーの前にこのようなプリアンプがあれば、それだけで素晴らしいサウンドの完成です。」

多くのベースプレーヤーがそうしたように、Darryl Jones氏はJaco Pastoriousの音を真似ることに最初は夢中になっていました。しかし、Danny Wilsonが70年代後半にJeff Lorberと演奏しているのを聴いて、Danny WilsonのベースMusic Manによる、G allien-Kruegerのアンプヘッド、PAスピーカーから出力するベースサウンドを聴いたとき、それがJaco的なサウンドではないことに気づきました。Jacoは確かにとても美しく、特別なサウンドを作り出しました。しかし、Danny Wilsonの演奏を聴いたとき、「いや違う。Danny Wilsonの演奏こそ、真のベースサウンドだ」と思い、そしてそれが自分が欲しかったベースサウンドであることに気がつきました。そして、K.2シリーズスピーカーを使って、そのサウンドを手に入れられたのです。
Darryl Jones氏のQSC K.2とKS212Cの組み合わせは、大きな出力のサウンドを得られます。しかし、Darryl Jones氏は「別にただ大きな音を出したいわけではないんだ。十分なヘッドルームを持つKS212Cサブウーハーなら、クリーンかつ十分なパワーによる思い通りのベースサウンドが得られるんだ。」と強調しています。

単一指向性サブウーハーQSC KS212Cのメリット

By Lee Glynn. 2018/04/03

今回はQSC KS212Cサブウーハーを使って、単一指向性サブウーハーの特徴と、ライブ機材に入れるとどのようなメリットがあるのかを紹介します。

単一指向性サブウーハーの利点について聞いたことがあっても、ライブサウンドにとって単一指向性であることがどのくらい重要なのかを認識している人は少ないと思います。今までは単一指向性サブウーハーは存在せず、選択の余地がありませんでした。しかし、KS212Cがリリースされ、ライブに急速に使用されるようなると、以前のように低域を相殺させるようなセッティングは必要がなくなりました。KS212C単体で単一指向性が実現できるようになったのです。DJ、ライブ・ミュージシャン、演奏会場のオーナーに対して、単一指向性サブウーハーが最高のサウンドクオリティと共に、どのようなメリットをもたらすか報告したいと思います。

単一指向性サブウーハーの利点

単一指向性サブウーハーの利点を理解するには、その効果について知る必要があります。
単一指向性について考えるとき、PAシステムのカバレージ、またはマイクの録音エリアを表すハート型をイメージすると分かりやすいと思います。(下図参照)
例えば、単一指向性マイクは、下図のハート型エリアの通り、その指向性によりマイクの後ろより前のほうがよりクリアに音を捕らえることができます。
では単一指向性サブウーハーの利点とは何でしょうか?

マイクの指向性パターンのように、単一指向性サブウーハーは自分の後ろ側に漏れる無駄な音を減らし、音量が落ち込んだり、周波数特性が低下したりするのを防ぎます。これにより聴衆やダンスフロアの人が聴くサウンドの音量バランスや音質が向上します。
つまり、壁の近くに設置したスピーカーの裏側から発され、壁から反射してくる音がほとんどゼロになるということです。屋外では全てが観衆に向かって出るようになり、明瞭にサウンドを聴くことができ、音域も広がります。フェス会場では低音を感じることができないことも多いのですが、単一指向性サブウーハーなら感じられるはずです。
下図では普通のサブウーハーと単一指向性サブウーハーのエネルギー分布を表しています。この図から、ライブ会場のセットアップでは単一指向性サブウーハーを使用したほうがより優れたサウンドが得られることは明らかです。

一般的なサブウーハー
音響エネルギー分布


一般のサブウーハーは指向性を持たず、エンクロージャー全体から360°均一に音場が発生するため、ステージ上に不必要な低域が回り込み、両サイドとリア側にも音場が発生します。

