2026年8月16日(日)、宮城県にある女川駅前広場&Camasで開催された【\8月だョ!全員集合/おながわ盆踊り2026】に参加してきました。

盆踊り自体は、今年で3回目。
音響機材協力の形で参加するのは去年に続いて2回目です。
今年は機材提供に加えて、音響オペレーションも担当することになり、はりきって行ってきました!
今回持ち込んだ主な機材はこちら。
- ステージ用メインスピーカー「QSC/KC12」
- やぐらを囲むコラムスピーカー「JBL/PRX ONE、EON ONE Mk2」
- メインミキサー「Soundcraft/Ui24R」
- ワイヤレスマイク「CLASSIC PRO/CWS802M、CWS801M」
- やぐら用簡易PA「CLASSIC PRO/PAeZII」
- やぐらの音を分配「BEHRINGER/DS2800」
- マルチケーブル「CLASSIC PRO/MULTILINK/24/4」

レジアスがパンパン。
テトリスのようにキレイに並べて、ピッタリ積み込みできた時の達成感が好きです。
PA担当あるあるの病ですw
本番の約1ヶ月半前から、盆踊り実行委員会のみなさんと打ち合わせを重ねました。
ステージで行う演目、やぐらで行うライブ、一日の流れなどを確認しながら、「こうしたい」という希望を聞き、こちらからも音響面での提案を出して、少しずつ内容を詰めていきました。
今回は、こんな感じで資料を用意して、スタッフ間で情報共有。

Soundcraft Ui24Rは、演目ごとに設定をスナップショットとして保存できます。
事前にチャンネルプリセットを選んでおいたり、リバーブを準備しておいたり、モニターのバランスを設定しておいたりできるので、とても便利でした。

PAeZIIは、やぐらの上でパフォーマンスする人たちのための簡易PAとして使用しました。
2バンドEQやエフェクト、各チャンネルの音量バランスは、基本的に演者のみなさんにお任せしましたw
メインスピーカー出力は演者用モニターとして使用。
MONITOR OUTからはコラムスピーカー側やメインPA卓へ音声を送りました。
今回は使用しませんでしたが、さらにAUX OUTも搭載しているので、メインとは異なるバランスでモニターを返すといった使い方もできます。
こういう「もう1系統欲しい!」というときに対応できる、痒いところに手が届く仕様です。

赤:PRX ONE、青:EON ONE Mk2、緑:KC12
事前の打ち合わせでは、「実際に置いて、音を出してみないと分からないね」と話していましたが、実際にこの配置で設置してみると、かなり良い感じになりました。
昨年は4本のコラムスピーカーを、やぐらの内側から4方向へ向けて設置していましたが、人が多く集まると人の壁ができてしまい、後方エリアまで十分に音が届きにくいという課題がありました。
そこで今年は、スピーカーを「やぐらの外側から内側へ向ける」配置に変更。
結果として、昨年の課題をうまく改善することができました。

バンドステージの機材セットのイメージ共有には、AI画像生成が役に立ちました。
「突っ込みどころは、もちろんありますが、おおむね、この感じです」と、この画像に補足情報を加えてみんなと共有しました。
そしてそして、実際の設置はこんな感じになりました。

ステージ側です。
- メインスピーカー:QSC / KC12 + 手作り日除け x2
- フロアモニター:CLASSIC PRO / CP12ME x2
- サイドモニター:JBL / JRX215 x2
モニタースピーカーは、GLIDEさんからお借りしました!
CLASSIC PROとJBLを選んでくれて嬉しいですw

今回持ち込んだコラムスピーカーの中では、最も高い出力性能を持つ「QSC KC12 」
ご覧の通り、当日はカンカン照りではありませんでしたが、手作りの日除けは装着しましたw
ホワイトモデルには「清潔感がある」「結婚式などでも使いやすい」といった見た目のメリットがありますが、黒色と比べると直射日光を受けた際に表面温度が上がりにくいこともメリットのひとつだと思います。

こちらはステージからの景色です。
当日は、暑すぎることもなく、程よい日差しと気持ちのイイ海風でサイコーの陽気でした。
私が手作りしたコラムスピーカー用の日除けがなくてもだいじょうぶなくらい(笑)

駅側のJBL/PRX ONE。
3種類あるJBLコラムスピーカーの中で一番大きなモデル。厚みのある低音と綺麗に伸びる中高音域は流石でした。

道路、飲食ゾーン側のPRX ONEです。
日中は飲食ゾーンへ向け、盆踊りが始まってからは、やぐら側へ向きを変更して使用しました。

左手前に設置したのはJBL/EON ONE Mk2。
PRX ONEやKC12と比べるとアンプ出力は控えめですが、やぐらまでの距離がKC12やPRX ONEより近かったため、この場所ではちょうど良いバランスでした。

