ルーディメンツについて簡単にご紹介するブログシリーズの二回目はパラディドルのパターンについてご紹介していきたいと思います!
前回のブログにてディドルの定義とシングルパラディドルについてご紹介しましたので、詳しくはこちらのリンクからご確認ください。
⇒ ドラム基礎練習!気軽に覚えるルーディメンツ~ストローク・ディドル編~
ダブルパラディドル
シングルストロークを4回に増やしたパラディドルです。
基本動作はシングルパラディドルと同様ですが、ダブルパラディドルは6連符になります。
拍の頭などでアクセントがつかないよう気を付けながら練習してみましょう。
● スタンダード・ダブルパラディドル

● インワード・ダブルパラディドル

● リバース・ダブルパラディドル

● ディレイド・ダブルパラディドル

トリプルパラディドル
シングルストロークを6回に増やしたパラディドルです。
32分音符で表記していますが、基本はシングルパラディドルと同様なので難しく考えず落ち着いて練習してみましょう。
● スタンダード・トリプルパラディドル

● インワード・トリプルパラディドル

● リバース・トリプルパラディドル

● ディレイド・トリプルパラディドル

パラディドル・ディドル
ディドル部分を2回に増やしたパラディドルです。
他のパラディドルと違い拍の頭で左右が入れ替わらないので、練習の際は左右を入れ替えて練習するとより効果的かと思います。
● スタンダード・パラディドル・ディドル

● インワード・パラディドル・ディドル

● リバース・パラディドル・ディドル

● ディレイド・パラディドル・ディドル

パラディドルを交えたフレーズパターン
最後にパラディドルを交えたフレーズを一例としていくつかご紹介します。
パラディドルに限らず、ルーディメンツフレーズはトレーニングのみならず曲中のフィル等にも活用できますので、ぜひアイデアの一つとして挑戦してみてください。
スタンダード・パラディドル・ディドルと、ディレイド・パラディドル・ディドルを組み合わせたリズムパターンです。

続いてインワード・ダブルパラディドルとインワード・トリプルパラディドルの組み合わせです。
6連符と32分音符の切り替えでリズムが乱れないよう注意しながら練習してみましょう。
また、インワード・ダブルパラディドルの部分はスタンダード・パラディドル・ディドル等に変更しても演奏できますのでいろいろな手順で試してみましょう。

最後はシングルパラディドルとインワード・パラディドル・ディドルを組み合わせたフレーズです。
アクセント部分や装飾音等、強弱をつける個所がありますので、手順と合わせてはっきりと強弱をつける練習をしてみましょう。
特にフラムは主音より装飾音が目立ってはいけないので注意が必要です。

今回はパラディドルのパターンについてご紹介しました。
どのパターンも同じディドルルーディメンツなので手順は変わっても演奏時のポイントは変わりません。
シングルパラディドルと同様にディドル時の指の使い方、音の強弱の付け方を意識しながら練習すれば基礎力が向上していくかと思いますので、ぜひ普段の練習に取り入れてみてください。