カーディオイドサブウーハー
音響エネルギー分布


KS212Cサブウーハーは指向性を持ち、低音域を「必要な場所に限定」することができ、キャビネットの前後で15dB以上の音響エネルギーの差を実現しています。

今日まで、単一指向性サブウーハーは製品として販売されていませんでした。サウンドエンジニアが様々な機材を駆使して調整したり、サブウーハーの配置を変えたりして対応してきました。
このような方法をとらなくてはいけないと考えるだけで疲れてきます。
QSCのチームが今までのライブ会場セットアップの常識を変えてしまう解決策を生み出しました。もうPAシステムを設置するのに物理学の学位を取得する必要はありません。

世界で最初の単一指向性サブウーハー

QSC KS212Cは、世界で最初の最上位クラスのシングルボックス単一指向性サブウーハーです。ライブ会場のオーナー、フェス運営会社、サウンドエンジアに単一指向性のメリットを提供します。以前のように特定周波数をキャンセルするためにPA機材に角度をつけて設置する必要もありません。また、それによる信号のロスもありません。
ライブで演奏している人、会場内の観衆など、ハイクオリティーなサウンドを求めている人にとって素晴らしいオールインワンのソリューションです。
小規模コンサート会場で演奏するとき、低音を必要な所にだけ鳴らすのに理想的なサブウーハーです。また、ステージでの調整は必要なく、低音を管理したり、余分な低域を少なくすることができます。
3600WクラスDパワーモジュールを搭載。大音量フルパワーで演奏することができます。さらに、最新のDSPテクノロジーとデュアル12インチ・ドライバー、6次バンドパス・チャンバーにより、キャビネットの前後で15dB以上の音響エネルギー差を実現しています。

単一指向性はどうして必要なのでしょうか?

まだその音を聴いていないなら、そのメリットに驚くと思います。15dBの差は明らかです。この単一指向性は簡単な操作で実現できます。また、キャスターとハンドルによって簡単に運べます。

15dBという数値がどのくらいの差なのか想像できない場合、30Wと1000Wの差と考えると理解できると思います。単一指向性サブウーハーを使用すると、確実に観衆に音声が届けられます。

不快な唸り音や不明瞭な音はほとんどありません

サウンドエンジニアはステージ上で発生する可能性がある不要な低域について良く分かっています。それが、不明瞭なミックスを作り、ステージでの唸り音が、楽器の音やミックスを聴きにくくしてしまいます。この不要な低域の大部分はサブウーハーの後ろ側に発散する低音によって引き起こされます。QSC KS212Cサブウーハーはステージ上の唸り音を著しく減少させ、ステージ上で低域が拡散するのを防ぎます。そうしてマイクが拾う低音を減少させることにより、ミックスをクリーンに保ちます。

低音の問題はこれで解決

野外コンサートやライブ演奏ではサウンドに何らかの制約があるのは当たり前です。低音は非常に遠くまで届くため、近くの住民や他のステージで演奏しているアーティストから苦情が出ることもあります。単一指向性サブウーハーはその問題を解決し、低音がステージの後ろ側と住宅地には響かないようにすることができます。これが単一指向性サブウーハーの最も大きなメリットです。

QSC KS212C Subwoofer In Review

QSC KS2112Cサブウーハー
デュアル12インチ単一指向性サブウーハーKS212C

By Craig Leerman, 2018/04/26

KS212Cは、デュアル12インチ・コーン・トランスデューサー、クラスDアンプを搭載した1800W出力を持つ単一指向性サブウーハーです。6次バンドパス方式設計を採用、ウーハーの両側にポートチャンバーを設けることにより迫力のある低音を生み出します。
音飛びの良いサブウーハー、最新のDSPテクノロジー。これらの技術全てを密接に結びつかせることにより、指向性を持たせ、キャビネットの前後で15dB以上の音圧レベル差を実現しています。さらにQSC独自のTFRTM(Turbulent Flow Reduction)ポートデザインにより最適なレゾナント・チューニングと高速エアーフローを可能にしています。

最大出力音圧レベル132dB@1m(ピーク)、周波数特性39Hzから118Hz(-10dB)を実現。
厚く塗装されたバーチ製エンクロージャーはサイズ幅39.4x高さ62.2x奥行85.1cm、重量40.1kg。M20ソケットに35mm径のポールを差し込みスピーカーを設置することができます。アルミ製ハンドルと4個のキャスターにより設置しやすく、可搬性に優れています。また、別売アクセサリーとして専用カバーが用意されています。