駅側、Camass前に設置したJBL/EON ONE Mk2です。
途中、雨は降らなかったものの、一瞬「降りそうだな……」という空模様に。
そのときは実行委員会の方が速攻でカバーをかけてくれました。
こういう連携、本当に助かります!
JBLのPRX ONEとEON ONE Mk2は、「JBL Pro Connect」アプリからコントロールできます。当日は、会場内をぐるぐる歩きながら、各スピーカーの音量やEQ、リミッターなどを調整しました。
手作りの日除けカバーのせいで(笑)、本体の操作面が見えなかったり、つまみに触れなかったりする状態だったので、スマートフォンやタブレットから操作できるのはとても助かりました。

Ui24Rの上に置いてあるのは、CLASSIC PROワイヤレスの受信機。左に置いてあるのはカラオケDAMの機械です。なんでも100万超えするということで大事に大事に使わせていただきました!

Ui24Rは、ワイヤレスコントロールができるデジタルミキサーというのが推しポイントなんですが、電波物なので「もしもの」対策は必須です。ということで、ラップトップPCは有線接続で繋いで使用しました。

ステージに設置したマルチケーブル「MULTILINK」のボックス側です。
これがあると、PA卓からステージまで大量のマイクケーブルを1本ずつ這わせる必要がなくなります。
MULTILINK/24/4は、
- 24系統: ステージ側からPA卓へ音声を送る
- 4系統: PA卓側からステージへ音声を戻す
という使い方ができます。
今回はリターン系統を、サイドモニター用スピーカーを鳴らすパワーアンプへの送りに使用しました。
バンドで使用した機材はコチラです。
日中、引きで撮るのを忘れましたw




とざっくりですが、本番前の準備を紹介させていただきました。
いよいよイベントスタート!
その前に、実行委員会のみんなで集合。
ひとりひとりから、
「お祭りを楽しもうぜ!」
という気持ちが伝わってきて、こちらまで自然とニコニコしてしまいました。
そして、いつ以来か覚えていないくらい久しぶりに円陣を組みました!!


#女川盆踊り の思い出✨
— サウンドハウス PAチーム (@soundhouse_pa) August 22, 2026
女川小学校、中学校の若い子たちが、伝統の獅子振りを披露してくれました。
脈々とバトンが繋がれているのが感動的でした。#サウンドハウス pic.twitter.com/God59R3xkI


女川小学校、中学校の若い子たちが、伝統の獅子振りを披露してくれました。
地域の伝統が次の世代へしっかりと受け継がれている姿が、とても印象的でした。
#女川盆踊り の思い出。
— サウンドハウス PAチーム (@soundhouse_pa) August 22, 2026
女川ダンススクールのみんな。
この日のためにたくさん練習したんだなーというのが伝わってきてピースフルでした😆#サウンドハウス pic.twitter.com/SpSHHsrCaz
女川ダンススクールのみんな。
この日のためにたくさん練習したんだなーというのが伝わってきて、とってもピースフルでした(≧▽≦)
【第95回WAVOC×AWS女川プロジェクト】
— AWSアカペラプロジェクト (@AWS_acappella) August 16, 2026
盆踊りのステージ演奏が終了しました🌞
いつもお世話になっている方が聞きに来てくださったり、歌を聞きながら口ずさんでくださったり、
つながりを感じられた時間でした🌟
次回活動は9/4(金)、女川中学校での潮活動に参加します🫶#AWS女川 pic.twitter.com/28APdT2LOH

みんなが知ってる曲をキレイなハーモニーで聴かせてくれたアカペラグループのAWSさん。私も口ずさみながら楽しく音量バランス調整とリバーブ調整をさせていただきました♪なので、写真や動画を取れず。X投稿を引用させていただきました。
#女川盆踊り の思い出✨
— サウンドハウス PAチーム (@soundhouse_pa) August 22, 2026
ビートボックスの春希さん😁https://t.co/6OF3I90uME
あまり身近ではなかった人も、次々に重なっていく音に感嘆の声をあげていました!
イベント後もお話しさせてもらいましたがサイコーに良い人✨
#サウンドハウス pic.twitter.com/xsoJFfNb7B
ビートボックスの 春希さん(≧▽≦)
ビートボックスをあまり身近に感じたことがなかった人たちからも、次々と音が重なっていくパフォーマンスに感嘆の声が上がっていました!
イベント終了後にもお話しさせてもらいましたが、サイコーに良い人☆

#女川盆踊り の思い出✨
— サウンドハウス PAチーム (@soundhouse_pa) August 22, 2026
宮城県女川町のボランティアグループ「うみねこ隊」のみなさん🎣
じょんがら女節
おらが江島
大漁歌いこみ
の3つの踊りを披露してくださいました!#サウンドハウス pic.twitter.com/1sAjOAyiiM
宮城県女川町のボランティアグループ「うみねこ隊」のみなさん♪
- じょんがら女節
- おらが江島
- 大漁歌いこみ
の3つの踊りを披露してくださいました!


