はじめまして、sukuta takafumiです。
ギター機材のレビューを中心に記事を書いていきます。
またYou tubeにて実際に音も聴けるようにいたしますので、記事と併せて視聴いただけると幸いです。
今回は、比較的安価で今年の5月ぐらいに発売したプリアンプを紹介いたします。
【Zahnrad 3×2】という機材です。

では早速音を聴いて見ましょう。私の作った動画になります。
【Zahnrad 3×2】レビュー Fender好きのジャズコ対策に
3×2は1960年代のFenderのDeluxe Reverb、いわゆるブラックフェイス期(パネルが黒い時期)のものを再現しております。
ツマミはVolume一つというシンプルな仕様で、設定も迷うことは一切ないです。
実際使ってみると、3×2はアンプ自体のボリュームの動きをかなり再現しており、歪みのキャラクターも実機で得られる歪みに近いです。
私もビンテージのブラックフェイスのDeluxe Reverbを所有しておりますが、確かにそれらしい音が出てます。
■優れた点
1.ジャズコーラス対策になる。
ジャズコーラスの無機質な音に真空管アンプのようなハリが音に出ます。
オンにすると、プリセンス寄りのハイが上がりますが、これがブラックフェイスのアンプの特徴であるガラスのような音を再現しております。
2.実はブースターとしても使える。
マーシャルのブーストとして使っても良い感じになります。
ただし、歪み方は、ビンテージ フェンダーアンプ系です。
現代的ではなく、イナタイ歪みです。
3.小さく、価格も比較的安価。
小さいのでボードにも収まりが良いです。
ビルダー系のエフェクトの中では安い方で、3万とかするわけではないので、比較的お財布に優しいです。
ちなみに、Zahnradはnature soundというブランドを立ち上げた薫田さんの別のブランドです。
もともとnature soundでklon centaurやBoss OD-1などを再現した質の高いエフェクターで定評があったので、期待して弾きましたが、今回のZahnradもかなりクオリティの高いものに仕上がってます。