今回のレビュー用にQSC社のK10.2フルレンジ・パワードスピーカー・ペアを用意しました。

さらに詳しく

この新しいサブウーハーを箱から取り出して最初に目に付いたのは、3インチの大型キャスターでした。殆どのサブウーハーはキャスターがついていないか、別売になっています。KS212Cに付いているキャスターは丈夫な上、演奏中に振動したりカタカタと音を出したりしません。デュアルポートが印象的なキャビネットの外観は美しく、ゴム足がついていて、対面にはゴム足を受ける溝があり、積み重ねたときに位置を固定できます。キャビネットはフロントポートをつかんで簡単に立たせることができます。逆に設置状態から移動用に倒すのも簡単です。リアパネルにポートが2つあり、コントロールパネルに対しバランス良く配置されています。左側に電源コネクター、ファン、電源スイッチがあり、右側にはTRS/XLRコンボ端子とXLR出力が2チャンネル用意されていて、コントロールノブ1つで両チャンネルとも調整できます。使いやすいディスプレイと2つのプッシュボタン、メニューを選択する大型のノブが搭載されています。単一指向性特性は工場出荷時に精密に調整され設定は固定されています。クロスオーバー、ディレイはDSPを利用して調整することができ、さらに設定した内容はシーンとして保存と呼出ができます。KS212Cには2つの基本的なシステム構成が用意されています。1つは一般のPAシステムで使用されている構成。左右それぞれ1台、または複数台を左右両サイドのスピーカーとして使用します。もう1つはサブウーハーとして1台のみを設置し、ステレオトップと組み合わせた構成です。その際にはAB入力にミキサーからのステレオ信号を送ることにより、チャンネルAB「thru」出力端子経由でフルレンジスピーカーにステレオ信号を送ることができます。サブウーハーが2台も必要ない小規模な会場にはちょうど良いかもしれません。

コントロールとI/O(リアパネル)

開梱してからシステムセットアップまではとても簡単。すぐにデモトラックを再生することができました。エンクロージャーの後ろ側に回ると期待通りに、高い減衰率を実感。サウンドエンジニアの1人が「1台のボックスで強い単一指向性が得られるのは素晴らしい。サブウーハーを2台以上積み上げて同じ結果を得ようとすると結構大変だからね。」と言ってました。KS212Cは殆どの音楽ジャンルに必要な音量を得られ、その低音はしっかりとしてタイト。小さなボックスからアタック感のある音を鳴らします。

QSC KS212Cサブウーハーをいろいろな会場でテスト

キャスター付き。移動は簡単。保護用に専用カバーが用意されています。

予め評価する項目を全て確認した後、KS212Cをいろいろな会場に設置してテストしました。最初のテストはある会社のイベント会場で行いました。ミーティング・セッションの前後にロビーで音楽を流しながら発表を行うという内容でした。このイベントの会場設置はここ数年、毎年行っていて、最近の音楽で構成された曲目に少し低音を効かせたいと思っているのは分かっていました。ロビーのコーナーに三脚を使用してK10.2ペアを設置。それから少し離れたところ、壁の真ん中あたりにサブウーハーを置き観葉植物で隠しました。1台でも十分な低音が得られ、強い単一指向性により低音はそのまま、お客様とバーテンダーの会話は邪魔しません。これは普通の無指向性サブウーハーではできないことです。次のテストは同僚のサウンドエンジニアが関わっている教会のバンドと共に行いました。前のテスト同様、K10.2フルレンジスピーカーをペアでスタンドを使用して設置し、KS212Cは重低音が得られるようにステージの中央前に横置きに設置しました。

演奏を行うステージは小さく、床から70cm程度の高さにあり、ステージスカートが設営されていました。友人のサウンドエンジニアが「ステージ前に置くと低域のサウンドによりステージがガタガタと振動してしまう」と忠告してくれました。「でもKS212Cは単一指向性が強くそのような問題は起きない。しかも1台しか使わない」と言ったら、冗談だろうって言われました。

