突然ですが、まずはこちらをご覧ください。
これ、商品はまったく関係ないのですが、注目していただきたいのはナレーションです。
実は私がこちらのナレーションを担当しています。上手に読めたかと言われればそこまでかもしれませんが、個人的に好きな動画なので選びました。
かれこれナレーション、アナウンス、朗読などを始めて8年目になります。
あくまでも趣味程度で続けているので上手に読めるようになるにはまだまだ技術不足ではあるのですが、しゃべりの技術というのは身に着けて損はない!と個人的には思っています。
そのため、今回はナレーション・アナウンスをする際に私が注意すべきだと思うポイントについてお伝えできればと思います!
宅録をはじめようと思っている方、学生でアナウンス・朗読のコンテスト出場を目指している方、配信できれいにしゃべりたい!という方、声優を目指している方にも、、、初心者的な内容にはなりますが、読んでみてもらえたら嬉しいです!
1. 滑舌
まず必要だと思うことは「聞き手に違和感なくスッと入る」ということです。今なんて言った?と一度疑問に思われてしまうと、そこからリスナーは内容に追いつけなくなってします。
そのためにはまずは滑舌を訓練するのが大事です!(私は一番苦手です・・・)
おすすめの練習法は「外郎売(ういろううり)」です!みなさんご存じでしょうか。
フルで読むと大体5分ほど。早口言葉などが盛り込まれているので練習に最適です。
大学生のときは暗記してよく練習していました。
「外郎売」の良さは、内容が意味分からないという点。内容が分からないからこそ、聞き手にいかに伝えるか!ということを考えながら読むのが大事なのです。そういう面でいうと表現力も鍛えることができるので、一石二鳥ですね。
プロの方はみなさん暗記しているみたいですよ!
ぜひ暗記にチャレンジして、滑舌表現力を上げてみてください!
2. マイクとの距離
続いてはマイクとの距離について。
コンテストのときにもマイクを通しますし、宅録でももちろん必要・・・。
(おすすめマイクは最後に紹介します!)
マイクを使うとき、マイクと口元が遠いとエアー感が強くなってしまい、環境ノイズが入りやすくなってしまいますよね。だからといって近づけるとポップノイズや吹かれの原因になってしまう・・・。
マイクにスッと声が乗ると一気に聞き心地が良くなります。
あまり重要視されないかもしれませんが、個人的には重要なポイントだと思います。
そこで、マイクとの距離を簡単に決められる方法をご紹介!
必要なものは自分の手だけ!

親指を自分の口元にあてて小指をマイク側にあてる。
これでだいたい15~20㎝の距離はとれます。
一般的にこのくらいの距離が丁度良いらしいです。
アナウンスのコンテストにでたときに、決勝に出ている人の多くはアナウンスの前にこれをやって距離をとっていました。
技術ももちろん大事です。ただ、いかにマイクに声がきれいに乗るか!というところも大事ですよね。
3. 読むときの姿勢
アナウンスと朗読の大会では座るか立つか大体選べるようになっています。
ブログを読んでくださる方は宅録をされる方が多いと思うので、座る方が多いかもしれませんね。
立って読むか、座って読むか、はどういう読みをしたいか、によって変えるべきだと私は思います。
『演技を混ぜるとき』は立つ、『説得力を重視したいとき』は座る。
前者は演技を混ぜる朗読やアフレコなど。声優さんのアフレコなども立ってやることが多いですよね。やはり立っていたほうが、体が自由に使えるという点で表現力が上がり、演技もうまくできます。
後者はアナウンスやナレーション。どちらかというと文章で説得させなきゃいけないですよね。聞いてくださっている人の耳にナチュラルにスッと入り込まなければいけません。
そういうときはリラックスしながら話せる座る姿勢がおすすめです。
ただ、自分がいかにやりやすいか、というところを一番重視するべきではあります。
アナウンスをやりたいけれど、座ってやってしまうと逆に力が入ってしまう、うまく声が出なくなってしまう、という方もいると思うのでそういう方は無理せず、立ってやるのが良いと思います。
4. 録音して聞いてみる
練習はひたすら読むだけではなく、録音して聞いてみる、というのがおすすめです。
スマホの内蔵マイクでも良いのですが、個人的にはしっかりとしたマイクを使うべきだと思います!そのほうが、声のニュアンスもしっかり捉えてくれるので、自分の癖や、どういう風に聞こえるのか、がよく分かります。
宅録などにおすすめなのはやっぱり簡単接続で高音質な録音ができるUSBマイク。
AKG ( アーカーゲー ) / LYRA USBマイク 3年保証
大定番ですね。AKGのLYRA。
手元で簡単にボリューム操作もでき、安定のAKGなので音質も文句なし!
SAMSON ( サムソン ) / Q9U
声の深みや繊細なタッチまでしっかりと捉えてくれるダイナミックマイク。USB接続だけでなく、XLR接続も可能です。
ゆくゆくはオーディオインターフェイスを購入して、本格的な宅録や配信にもチャレンジしてみたいという方におすすめです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CM3U
ラージダイアフラムを搭載したUSBコンデンサーマイク。
とにかく価格を抑えたい!という方にはこちらがおすすめ。価格帯はしっかりと抑えながらも、品質が良いため、初心者の方を中心に高い人気を誇る商品です。
SAMSON ( サムソン ) / Q2U
ハンドマイクタイプのUSBダイナミックマイク。
放送部のアナウンス・朗読の大会では、会場によって、このようなダイナミックマイクが使用されることが多いため、ご自宅での自主練習に最適です。大会を控えた学生の皆さんにおすすめします♪
さらにこちらは、前に紹介しているQ9Uと同様、USB接続だけでなくXLR接続も可能な2WAYタイプ!オーディオインターフェイスやミキサーに接続することもできます。
録音しただけで満足せず、聞いてみて良いところと悪いところを発見できればちょっとずつ上達すると思います!ぜひ繰り返し聞いてみる!ということを実践してみてください!
いかがでしたか?
アナウンス・朗読・ナレーションなど、少し技術を身に付ければ、人前で話すときにとても役に立ちます。
そして実は一発ギャグとかにも・・・!お酒の場で適当な文章をきれいに読むだけで笑ってもらえたりします(笑)
技術を身に着けるためにはまずは環境づくり!!サウンドハウスで取り扱っているUSBマイクは高音質でコスパ最強なのでぜひ購入をご検討してみてはいかがでしょうか。
環境を作りつつ基礎を固めて宅録・アナウンス・朗読などにチャレンジしてみてください!