9月9日(土)、10日(日)と秩父で行われた野外フェスWIND PARADEの1日目に行ってきました!
筆者はこれまで野外フェスと呼ばれるようなイベントに参加したことがなかったため、今回が人生初のフェスということになりました。我ながらインドア派の人間ですので、長時間にわたって野外にいなければいけないということで、暑くないかな?音楽を楽しめるのかな?と少し不安な気持ちも当初ありましたが、いざ始まってみるとそんな心配は全く無用でした!!想像以上にとても楽しく、まさに最高の時間を過ごすことができました!
そこで今回は、WIND PARADEをざっくりと振り返る簡単なライブレポートのような形をとりまして、皆さんに私の興奮を共有したいと思います!良ければお付き合いください。
会場は埼玉県の秩父ミューズパーク。山に囲まれた自然豊かな会場でした。まだまだ残暑が厳しい中ではありましたが、この日は風がよく吹いており気持ちの良い環境でした。
そんな素晴らしい会場で、まず最初に演奏したバンドはCERO!
ネオソウルやジャズといった様々な要素を複合しながら、完成度の高い楽曲を数々生み出す、筆者も大好きなバンドです。ライブも言わずもがな素晴らしかったです!バンドメンバーの中に生まれるグルーブ感のようなものを、素人の筆者でもひしひしと感じました。ビートに乗って体が勝手に踊りだしていました!個人的に好きな楽曲をたくさん演奏してくれたこともあり、いきなり大興奮で幕開けのWIND PARADEとなりました。
↓筆者おすすめの楽曲↓
次にステージに上がったのはハナレグミ!
今回は弾き語りでの演奏ということで、ハナレグミ1人とギター1本のみというステージでした。歌声に込められた感情までストレートに観客に届けられている感じがしてとてもいい時間でした。やはりプロだなあと感じる、上質なギターのサウンドも素晴らしかったです!個人的には、大好きなスーパーカーというバンドの楽曲をカバーしてくれたのがとてもうれしかったです。観客とのゆるいやり取りを楽曲間に挟んでくれたりと、非常に温かみのある空間だったなと思います。
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次のステージはGEZAN!
独自の濃い世界観を持つバンドです。筆者は大学時代にこのバンドを知り、少し聴くことはあったもののそこまでしっかりと聴いてこなかったバンドです。というのも、このバンドはとても癖が強く、聴き手を選ぶイメージがあったので、なかなか踏み込んで聴いてみる気にならなかったのです。しかし、今回のステージを見て筆者は一気に彼らに惹かれました!破壊力のある演奏で、体の芯から揺さぶられているような感覚でした。それぞれの楽曲については、レゲエ感・ダブ感のあるグルーヴィーな楽曲から、ポストロック的なある意味純粋なインディーロックの雰囲気のある楽曲、はたまたポップ感満載のかわいい楽曲まで、幅広い世界観を持っているバンドなのだなあと感じました。ボケているのか本当に狂っているのか不安になるMCもとても面白かったです。いずれにせよ聴き手を選ぶバンドであることに変わりはないですが、筆者は今回を機に、彼らの音楽が大好きになりました!
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最後のステージに上がったのはフィッシュマンズです!
フィッシュマンズは筆者が今回のフェスに参加するきっかけとなったバンドです。以前のブログにも書かせていただいたのですが、私はフィッシュマンズが大好きで、ここ数年では最も聴いているバンドだと思います。もはや筆者にとって、生活に一番近いところにいるバンドともいえる、本当に大切なバンドです。
彼らの演奏を生で聴くのは今回が初めてでした。想像できると思いますが、もう本当に夢のような時間でした!一曲目のバッキングギターが始まった瞬間からもう彼らの世界に入り込んでいくような感覚でした。2曲目を聴いているうちに涙腺がぐっと来ましたが、それ以降涙は止まり、ノリノリで楽しく彼らの演奏を楽しみました。楽曲・演奏が素晴らしかったのは言わずもがなですが、今回特に驚いたのが、フィッシュマンズが本当に幅広い世代から愛されているのだということです。彼らの演奏の際は観客席がほぼパンパンのような状態になっており、客層も自分と同世代らしき若者から子連れのご夫婦まで本当に幅広かったです。印象的だったのが、筆者の隣にいた子連れのお父さんが大きな声で歌いながらフィッシュマンズの演奏を聴いていたことですね。感極まったような様子がとても印象的でした。本当に愛されているバンドなのだなあと実感する瞬間でした。
彼らのステージでは、ほかの出演者たちがゲストとして登場し、フィッシュマンズの楽曲を一緒に演奏するという場面もありました。今思えばとてもとても貴重な時間でした!
とにかく感無量の、最高の時間でした!
↓筆者おすすめの楽曲↓
今回は最高のフェスWIND PARADEの感想を書き連ねてみました。たまには外に出て風を浴びながら音楽を楽しむのもいいなとしみじみ思う筆者でした。