テストトラックを再生した瞬間、単一指向性のすごさにサウンドエンジニアの表情が驚きに変わりました。やがて彼の顔はにんまりとしてそれが他のバンドメンバーにも伝わりました。彼らが先に会場に到着してステージとKS212Cの回りを歩いたときには、低音に指向性があるなんて信じていなかったようです。次の会場では、KS212Cを壁面から1m離れた所に設置して単一指向性が本当にうまく働くかどうかテストしました。我々の耳には指向性があることがはっきりとわかりました。さらに全員の一致した感想として出たのは、KS212Cをペアで使用するとステージ上の低音抜けをうまく避けることができるということです。

十分すぎる性能

最後にテストしたのは、ホテルの大会場で行うDJ機材との組み合わせです。長期にわたるイベントの最後に行われる300人以上が参加するディナーとダンスパーティでKS212Cを評価しました。いつもは18インチ・フロントロード・サブウーハー・ペアと共にK10.2と同じ性能の小型フルレンジスピーカーをペアで使用しています。チームメンバーも同様に、KS212Cは、2台の大型サブウーハーによる構成と同じかそれ以上の性能を発揮するだろうと期待していました。そしてその通りの性能を発揮してくれました。ダンスフロア前方の床に、スタンドを使用して観衆より高い位置にK10.2を設置しました。KS212Cに搭載されているディレイは、サブウーハーより数メートル後ろにあるトップと同期させるのに役立ちました。いつものように、イベントが始まる2,3時間前にDJが到着したときにはシステムの設置は完了していました。DJはサブが1台しかないのを見て直ぐに、これでは不十分だなと感じているようだったため、彼がコンピューター・プレイバック用機材を設置した後すぐに、何曲か再生してみるようにお願いしました。彼は十分な低音が響くBruno Marsのモダンダンスセレクションを選択しました。私はステージのDJステーション横にいる彼の隣に立ちました。彼は首を振ってやはり低音が足りないと言ったため、私はダンスフロアまで確認しに行こうと言いました。そしてそこで彼の驚く顔を見たのです。ダンスフロアには予想以上の十分な低音が響いていました。イベントの開催中、後で彼のコメントを聞きました。彼は通常のPAシステムのような低音を感じることができなかったことに少し不満を持ちました。なぜなら、今まではステージで響く低音がDJステーションまで伝わってくるのを感じていたからだそうです。しかし、筆者としてはステージでのパフォーマンスは大きく改善され、特に低音ノイズが拡散することが少なくなったことは特筆に値すると思います。KS212Cは素晴らしいコンパクトサブウーハーです。必要なユニットを追加することにより、大きな会場にも使用できます。低音はタイトで、単一指向性によりステージ上での低音拡散を防ぐことができるため、スピーカー配置の自由度が増します。また、軽量で1人でも運べます。ポールを取り付けるとサブウーハーの上に他のスピーカーを設置することができ、非常にコンパクトで安定したシ ステムを構築できます。今回のレビューでは率直な感想として、既存のサブウーハーを試した後、KS212Cと取り替えて使ってみることが、その価値を分かってもらう一番よい方法だと思いました。

アプリケーションガイド

KS212C単一指向性サブウーハー

サブウーハーから出力される低域は、サウンドのコントロールが最も難しく、放射パターンは、側面、後ろを含む全方向において無指向性です。
通常、音響エネルギーの殆どが観衆の方向だけではなく、望まない方向に及びます。後ろに拡散するエネルギーはほぼ無駄になり、近隣に迷惑をかけることもあります。さらにライブ演奏にフィードバックを引き起こし、振動によりレコード再生などに影響を与えることもあります。
サブウーハーが持つ無指向性の問題を解決するテクニックはいくつかあります。昔から行われているその方法は非常に複雑です。単一指向性パターンを作るために、複数のサブウーハーと、アンプを使用し、綿密に計算したシグナルプロセッシングによりディレイと音の大きさを決め、低音域を干渉させることにより、打ち消し合わせなければなりませんでした。

