「K&M/17513B」こちらのマルチギタースタンドですが、
K&M ( ケーアンドエム ) / 17513B Guardian 3 ギタースタンド 3本用
平らな床に置いているが脚部がガタついてしまう、そのような場合に一度お試しいただきたい改善方法があります。平らな台やテーブルさえあれば、誰でも簡単にお試しいただけます。この方法は、同じGuardianシリーズの製品であれば、どのモデルでも使える方法です。
K&M Guardianシリーズ製品をご紹介しておきます。以下のシリーズ製品であれば今回の改善方法が使えますので、ご参考ください。
K&M ( ケーアンドエム ) / 17513 Guardian 3 ギタースタンド 3本用
K&M ( ケーアンドエム ) / 17515 Guardian 5 ギタースタンド 5本用
K&M ( ケーアンドエム ) / 17515B Guardian 5 ギタースタンド 5本用
K&M ( ケーアンドエム ) / 17525 Guardian 5 エレキギター・エレキベーススタンド5本用
K&M ( ケーアンドエム ) / 17534 Guadian3+1 ギタースタンド4本用
K&M Guardianシリーズ製品は樹脂製のため、どうしても個体によっては状態の微妙な変化で歪みなどが起きる場合があり、その変化が結果的にガタツキに繋がることがあります。
今回紹介する方法は、K&Mメーカーから出ている正規の修正方法ですので、お困りの際はお試しいただけると幸いです。
メーカーから紹介されている修正方法がこちらです。

K&Mはドイツ本社なのでマニュアルもドイツ語です。ドイツ語だとよく分かりませんので、日本語訳(直訳)も合わせてご紹介します。直訳の文書で、分かりづらい箇所もありますが、具体的なやり方も後ほど紹介します。参考程度に見ていただければと思います。
「マルチギタースタンド ガーディアン」~凹凸の無い平面にぐらつかない設置~
■ はじめに
ガーディアンモデルの基底面はわずかに調整して、ぐらつきの無いスタンドを保証するように設計されています。
■ 例:脚aと脚bは固定設置接触があり、脚cと脚dのうち1つだけが設置接触があり、もう1つは地面から少し距離があります。したがって、接地線a-bの周りにピボットポイントが形成され、ガーディアンがぐらつきます。
■ ぐらつきの無いスタンドへの修正
ガーディアンをテーブルまたは平らな台の上に置き、ぐらつく脚の1つがテーブルの端から自由に突き出るようにし、後ろの脚をテーブルトップに向かって押し(例では脚c)露出した脚(例では脚d)にゆっくりと圧力をかけます。
あるいは2つのぐらつく脚に圧力をかけるために固定された脚の1つ(例では脚a及び脚b)の下に低い物体(10mmで十分です)を置いて行うこともできます。
実際にやってみましょう。
今回テストした個体ではこちらの脚が浮いています。先程紹介したマニュアル例と同じように、左前の脚(dの部分)です。
※平面設置で脚が浮いている状態※


マニュアルの通りにガタツキのある脚(左前/dの部分)を設置台から外して、対角線にある脚と同時に上から緩やかに圧力をかけます。圧力のかけ方は両手で対角の脚を押すように、軽く体重をかけてやります。ガタツキがなくなるまで、何度か繰り返します。
※設置台から脚を外す※

※対角線上の脚とともに圧力をかける※

今回のケースでは、上から押す作業を約5秒間、3回程繰り返し行いました。
見事に、浮いていた足が平らな面においてもガタつかなくなりました。
※平面設置でガタツキが無くなりました※


以上で完了です。
どうでしょうか、非常に簡単に改善できますので、お困りのユーザー様いらっしゃいましたら参考になれば幸いです。