著者プロフィール
Realize
リッチーブラックモアのアルバム『Diffcult to Cure』の『第9』アレンジを聴いてファンになり、『Spotlight Kid』を聴いてストラトキャスターに目覚める。以後様々なストラトを手にし、20年以上ストラトオンリーで毎月ライブ活動を行っている。
ストラトに対するこだわりは強く、『ギターマガジン』、米国誌『VINTAGE GUITAR MAGAZINE』に所有ストラトが掲載されたことがある。翻訳書として、2002年Fender Accessories Catalogue等に掲載されている『The Fender Stratocaster』第4版がある。
ストラトへの改良は外見からみたら何処を変えたかわからないのがポリシーである。
1970年代までの舶来エレキギターといえばGibsonかFenderだった。そして学生の手に届くギターではなく、地方の楽器店ではほぼ全機種ショーウインドーに飾られていた。当然易々と試奏できないのが普通だった。 少なくとも1980年代初
「最近、紙の書籍読んだことがありますか?」 電子書籍やインターネット、YouTube 等を見る機会が大幅に増えて、日頃、紙の書籍を読む機会が無い人が大幅に増えた。 そのような調査結果をテレビのニュースが報じて久しい。 時代
ギター購入時、各箇所をチェックする際、特に2本目以降のギターやベースを選ぶ時に、私はまずネックとボディ・マテリアルについて考える。共に基本的に木材から作られているのだが、少なくともギターのスペックを見る時この2つを私は必ず押さえる。
まだまだ外は寒いが、もうじき新年度。 新しい楽器が欲しくなる季節! ギターを選ぶのは初心者でも上級者でも大変。 お金に糸目を付けなければ簡単に自分に合ったギターを買えるものだろうと初心者は考えるかもしれない。 だが、ギター歴
前回PART1 ではボディ表面のモディファイを試みた。今回はボディ裏側のパーツの交換を試みたいと思う。 モディファイのプロフェッショナルも力説するが、改良は一気に欲張らず、一つひとつ換えていこう。また、取り上げる商品全部を換えなくても
シンクロナイズド ・トレモロユニット(以下トレモロユニット)が開発されて、70年以上が過ぎた。当初は曲の味付け程度のものと設計されたが、1960年代中盤以降、ジミ・ヘンドリックス等の登場でギター奏法の一部として一般化された。今日に至っては、
アコースティックギター、エレキギター、ベースギター。それぞれのプレイヤーは日頃自宅や外出先でどの様にギターを置いているだろうか? 私は毎日弾くサブギターはケースに入れないが、メインギターは必ずケースに湿度調整剤と一緒に入れ、立たせて保
ギター(弦楽器)はピアノと違い、直接弦に指を触れて音を出す。ピアノは鍵盤を弾くとハンマーがピアノ線を叩いて音を出すので、演奏者が弦に直接ふれることはない。 その代わりピアノは定期的に調律師が調整しないと音程が狂うので、予算のかかる
エレキギターはアコースティックギターに比べて、音を出す過程で様々なアイテムを用意する。 アンプ、シールド、複数のエフェクター、パッチケーブル、パワーサプライ……など。それらをいちいち集めて接続し、アンプにプ
ついにストラトキャスター発表から2024年で70周年を迎えた。そして10年に一度のANNIVERSARY YEARでもある。毎回、ストラトフリークはどんな仕様が発表されるかお祭りの如くワクワクする。 Fender USA 20
今年は春からゲリラ豪雨が各地であった。これから梅雨本番。また、厳しい夏の原因となるラニーニャ現象が起こるといわれている。とりわけ夏以降の台風の影響が、例年と違うという予報も。 ギタリストは雨が降っても、ライブ活動やスタジオ練習、レコー
ギターを弾く時のピックの存在は、画家が絵筆を持つくらい重要な物だ。 もちろんコードストロークやフィンガーピッキング、タッピング奏法などピックが不要な場合もあるが、多くのギタリストはピックを使うと思う。 ピックを大まかに分類すると
ギターを始めて間もない人が、ナットについてあれこれ悩む事はないだろう。弦を張る時以外、その存在すら気にかけないかもしれない。 ある程度ギターを弾くようになると気になってくる箇所だ。 ナットとは、指板とギターヘッドの間にある、大抵
さあっ春到来! 入学、新学期、就職。新しい出逢いが君を待っている。 これから新しい事を学んだり、何かに挑戦するには持って来いの季節だ。 話の本題に入ろう。 中学生、高校生、学生の時にエレキギターなど、楽器を持つと一生涯の
初の量産型エレキギター・テレキャスター発表当時、レオ・フェンダーは周囲の意見を取り入れながら、ネジを多用する掟破りの製作方法を考案した。 ストラトキャスターには大小のネジが60本以上ある。 20世紀において、ある意味&ldquo