qsc KS212C アプリケーションガイド1

QSCは単一指向性を実現するために、適正な計算により問題を解決

単一指向性サブウーハーQSC KS212Cは、精密なデジタルプロセッシング(DSP)、3600W出力のアンプと12インチドライバー2台を、前後にバスレフポートを設けたデュアル6次バンドパスエンクロージャーに搭載するなど、複雑なシステムの問題を1台のサブウーハーの中で解決しています。統合されたシステムとして、前後のドライバーに対するタイムディレイとエネルギーの割り当てが常に最適化するようにDSPが調整することにより、優れた単一指向性を実現しています。
指向性パターンは広い前葉を持ちながらも、後方へのエネルギーは低く保たれています。その結果、前後比で15dB。すなわち、32倍のパワーの違いを実現しています。

KS212Cにはユーザーがパラメーターを調整できるDSPが搭載されています。

  • クロスオーバー周波数:K.2シリーズ:80Hz、KW、KLA、旧Kシリーズ:100Hz
  • ディレイ:0~100msec、トップとサブの時差をディレイ時間により調整
  • シーン:DSP設定を含む5種類のユーザー設定シーンを搭載

近隣住民に迷惑をかけません。

多くの人はコンサートやパーティが大好きです。ただしそれに参加していない近隣住民は例外です。最も障害となるのは、サブウーハーが出す低音です。壁を通り抜け、長い距離に拡散していきます。ときには近隣住民から苦情が寄せられたり、警察が来たりすることも考えられます。ところが一般的な無指向性サブウーハーの代わりにKS212Cを使用すると、重低音を拡散させたくない住宅地を避けてセットし、観衆には優れた低音を届けることができます。

野外イベント

下図は少人数ロックバンドやDJが出演する野外イベントの例です。結婚式、企業の野外親睦会、公園、裏庭など、住宅地の中で行われるイベントです。
KS212C単一指向性サブウーハーを使用すると、迷惑がかかりそうな方向を避けて音を出し、イベントを盛り上げることができます。

qsc KS212C アプリケーションガイド2

野外フェスティバル

KS212CはKLA12ラインアレイと音を補完し合うスピーカーとしても使用できます。
野外フェスティバルのようなイベントには、ラインアレイの音響パターンを、単一指向性サブウーハーの音響パターンにマッチさせることができます。もちろん、近隣住民にも迷惑がかかりません。

qsc KS212C アプリケーションガイド3

フィードバックを抑える

観衆に音楽を理屈抜きに楽しんでもらうのは、ミュージシャンにとって最高の喜びです。その中でサブウーハーは重要な役割を果たします。しかしながら、サブウーハーの低音はステージの機器に影響します。そしてその振動はマイクとスタンド、ドラムスネア、真空管アンプなどにも伝わります。この振動は音響機器に歪みやフィードバックを起こします。単一指向性サブウーハーは低域をコントロールするのに有効なため、欲しい所に低音を送り、不要な所からは遠ざけることができます。
このシステムはサブウーハーがステージ真正面から、または正面やサイドに向かって設置されている場合に特に有効です。一般のサブウーハーは低音がステージにあふれてマイクに入り、フィードバックを起こすこともあります。KS212Cをメインスピーカーの面より前に設置して、タイムアライメントを使用して数ミリ秒ディレイをかけることにより低音を(演者でなく)、観衆に向けて届けることができます。

qsc KS212C アプリケーションガイド4

安定したレコードの再生

レコードを回すDJはサブウーハーが観衆を楽しませる最高の機材であることを知っています。しかし同時にターンテーブルを振動させるやっかいものでもあります。この振動がレコードに伝わったとき、レコード針とカートリッジを動かします。ひどいときは、溝から完全に外れてしまうこともあります。
ここでKS212Cが再び登場します。サブウーハーの後ろ側を機材に向けて設置すると、ダンスビートによりターンテーブルが揺さぶられることはありません。複数のサブウーハーを下図のように向けて設置するとターンテーブルやレコード針への影響を最小限にすることができます。K.2スピーカーをKS212Cの上にポールマウントで設置すると、明瞭でクリーンなサウンドが得られます。

qsc KS212C アプリケーションガイド5

ドラマーが演奏に集中できる

ドラマーがモニターに使用しているサブウーハーは、ドラマーが演奏に集中するのに重要な役割を果たします。KS212Cサブウーハーはその単一指向性により他のバンドメンバーの演奏に影響を与えません。

