お気に入りの鍵盤やシンセサイザーがアナログ5ピンMIDI端子のみで、「接続ケーブルがかさばる」、「配線の都合上ハードウェアMIDI機器の配置に悩んでいる」という方に朗報です!手頃な価格ながらMacと組み合わせることにより、なんとMIDI信号をワイヤレス(無線)で簡単に飛ばせるシステムが今人気を集めています。それがこちら、ワイヤレスMIDIシステムXvive Audio/MD1!
Xvive Audio ( エックスバイブオーディオ ) / MD1 ワイヤレスMIDIシステム(無線)
MIDI ClockやSysExなどのあらゆるMIDIメッセージの伝送に対応。簡単設定でMIDI情報を使用するステップシーケンサーやドラムマシンなどを使用するMIDI機器とMacをワイヤレスでMIDI接続できるMD1は最大4台までMac上で認識できるため、DAWソフトと組み合わせて快適なDTM環境の構築に活躍します。気になる動作条件は下記となります。
■ MD1動作条件
- (機材側)接続機器にアナログ5ピンMIDIアウトがある
※MD1は機材のMIDI アウト端子より5V、もしくは3.3Vの電源供給を受けて動作するため - (Mac側)Bluetooth低エネルギーにMacが対応している
Mac側は古いモデルでなければ基本大丈夫かと思いますが、念のため下記の方法で確認することができます。
■ Mac対応確認方法
- 上部メニューバーのアップルマークをクリック「このMacについて」を選択
- 表示されるOS情報の画面より「システムレポート」をクリック
- 表示される画面内の左バーより「Bluetooth」を選択
- 「Bluetooth低エネルギー(BLE)対応:はい」になっていればMD1対応

動作条件の次に気になるのは具体的な接続の流れ。
MacとMD1の接続方法もご紹介していきます!
■ MD1とMacの接続方法
手順① Mac上部メニューバーから「移動」→「ユーティリティ」と選択

手順② 「Audio Midi設定」を選択

手順③ 上部メニューバーから「ウィンドウ」をクリック「MIDIスタジオを表示」を選択

手順④ MIDIスタジオ内の上部にあるBluetoothボタンをクリック、「Bluetooth構成」を表示させる

手順⑤ 一旦ハードウェア側での作業に移ります。
Macから認識させたいMD1をMIDI機器に接続します。青く光れば電源が正しく供給されています。

■ ワンポイント
MD1を複数台持っている場合でも、ここではまずMD1を1セットだけ機材に繋いで後述の作業をすると分かりやすいです。
具体的には下記の流れとなります。
- 最初はMD1を全て機材につないでいない状態
- 1台目のMD1を機材に接続
- 後述のMacとの接続作業を行う
- 1台目のMD1接続が完了したら、2台目のMD1を機材に接続
- Macとの接続作業を行う
手順⑥ 「接続」をクリック

手順⑦ 下記の画面が表示されるので接続を押してすすめる
※MD1を1台ずつ接続して作業していれば「接続」を押して進めるだけで大丈夫です。

「手順⑥」の画面でアクションの下が「接続解除」に変わったら正しくMD1が接続されました。複数台MD1を持っている場合は、「手順⑤」のところへ戻って他のMD1を1台ずつ接続していきましょう!
以上の作業を完了させるとDAWソフトのMIDIデバイス画面にMD1が表示されるようになります。
そちらを使用するDAWソフトに応じてMIDI入出力デバイスとして設定すれば完了です!
作業場周りをすっきりとさせ、快適な打ち込み環境作りを手助けしてくれるXvive Audio/MD1。ぜひご活用ください!