動画投稿サイトでは、ボーカルやギター、ベース、ドラムなどの楽器で有名アーティストの演奏をコピーする、「演奏してみた」系の動画が多く投稿されていて、”私もやってみたい”と思っている人も多いのではないでしょうか。また、最近では管楽器でもその波が広がっていて、色んな楽器の動画を楽しむことができます。
しかし
- そもそもどうやって動画を作るか分からない!!
- スマホで撮影しているのでクオリティが良くない!!
- デジタルカメラ使っているので音質がイマイチ!!
など問題を抱えている人もいるのではないかと思います。
そこで、どういった機材を揃えればいいの?どうやって撮影をすればいいの?その辺り、身をもって試してみようじゃないか。と、いうことでこの企画を立ち上げました。
第一回目では、どのような撮影方法があるの?という疑問に答える内容です。実演については次回以降で紹介していきます。
撮影方法
機材や予算、スキルによって色々な方法が考えられますね。大きく分けると4つ。それぞれ特徴があるので自分に合った方法を探してみてください。
1. 映像と音声を別録し、後で編集を行う。
この方法は映像と音声を分けるので、どちらも最高の状態で収録することが可能です。身近な例として、テレビの撮影風景でカメラさんと音声さんが分かれているのを見たことがあるかと思います。まさにアレです。ただ、編集にちょっと手間がかかり、それなりの知識と技術も必要なので初心者の方にはとっつきにくく感じてしまうかと思います。こちらは上級者向けですね。
2. デジタルカメラとPCMレコーダー、マイクの組み合わせ
音声入力のあるデジタルカメラを持っている方に限定されますが、PCMレコーダーと組み合わせた収録方法があります。PCMレコーダーはデジタルカメラの下に取り付けることができ、カメラへの音声出力はもちろん、本体に録音することも可能。その為、音声と映像を同時に録ることや、最初に紹介したように動画と音声を別に録ることもできます。高性能のデジタルカメラをお持ちの方はチャレンジする価値有りです。
PCMレコーダー
3. カメラ機能がついたレコーダーを使う
これが一番手っとり早い方法です。ハンディレコーダーやギターのマルチエフェクターの分野ではパイオニア的な存在と言えるZOOM社から、カメラ機能、レコーダー機能を搭載した簡単動画撮影向けの商品が販売されています。手軽に高音質で録音できるので、初心者にはもってこい。しかも、上位機種には外部マイク入力も付いていて、収録する音源に応じてマイクを別途用意することも可能です。簡単にハイクオリティな動画を作成することができます。
ZOOM ( ズーム ) / Q2n-4K 4Kハンディビデオレコーダー
4. スマホを使って撮影
やっぱり普段から使い慣れたスマホで撮影したい!という方も多いはず。そんな要望に応えるスゴイ機器がこちら!
Mikmeはスマートフォンとワイヤレスで接続することができるコンデンサー・マイクで、音質が求められる動画作成にピッタリ!専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、bluetoothで接続するだけ。これなら誰でも使いこなせますね。もちろん音質にもこだわり、大口径1”金メッキダイアフラムを採用し、レコーディング用マイクに匹敵するクオリティ。更にショックマウント構造を搭載し、振動ノイズ対策もバッチリです。
次回はこのMikmeを使って「演奏してみた」の動画作成にチャレンジしてみます。