単一指向性サブウーハーの設置(一般のサブウーハーとは異なります)

qsc KS212C アプリケーションガイド6

壁面

無指向性による余分な低音解消のため、壁に対して、または角にサブウーハーを設置する技術についてある程度知られていると思います。これは無指向性サブウーハーには有効でも、単一指向性サブウーハーには効果がありません。KS212C単一指向性サブウーハーの場合、フロントとリアのポートから出る音響経路を確保するためにトップとサイドにスペースが必要です。このスペースによりフロントとリアポートから出る音が干渉し、指向性パターンが生まれます。
KS212Cを壁から全ての方向に対して最低50cm以上離して設置します。過去の経験からステージの下には置かないほうが良いという結果が得られています。どうしても置かなければならない場合、ステージ上に置いたときと同様、エンクロージャーから周囲50cmの範囲に何もない位置に設置してください。

複数の単一指向性サブウーハーを設置

一般のサブウーハーを音響効果を高めるため設置する際によく使われるのは互いに密着させる方法です。この方法を採ると、複数のサブウーハーが1つの大きなサブウーハーとして機能します。
この手法は単一指向性サブウーハーにはあまり良いとはいえません。もし、この方法を適用して互いを密着させ設置すると、フロントとリアポート間における音響経路の長さを変えてしまい、リアキャンセル効果が薄れてしまうからです。結果として単一指向性がかなり失われてしまいます。
壁、ステージ、その他障害物に対して、縦置き、横置きに拘わらず、最低50cm以上離して設置してください。

qsc KS212C アプリケーションガイド7
qsc KS212C アプリケーションガイド8

サブウーハーを積み重ねる

どうしてもサブウーハーを積み重ねなければならない場合があると思います。この場合でも理想的とはいえませんが、KS212Cを横置きにして2台までなら、縦に積み重ねても単一指向性が得られます。フロント・リアの音響エネルギー差は12.5dB、十分許容できる範囲です。この場合でも3台以上積み重ねることは推奨できません。また、縦置きにして縦に積み重ねることは絶対に避けなければなりません。

Tech Corner

会場にサブウーファーを配置する方法

Tech Corner

サブウーファーを部屋のどこに配置したらいいのか?ステージの上?それとも下?どちらがいいのか疑問に思ったことはありませんか。また、パンチ、インパクト、明瞭さに欠けるサブウーファーを聴いた経験はありませんか。実際、ライブ会場やクラブで、ステージ上、または床の上のどこにサブウーファーを配置するかということは、低音域を管理する上で重要な要素です。まずその理由から考えていきましょう。そして壁ぎわで一番良い配置をどうやって決めるかについて見ていきましょう。

サブウーファーからの音の拡散

最初に音の伝達の仕方は周波数により異なります。サブウーファーは200Hzより下の周波数しか再生せず、その低音は全方向に拡散します。音は観衆に対してだけでなく、サブウーファーの後ろにある(硬い材質で、固定されている)壁に向かっても拡散します。注目すべきはこの点です。

後ろの壁による音のキャンセル

サブウーファーが後ろの壁との間にスペースを空けて設置され、その距離がある周波数の波長の1/4に等しいとき、壁から反射される音により、前方へ向かう同じ周波数の放射エネルギーをキャンセルする働きをします。
音の伝達速度(音速)は、音速C(海面レベル、21℃、標準大気圧)は344m/sです。

C(音速)= fλ(f:周波数、λ:波長)

