こんにちは
サウンドハウスのヘッドホン担当山崎です。
今回は、AKGから新たに発売された、注目のモニターヘッドホンK361とK371を紹介します。

AKGと言えば、ヘッドホン好きは誰もが知っている、ヨーロッパ3大ヘッドホンブランドの1つ。K701やK702などオープンエア・ヘッドホンも人気ですが、K240 STUDIOやK275などのモニターヘッドホンも、ミュージシャンやエンジニアの方たちにはあまりに有名ですよね。

AKGのモニターヘッドホンは、耳をすっぽりと覆う円形ハウジングがお馴染みですが、新モデルのK361・K371は、AKG初となる楕円形ハウジングを採用しています。
主流のオープンエアタイプのヘッドホンに対し、今回発売されたK361とK371は密閉型。ハウジング部分にはAKGお馴染みのロゴもプリントされています。

そっくりな見た目ですが、K371はヘッドバンド表面がレザー調になっていて、高級感のあるデザイン。また、ヘッドパッドの厚みもK371の方が厚めな作りとなっています。

両モデルとも、ハウジングを180度回転させるとコンパクトに畳むことができるため、収納や持ち運びにも便利ですね。

イヤーパッドは、立体的な厚みのある低反発フォームを採用。
モチモチです。触らなくとも着け心地が良さそうな感じ。
実際装着してみると、隙間なくフィットするため遮音性に優れている他、ヘッドホンの音を漏らすとこなく、しっかりとモニタリングすることができます。

ケーブルは、K361・K371とも着脱式ですが、K371の着脱部分は、従来のAKGヘッドホンと同じミニXLRプラグを採用しています。

K361は、接続部分にミニプラグを採用。差し込んでからひねることでヘッドホンに固定できる仕組みになっています。
音の要となるドライバーユニットには、両モデルとも50mm径の大型ドライバーユニットを採用。

K361は、モニターヘッドホンらしい低域から高域までバランス良いサウンド。特徴的なのは、従来のAKGモニターヘッドホンに比べると、やや低域の量感がしっかりとしたキャラクター。ベースラインやバスドラムの存在感がより際立って聴き取ることができます。

音の解像度もしっかりとしているため、ボーカルや楽器も低域に埋もれずしっかりと、音のバランスや定位を感じることができます。

上位モデルのK371は、チタンコーティングを施した高性能ドライバーユニットを採用。なんと、5Hz~40,000Hzまでという広い再生周波数帯を実現しています。

モニターライクな音質ながら、音場がK361よりも広く、楽器の演奏する方向やボーカルの位置を、より立体的に聴き取ることができます。ボーカルの表現力はとてもリアル。息継ぎや繊細なニュアンスも正確に再現しています。
K361・K371ともに、AKGらしさと今までのAKGにはない新しさを兼ね備えた、一押しのモニターヘッドホンです。
もちろん、国内輸入代理店を務めるサウンドハウスで好評発売中です。しかも3年保証付!
ぜひ、AKGの新しいサウンドを体感してみてはいかがでしょうか。