先日、友人と昔のアニメや漫画はいいよなぁ〜なんて話をしていたところ「スペースコブラ」を激押しされたので見始めましたが、これがめちゃくちゃ面白いんです。
あまりにクサいハードボイルドなセリフと裏腹に結構おちゃらけている主人公の雰囲気がなんとも癖になります。皆様も寒くて家から動きたくない時にぜひみてください。そして一緒にコブラトークをしましょう。
さて、今回の本題は楽器用のワイヤレス機器で定評のあるXviveから登場した「 U8 Acoustic Guitar Wireless System 」です!
じつはギター用以外にも バイオリン用、管楽器用 があるのですが、私はギターしか演奏できないので今回はアコースティックギター用を使ってみました!

まず箱から開けるとこんな感じ。
しっかりとしたケースにコンパクトに収められているので、ギターケースのポケットに収納できる便利なサイズ感です(小さめのお弁当箱くらい?です。)

上部にはチャック付きの収納があり、付属品の充電ケーブルなどが収納できます。
持ち歩きが前提なのでこういう気遣いはありがたいですね!

受信機と送信機は共にUSB Type-Cで充電できるようになっており、最大で5時間稼働が可能なようです。

組み立ててみました。
送信機は取り付け用のクランプにマウントできるようになっており、マイクはステレオミニピンジャックを差し込んだあとに金色のロックスクリューを回すことで固定されます。
ロックスクリューでネジ止めされているので演奏中にマイクが外れたりする心配はまずないでしょう。
ペアリングは非常に簡単。
受信機と送信機のチャンネルを同じチャンネルに設定するだけで接続完了です。
2.4 GHz帯となりますが、6チャンネル用意されているので他のワイヤレス機材等と混信する際は、チャンネルを切り替えることで対応できます。

電源をつけた時はこんな感じでどちらもチャンネル1に設定されています。

他の機材との干渉が気になる場合は、このように送信機と受信機のチャンネルを任意のチャンネルに合わせてあげればOK(ボタン押すだけなので超簡単です!)
そして今回取り付けるギターはこちら。

サウンドハウスの記事を読んでくださる皆様にはお馴染みPLAYTECHの AD28MC です!

測る場所によって厚さは変わりますが、大体100mmちょっと。

取り付け用のクランプの調整幅は公表値で74〜105mmとなっているので結構ギリギリです。
ほとんどのアコースティックギターに対応しているサイズではありますが、買った後に後悔しないようにちゃんとギター側のサイズを確認してくださいね!

もっとネック側に寄せて各弦に対して均等に音が拾えるセッティングにしたほうが良いのですが、この写真でご容赦くださいませ。
肝心のサウンドは??
マグネットピックアップでは真似できないマイク録りをしたアコースティックギターの良さを存分に感じることができます。
サウンドホールの内部にマイクを仕込むタイプの製品もありますが、ボディーにクランプで固定しているためなのか、サウンドホールの上部から収音しているからなのか定かではありませんが、低音がパーカッシブによく響き、ナチュラルなサウンドです。ボディを叩くような音も想像以上にしっかり拾ってくれるのが良いですね!
ただ、着ている服がボディ裏に擦れたり、トークの声がマイクに入ってしまったり、そういう避けたい音を拾う事は無かったのでその点もGoodです!!
各社で優れた商品が出ているアコースティックギター用のマイクですが、携帯性能やサウンド、セッティングの行いやすさなど、新たな選択肢として強く勧められるクオリティとなっていました。
いちなみに、マイクを取り付けた状態でギターをもって歩き回ったりする程度ではマイクの位置は変わりませんでした。
思いっきりギターを振ると流石にずれてしまうので、ワイヤレスとはいえギター回しやド派手なアクションはやめてくださいね!
アコギでそこまでやる人はいないと思いますが.....
さて、最後にこんなギターには気を付けようという例です。

こちらもお馴染みPLAYTECHの AR28 Round back 。ラウンドバックとパステルカラーがかわいいギターです。

そうです。取り付けられるわけがないんです。
まずボディ厚です。薄すぎて話になりません。そしてラウンドバックが故の立体的な形状。
大げさな例としてAR28を選んでみましたが、搭載前にちゃんと寸法を確認しましょうというお話でした。
今回はユニークな新商品、Xvive / U8 Acoustic Guitar Wireless Systemを簡単に使用してみました。商品名で調べてみると実際のサウンドもチェックすることができるので、気になる方は調べてみてくださいね!
今後も面白い新商品が発売された際はまた紹介できればと思っています。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!