「女川獅子振り 玄彩」のみなさん。
笛の音、太鼓の音、掛け声の入り混じるサウンドがとてもカッコ良かったです。
このあとも
- カラオケ大会
- アコースティックバンドのライブ
- 紙飛行機飛ばし大会
- 女川人の主張、大声選手権
と続くのですが、バタバタしていて撮影することができませんでした。。。

女川町観光大使の 寺嶋由芙 さんのLIVE!
この画像のどこかに JBL コラムスピーカー EON ONE Mk2が潜んでいますw
よーく見るとこんにちわしてますww
クリアな音で気持ち良い音を届けてくれていました♪
#女川盆踊り の思い出✨
— サウンドハウス PAチーム (@soundhouse_pa) August 22, 2026
DJタイムでは、年代関係なく、みんなニコニコで、踊っていました♪
6台のコラムスピーカーたちが元気なサウンドで会場のヒートアップに大活躍してくれました😁#サウンドハウス #JBL #QSC #PA #音響 pic.twitter.com/yhSvYpfaJq
DJタイムでは、やぐらの周りにたくさんの人が集合。
年代に関係なく、みんなニコニコしながら踊っていました♪
6台のコラムスピーカーたちが元気なサウンドを届け、会場の盛り上がりに少しでも貢献してくれていると思うと、とてもうれしかったです。
#女川盆踊り の思い出✨
— サウンドハウス PAチーム (@soundhouse_pa) August 22, 2026
ゲストライブは、去年に続いて2度目の #輪入道 さん。@rap_wanyu
心の深いところに届いてくるラップは「最高」に尽きます✊
女川で知り合った千葉県出身のラッパー(笑)
アンコールのフリースタイルは圧巻⚡
ぶち上がりましたっ😆
#サウンドハウス pic.twitter.com/cAp1UKdbzL
ゲストライブは、去年に続いて2度目の 輪入道さん。
心の深いところまで届いてくるラップは、「最高」のひと言に尽きます!
女川で知り合った、千葉県出身のラッパー(笑)
アンコールのフリースタイルは圧巻☆
ぶち上がりましたっ(≧▽≦)
そして、バンドライブ!!
昨年の打ち上げで、
「オレもバンドで一曲、ベース弾きたいなぁ」
と言っていたことを、女川の友達たちが叶えてくれました。
事前練習なし。
リハーサルなし。
本当にぶっつけ本番。
メンバーの中には初対面の方も(笑)
結果……
超楽しかった。
最高に感動した。
特にうれしかったのは、娘たちに仕事をしている姿と、バンドをやっている姿の両方を見せられたこと。
そして40歳を超えてから、「友達」と言える人たちに出会えたこと。
本当に感謝です(人´∀`)
女川最高!
■ 2026女川盆踊り バンド演奏 ベイビーベイビー @YouTubeより
朝7時に集合して、終了は21時。(撤収完了は23時くらい)
長丁場でしたが、特に大きなトラブルもなく、無事にイベント終了まで音を届け続けることができました。

