
こんにちは。
ハモンドオルガントリオ「バナナニードル」のベース、三重野です。
自分のバンドは、ハモンドオルガン、ベース、ドラムという編成で、音色にエフェクトをかけられるパートがベースしかない!
じゃあエフェクター担当ね!
と、自分で役割分担をして(エフェクターが好きなだけ)色々と買い足し買い足し、試し試しを繰り返し、現在はエフェクターボード2枚におさめています。

基本的には「ベースの音域用(メイン)」と「高い音域用(サブ)」でわけています。
ベースから出た信号を「ABY」のラインセレクターで、メインだけ、サブだけ、メインとサブのMIXをアンプに送っています。
そんな僕のエフェクターボードなのですが、レコーディングが始まると録音時の音質劣化を防ぐためにバラして使用します。
あっ、5月中旬くらいに新しい音源の配信がスタートできると思うので、要チェックお願いいたします(CM)
去年リリースしたMINIアルバムはこちら↓

「VOICE」
配信サイト一覧
さて、そんなバラバラになったエフェクターボードを組みなおすのですが、まずはダメになったマジックテープを交換していきます。
One Control ( ワンコントロール ) / Pit Hook Square エフェクター用マジックテープ
ここ数年はワンコントロールさんのマジックテープを愛用してます。
帯状で売っているマジックテープは切るのも大変ですし、ハサミがベタベタになったり、思ったサイズ感で切れなかったり。
その点、小さいエフェクターを出しているメーカーさんならではのこのサイズ感。
大きいエフェクターで使用する際は四つ角に貼ればバッチリな感じでオススメです。
マジックテープを張りなおしたら、次は接点を復活させていきます。
差込口とコネクター、電源部分に接点復活材を付けて抜き差し抜き差し。
ボード自体はコロコロや掃除機で埃の掃除をしておくと、マジックテープの付きが良くなる気がします。
ここまできたら準備完了。
次はレイアウトを考えていきます。
ここでオススメなのが、マジックテープのメスが付いた方ではなく、蓋側にエフェクターを並べていきます!

すでにマジックテープのオスが付いていると、仮置きで引っ付いてしまって剥がすのが大変!
ちなみに、マジックテープのオスとメスを引きはがす際は、マイナスドライバーを差し込むと簡単に剥がれます。
仮置きで配置が決まったら、パッチケーブルとパワーサプライからの電源コードが手持ちの物で足りるかチェック。
パッチとパワーサプライからの電源コードはオヤイデさんのを多用しています。
OYAIDE ( オヤイデ ) / DC-3398 LL/0.3
OYAIDE ( オヤイデ ) / QAC-222G LL/0.15
本当は全て同じメーカーのに揃えた方が良いと言われるのですが、空間系は低音が強いとエフェクトがわかりづらくなったりするのでスッキリする種類のケーブルを、歪みはローミッドがギュっ!としそうなケーブルを使うようにしています。

ちなみにモントルーも使いやすいです。
MONTREUX ( モントルー ) / Arena Jr.-15LL [2959]
仮置きが完了したら、実際に靴を履いて、踏む感じを試してみます。
結構いい感じ。
組んではバラシを何年も自分でやってきただけに、徐々に慣れてきてますね。
配線する時はまずはパッチケーブルを挿して、エフェクターに挿さったプラグの下を電源ケーブルが通るようにすると、結束バンドが無くてもスッキリ見えるような気がします。
ノイズ関係はイヤモニをしないのである程度で目をつぶるようにしてますが、不思議とそんなに気になったことがありません。
ここまできたら、後はボードに組み込むのみ!
ここで重要なのが、エフェクターの高さ!
奥に置くエフェクターは高さを出してあげないと踏みづらいです。
そして、案外BOSS系のスイッチのエフェクターは、しっかり高さをつけてあげないと踏み込めないので注意しましょう。
KIKUTANI ( キクタニ ) / PR-30A ペダあげ君
ペダあげ君で高さを上げちゃいましょ!
銀色のフットスイッチの場合は、フットスイッチキャップで高さを出してあげると更に踏みやすくなります。
MOOER ( ムーアー ) / Mushroom Footswitch Hat FT-MTP 10pcs
完成まであと少し!!!!
と思ったら、サブボード手つかず!!
同じように頑張って頑張って。
あっ、エフェクターボードの組みなおしは、作業台やテーブルでやるのがオススメです。
床に置いてやってると腰をやられます。
さー完成だー
皆さんもエフェクターを入れ替えて気分転換してくださいね!
それではまたー

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