
ボブ・ディラン、ノーベル賞受賞後初の来日がフジロックに決まり、今年は中高年の方の参加も増えるかもしれないな…と思った商品部伊藤です。
フェス・グッズや装備、役立ちアイテムなど、ピンポイントでぼやくフェスブログ、今回はそんな中高年の方にも参考にして欲しい、靴について書きます。(※伊藤調べ)
さて、野外フェス。都市型を除き、大型の公園など整備された場所で行われるフェスもあるものの、大体はスキー場とか野原とか高原とか広大な敷地を利用して開催されます。雨が降れば水たまりができ、木陰の通路には木の枝や石ころが転がっています。Rolling stone。
素晴らしい大自然の中、あちこちで鳴る音楽を楽しみつつ歩くことはとても気持ちが良いものですが、歩けば歩くほど疲れます。そりゃそうです。
そこで、私が実際試してきた下記アイテムについて、個人的感想を述べます。
1. 普通のスニーカー
当時流行った、いわゆるおしゃれブランドスニーカー。歩き心地は特に問題なかったものの、底が平べったいので土踏まずが疲れる。雨降ったらアウト。泥々染み染み。乾くのも時間がかかる。これはあかん。
2. スポーツ用スニーカー
普通のスニーカーより格段に歩きやすい。通気性が良く晴れた昼は快適。しかし雨は防げず水や泥が染みてくる。底が柔らかいので、凸凹道は歩きにくい場合もあり。
3. ガーデニング用長靴(かわいい)
土砂降り後の水たまりも何のその。田んぼ状態の場所も難なくクリア。安価だし見た目もかわいい。しかし蒸れる。足ふやける。足首のホールド感が無い。重くて疲れる。ふちの部分が脛に当たって痕がつく。足が痛い。これもあかん。
4. アウトドアメーカーの水陸両用シューズ(サンダル風)
底も厚めで快適、歩きやすい。晴れた日は特に気持ちが良い。履いたまま川にも入れちゃう。しかし小枝や石ころが侵入してくるとちょっと痛い。雨でもまぁ平気ではあるが、足がとても冷える。あと泥が直接肌に触れるのはちょっとね・・・。
5. トレッキングシューズ(ローカットタイプ)
防水透湿性のある素材が多く、底も厚いので凸凹道を歩くのもへっちゃら。多少の雨も防げる。しかし土砂降りと水たまりの深い部分はアウト。足首のところから浸水してしまった。
6. 防水トレッキングシューズ(ハイカットタイプ)
こちらも防水透湿性あり、足首までしっかりホールド。軽登山用であれば軽いタイプも多く、なにより山道や凸凹道が歩きやすい。土砂降りや多少深い水たまりも平気。泥がついた場合は、履いたまま外側だけ洗ったりすることもできる。今までで一番快適。基本これに落ち着いて、今も愛用中。2足目。会場内でも、これを履いている人が多いです。
番外編:日本野鳥の会・バードウォッチング長靴(+高価な中敷き)
数年前から、フェスで非常に流行っています。何と言ってもパッカブル(折りたたんで持ち運び可)。BIRDの「B」を使ったロゴがとてもかわいい。そして最近きれいな色も増えて、私も1足購入し、今年のフェスで使用予定。通常の長靴に比べ、足首部分が狭くなっていて、ホールド感もあり。ゴム製なので多少は蒸れが心配ですが、暑い時は履いたまま折りたたんで足首までの長さにすることも可。底が薄くクッション性があまり無くても、しっかり足裏をサポートしてくれる中敷きを使えば問題なし。土砂降りや深い水たまりは、やはり長靴最強なので、トレッキングシューズと使い分ける予定。
そこで!!
サウンドハウスでも、日本野鳥の会・バードウォッチング長靴の取り扱いを開始しました!わーい!!
日本野鳥の会 / バードウォッチング長靴
中敷きをどうしたらよいかわからない方も安心、日本野鳥の会がバードウォッチング長靴用に作ったソールラックサポートもあります!
日本野鳥の会 / ソールラック サポート
サイズや色によっては入荷が多少先にはなりますが、野外フェスに参加予定の方はぜひ検討してみてください。フェスだけでなく、本来の使いみちであるバードウォッチングや、キャンプ、ガーデニング、豪雨時の通勤、何でも使えます。持ち運び用の収納袋付き!
とまぁ紹介してきたもの以外にも、海外セレブ御用達の高級長靴や、アウトドアブランドのおしゃれ長靴も多々あります。こちらは試していないので、他の人の感想などググってみてください。
ちなみに、海外からのお客さんはビーサンでどこでも歩いたり、普通のスニーカーにコンビニのビニール袋を巻き付けて雨を防ぐ強者もいます。しかし(前回の雨具同様)良い子は真似しないように。勝てません。
結論
- 足元を安定させたい方には、ハイカットタイプの防水トレッキングシューズがおすすめ。
- 晴れの日と雨の日に履くシューズを使い分けたい方は、底が厚めで歩きやすいスポーツシューズ or アウトドアメーカーのサンダル+日本野鳥の会・バードウォッチング長靴の組み合わせをぜひ!
- フェスでおしゃれを楽しみたい方にも日本野鳥の会・バードウォッチング長靴!
- 1日だけ行くのに高価なトレッキングシューズを買うのはちょっと・・・という方、これを機にトレッキングとか始めちゃえばいいじゃん。
- フェスで裸足はダメ絶対。ケガするぜ。
次回は コレ持っておくと便利! なものついて書きます。