今回のPA反省点
今回、実際にオペレーションを担当してみて、いくつか反省点もありました。
1. ステージ出演者ごとに「バンド表」を提出してもらえばよかった
なぜ事前に思い出せなかったのか不思議です(笑)
出演者ごとに、
- 使用するマイク
- 楽器
- DIの有無
- モニターの希望
- 立ち位置
などを事前に共有しておけば、さらにスムーズに対応できたと思います。
2. 本番でも、リハーサルと同じ番号のマイクを使ってもらう
本番になると出演者のみなさんもテンションが上がります。
ステージ上に複数のマイクが置いてあると、つい近くにあるマイクを手に取ってしまうこともあります。
こちらもお任せにしすぎず、「このマイクを使ってください」と手渡すところまでフォローしなくてはいけなかった。
3. 日中のタブレット画面は、ほぼ見えない
これはかなり困りました。
日差しの下では画面が見えにくく、日陰に移動しないと細かい操作が難しい場面も。
コラムスピーカー用日除けの次は、タブレット用日除けを自作するしかない(笑)
4. タブレットで細かい調整を続けていると、指がつる
これは完全に想定外でしたw
長時間、画面に指を当てながら微調整を続けていたところ、途中から指がつり始めました(笑)
5. Wi-Fi環境は、もっと余裕を持って構築する
今回はUi24R本体のWi-Fi機能を使って接続していました。
しかし、バンドライブでステージ前に大勢の人が集まった時間帯には、タブレットとの接続が不安定になる場面がありました。
大勢の人が集まったことによる遮蔽や、周囲の電波状況など、複数の要因が考えられます。
次回は外部Wi-Fiルーターを用意し、できるだけ高い位置に設置するなど、より安定した通信環境を作ってみたいと思います。
イベントを終えて
まずは、ほっと一安心。
これがイベント終了直後の素直な気持ちでした。
約1ヶ月半前から本格的に準備を始めましたが、進めていく中ではいろいろな課題が出てきました。そのたびに実行委員会のみんなと、いっしょに行くスタッフと話し合い、ひとつずつ解決していく。それを何度も繰り返して、本番を迎えました。
自分なりにかなり準備をしたつもりでした。それでも、当日の準備、設営、本番では想定していなかったことが次々と起こります。その場その場で判断して、臨機応変に対応しなければなりません。バタバタしながらも、自分が持っている知識をフル稼働して、なんとか最後までやり切りました。改めて感じたのは、世の中のPA業者のみなさんの凄さと大変さ。
これまで以上にリスペクトする気持ちが強くなりました。本番中は大きなプレッシャーもあります。
でも、それを乗り越えてイベントを終えたときの達成感は、何ものにも代えがたいものがあります。
実行委員の方たちから、
「去年より音が良くなってるよ。ありがとう」
と言っていただいたり、ライブを終えた出演者のみなさんから、
「音響、頑張ってやってくれてありがとう」
「おかげさまで気持ちよく歌うことができました」
と声をかけてもらったり。
本当にたくさんのうれしい言葉をかけていただきました。
でも、まだまだもっと良い音響環境を作れる。
女川のみなさんのために、もっと良い環境を作ってあげたい。
そのためにも、もっとPAを勉強しなければ!
そう強く思いました。
思い返せば、始まりは3年前。
第1回盆踊りの終了後、出張で女川を訪れた際に、「おながわ盆踊り実行委員会」実行委員長・崎村周平さんのお店「BAR SUGAR SHACK」でダイジェスト動画を見せてもらったことがきっかけだったと思います。
とんでもなく楽しい盆踊りだったと、その場にいたみなさんから聞かせてもらいました。
そして、「ぜひ来年、第2回は河西さんも」と言ってもらったところから、ずっとつながりを持たせてもらっています。
女川の人たちは、とにかくバイタリティがすごい。
よく「One for all, All for one」と言いますが、女川のみなさんは、それを自然にやっているように感じます。
誰かが困っていれば助ける。
誰かが、「こんなことをやりたい」と言えば、
「私は○○ができるよ」
と人が自然と集まってくる。
そんな人たちがたくさんいる町だからこそ、今回、私が音響機材協力を買って出たのも、ごく自然な流れだったのだと思います。
女川に出会えたことに感謝。
女川のみなさんに出会えたことに感謝。
数ヶ月に一度のペースでしか行けないのに、毎回あたたかく迎えてくれるみんなに感謝。
40歳を超えてから、千葉から遠く離れた女川に「友達」と言える人たちができたことに感謝。
また来年も、みんなと「いっしょに全力で遊びたい」と思います。
そのためにも仕事を頑張ります(笑)
その他、女川の写真をどうぞ。

シーパルピアの早朝。

まこっちゃんたちのお店「女川銀鮭広報部」

入部届けという名の定食。お刺身、焼きの両方が楽しめます♪
女川に行ったら絶対食べてもらいたい♪

しゅんすけさん。「女川の子どもたちに楽しんでもらうためにも、大人が楽しむ見本を見せましょう」感動した。

ロングポテトがめちゃめちゃおいしかった。

夢芝居梅生姜レモンサワー。飲みたかったw

実行委員さんたちの飲食店スペース。
用意した食材をぜんぶ売り切って過去最高の売上をたたき出したらしいです。

子どもの水遊びスペース。
全力で水風船を投げ合っていて、うらやましかったです(笑)

縁日スペースもあって、家族連れのみなさんも楽しんでいました。

奇跡的に日曜日だけ「良い天気」でした!!

力作の100周年記念顔出しパネル。もちろん、やりました(笑)

こっちも、もちろんやりました(笑)

STAGE EVOLUTIONのバブルマシンも大人気!!

みんなでやぐらの周りをぐるぐる。伝統的な盆踊りは楽しかった。踊り方が分からなくても、周りで上手に踊っている人を見ながら真似しているうちに、だんだん楽しくなってきます。

日が落ちてからのDJタイム!!熱気がすごい。

いやー楽しかった。

SOUND HOUSEのロゴが大きすぎる件。

紙飛行機飛ばしの写真見つけた!!

バンドライブには、本当にたくさんの人が見に来てくれました!!

この時、ドラムの左だけが、Wi-Fi接続できる場所でしたw

また、来年!!
イベント紹介











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