この式から、ある周波数に対して1/4波長を計算することができます。例えば、ギターの一番低い音(6番弦E)は約83Hzです。この場合の1/4波長は1.0mとなります。
サブウーファーを壁から1.0m離して設置したとき、前方の周波数特性は83Hzで大きく下がるのを確認することができます。この現象を「低域における、くし形フィルターキャンセル」と呼びます。EQを使用してもこの現象は修正できません。このように壁に対するサブウーファーの配置が低域全般の音質に大きな影響を与えます。

サブウーファー配置ガイドライン

QSC KSシリーズ・サブウーファーの仕様を見ながら数値で表してみましょう。KSシリーズはコンパクトなエンクロージャーにシングル12インチウーファーを搭載。41~108Hzの幅において広い周波数特性(-6dB)を持っています。サブウーファーが再生する低域の両端である40~110Hzの範囲を考えます。

1/4波長@40Hz=2.15m
1/4波長@110Hz=0.78m

実際のサブウーファーの低域周波数特性に基づいて、この2つの計算結果をガイドラインとします。

この低域周波数のキャンセルを避けるため、壁に対してできるだけサブウーファーを近づけるといいかもしれません。ところが、壁に近づけ過ぎると低音がブーストされるという問題があります。バランスを取るため、低域周波数特性の調整が必要となります。
実際、ほとんどのケースでサブウーファーを壁から離す必要があります。

上の計算結果を利用し

・壁から0m~0.78mの距離に置く
・2.15m以上離す

が選択肢となります。0.78mと2.15mの間に置いてしまうと、明瞭さ、パンチ、タイトなダイナミクスが失われ、さらにいくつかの音が完全に失われることさえあります。また、最終的なサウンドを確認するために、低域周波数再生が全体に渡って変わらないことをチェックする必要があります。

推奨される指向性サブウーファーの設置方法

指向性サブウーファーの設置

QSCのKS212Cや2台以上で構成されたKS118は指向性を持っています。搭載したDSPが複雑な処理をおこない、2台のエンクロージャーの後ろでそれぞれのウーファーを互いに作用させると、音波のキャンセルが起こり、同時にエンクロージャーの前では必要な合成が起こります。結果として、放射パターンは理想的な指向性(ハート型)になり、後ろに比べて前の音響エネルギーは15dB高くなります。
指向性サブウーファーと壁の間には最低限の距離が必要となります。KS212CとKS118(最小2台構成)を正しく運用するには、壁から0.5m以内には設置しないようにします。

結論

サブウーファーは多くのライブ公演先やスタジオのPAに使用されています。リスニング環境とパフォーマンスを向上させるために、サブウーファーを会場のステージに置くのがとても重要なポイントになります。また、優れた低音のリスニング体験を提供するために設置する壁との距離は簡単に計算できます。必要に応じて、計算して実際に役立ててください。

デイジーチェーン接続できるパワードスピーカーは何台ですか?

Tech Corner

多くのAVレンタルまたは固定設備音響システムでは、同じオーディオコンテンツを再生する多数のスピーカーのセットアップを必要とする場合があります。これを実現する最も簡単な方法は、多数のパワードスピーカーをデイジーチェーン接続することです。
QSCパワードスピーカーは、2種類の外部出力を備えています。QSC K.2、KW、およびKLAシリーズは、スルー(パラレル)出力を備えています。入力端子の近くにある出力端子で、矢印で示されています。これらのラインレベル出力から、それぞれ次のパワードスピーカーの入力に配線します。このとき送られる信号は入力されたものと同じ信号であるため、元のスピーカー側で設定されたゲイン調整の影響を受けません。これをプリゲインと呼びます。
注:KLAシリーズには出力が1つあり、単に「ライン出力」とラベル付けされていますが、実際にはプリゲインの「スルー」出力です。
2つ目のタイプとして「ミックス」出力(古いKおよびKWモデルでは「ライン出力/ポストゲイン」)があります。このラインレベル出力は、すべての入力チャンネル(A、B、C)のポストゲインミックスを生成します。3つのチャンネルのいずれかのゲインを調整すると、Mix Out信号は影響を受けますが、DSP処理は行われません。QSC K.2、KWおよびCPシリーズは、このミックス出力を備えています。
妥協のない音質を維持しながら、安全にデイジーチェーン接続できるパワードスピーカーの数をチェックしてみましょう。

