みなさんシンセサイザーにもデジタルとアナログの2種類が存在するのを知っていますか。
デジタルシンセサイザーはデジタル回路を使っているので、ボタンを押せばすぐにプリセットを呼び出して欲かったきれいな音色を鳴らすことができます。対して、アナログシンセサイザーは音をつくることを目的としているので、自分で音色そのものを作り込むことができます。アナログシンセはフィルター部や出力部にもアナログ回路が使用され独特の太い音が楽しめます。
アナログシンセを製作しているブランドは様々ありますが今日ご紹介するのはSequential(シーケンシャル)です。Prophet5というアナログシンセを代表とするアナログシンセのブランドで、今年亡くなられたDave Smith(デイヴ・スミス)氏がデザインしたブランドです。グラミー賞の特別功労賞技術賞を受賞した方で、「MIDIの父」とうたわれています。
まずはTake5から
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Take 5
TAKE 5 はコンパクトでパワフルな VCO/VCF ベースの5ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセサイザーです。どこへでも連れていくことができるポータブルなサイズに、高品質なフルサイズ44鍵キーボードを搭載。さらに、初めて搭載された「ロースプリット機能」により44鍵を超える演奏が可能です。
続いてはProphetシリーズ
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Prophet-5 Rev.4
1978 年に発表された伝説の名機 Prophet-5 Rev(Revision1 = 初期型)は、その後の数年の時を経て Rev2(2期型)、Rev3(3期型)と改良が加えられ、2020年10月に遂に Rev4(4期型)へと進化を遂げました。
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Prophet-10
Prophet-10は Prophet-5 の10ボイス・バージョンです。1978年、すでに完成していた Prophet-5 Rev1と並行して10ボイスを搭載した Prophet-10 の開発も行われていました。プロトタイプに費やした多くの時間にも関わらず、当時のハードウェアでは筐体内部の熱処置とVCOの温度補償の精度の問題で20基にも及ぶアナログ・オシレーターのチューニングを常に安定させることは困難でした。その幻の Prophet-10 が現代のテクノロジーで遂に完成しました。プロのための Prophet-5、それが Prophet-10です。
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Prophet 6 アナログシンセサイザー
「Prophet-5」の思想を受け継ぐ、6ボイス・アナログ・ポリフォニック・シンセサイザーです。「Prophet-5」で確立されたヴィンテージでクラシックなサウンドを維持しつつ、現代的な音作りとより高品質で幅広いサウンドを実現しました。
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Prophet Rev2-16V アナログシンセ
大人気Prophet'08の後継となるアナログ・ポリフォニック・シンセサイザー。ヴィンテージサウンドからボイス数を活かした重厚なサウンドまで多彩な演奏が可能です。コストパフォーマンスに優れた8 ボイス・モデルもラインナップされています。
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Prophet X アナログシンセ
SEQUENTIAL Prophet X はこれまで培ってきたアナログシンセサイザーのノウハウをベースにサンプリング・テクノロジーを融合させたシンセサイザーです。搭載されているサンプルにはアコースティック楽器と電子楽器だけでなく、アンビエントサウンドやシネマティック・エフェクトも含まれ、幅広い現場で活躍します。
続いて、PROシリーズ
SEQUENTIAL シンセの中でも伝説的なモノシンセは「PRO」の名を冠します。
SEQUENTIAL(Dave Smith Instruments) ( シーケンシャル ) / Pro 3
PRO3 は3基のアナログ & デジタル・オシレーターと3種類のヴィンテージ・フィルターを搭載したモノフォニック・シンセサイザーです。PRO3 は、アナログとデジタルの利点を併せ持つハイブリッド設計。クラシックなベース/リードサウンドはもちろん、ウェーブテーブル・オシレーターによる表現豊かなモーフィング・サウンド、強力なシーケンサーが生み出す変幻自在のシーケンス・フレーズなど、これまでのモノシンセとは一線を画す多くの可能性を持っています。
プロ向けのマニアックな機器ばかりで私もまだまだ勉強中ですが、楽しんでいただけましたか?ぜひ、サウンドハウスの商品ページにも遊びに来てください。