■ スルー出力
プリゲイン「スルー」出力を使用して、大量のスピーカーをデイジーチェーン接続できます。最終的に数十ユニットを接続すると、ケーブルの長さに応じて、回線レベルの信号損失が発生します。 注:CPシリーズは「スルー」出力ではなく、「ミックス」出力のみを備えています。

■ ミックス出力
ポストゲインミックス出力では、ゲイン回路を通るために常に小さなノイズが追加され、このノイズはデイジーチェーン接続されたスピーカーを追加するたびに増大します。ミックス出力を使用する場合、デイジーチェーン接続は最大4台までにすることをお勧めします。CPシリーズにはミックス出力しかないため4台までとなります。

■ 使用例
一般的な使用方法として、チェーン内にある最初のスピーカーだけミックス出力を使用する「ミキサー」として、それ以降はスルー出力を使用して、複数スピーカーをデイジーチェーン接続します。この方法はミックス出力を1つだけしか使用していないため、一番安全であり、スルー出力を使用して数十台のユニットをデイジーチェーン接続できます。

KS シリーズのクロスオーバー設定について

Tech Corner

KSシリーズ、アクティブ・サブウーファーは全機種に強力なDSPを備えており、クロスオーバー周波数(ローパス)など多くの有効なパラメーターを調整できます。KSサブウーファーを有効に働かせるためには、適切なクロスオーバー周波数を選択し、サブウーファーとフルレンジスピーカーの両方に正しい設定をする必要があります。

  1. サブウーファー80Hz、フルレンジスピーカー80Hz
    双方のスピーカーが連動して働き、パワフルな低音が出力されながらも過剰な低域を抑えます。
  2. サブウーファー100Hz、フルレンジスピーカー100 Hz
    スムーズに双方のスピーカーが連動するのと同時に、フルレンジスピーカーに余裕が生まれます。
  3. サブウーファー100 Hz、フルレンジスピーカー80 Hz
    両方のユニットが80 Hz?100 Hzの間で同じエネルギーを再生することにより、低域が増します。
  4. サブウーファー80 Hz、フルレンジスピーカー100 Hz
    クロスオーバー領域は、フラットでスムースではなくなり、90 Hzを中心とする-5 dBの減衰が生じ、低音再生が損失します。

したがって、QSCサブウーファーとスピーカーを最大限に活用するには、クロスオーバーを適切に調整することが重要です。

ディレイスピーカーのセットアップ方法は?

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大きな部屋や屋外では、聴衆全体に適切な音を提供するために、メインステージまたはイベント会場から比較的離れた場所に追加のスピーカーを設置する必要がある場合があります。サテライトスピーカー、またはディレイスピーカーとも呼ばれるこれらのスピーカーが、メインステージのスピーカーとのディレイ時間を適切に調整されると、音楽はクリアで、エコーがなく、アナウンスも明瞭になり、パフォーマンスを楽しむことができます。

いくつかの基本的なことから始めましょう。まず、ディレイスピーカーを含むすべてのスピーカーは聴衆に向けて、適切な方向にセットする必要があります。音は344 m /秒(または1128フィート/秒)で移動し、その速度は主に温度により変化し、湿度の上下でもわずかに変化します。 20度(基準温度)では速度は344 m / s、5度では334 m / s、35度では352 m / sです。メインスピーカーの音と、ディレイスピーカーの音が聴衆に到達するまでの時間に差が生じる場合、ディレイスピーカーの音をメインスピーカーの音と一致させる必要があります。

そのためには、遠くに設置したディレイスピーカーの音を遅らせる必要があります。これを達成する方法は? K.2およびKSシリーズでは、搭載されたDSPを使用して、メートル、フィート、またはミリ秒単位でディレイ時間を設定することができます。各ディレイスピーカーを設定する最も簡単な方法は、メインスピーカーとディレイスピーカーとの距離を測定し、ディレイを必要とする各スピーカーに値を入力することです。非常に低い、または高い温度(5度または35度など)で使用する場合は、音速の変化を考慮して調整してください。

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