
皆さん、こんにちは!
こんなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
- 最初「鍵盤は少なくていいや」と思ってやっていたけれど、オクターブの切り替えが面倒になってきた。
- 両手で弾く時、やりづらい……
- そろそろフル鍵盤が欲しいけれど、大きさが気になる。
これ、全て僕です!
それを解消するため悩みに悩み、検討を重ねた末にこちらの商品を購入しました。
ARTURIA ( アートリア ) / KEYLAB ESSENTIAL 88 MIDIキーボード
ついに買っちゃいました!!
88鍵、フル鍵盤!!
いやー、大きい!!
今まで使っていたのはKORG X50。

運びやすさと持ちやすさが考慮された取手を含めてもこのサイズの違い。
各社で88鍵のMIDIキーボードが販売されていますが、これから制作する防音部屋の狭さを考慮して、幅が他社より狭いアートリアにしました。
付属の無料でバンドルされている音源が、これがまた膨大なコレクション!!


(Analog Lab V より)
無いと思って諦めていましたが、僕の大好きな音色、DX7のエレピもあります!

YouTubeで相当念入りに実機の音と聴き比べましたが、強めのベロシティだとまさに瓜二つだと思います。
そして音色をイジる事もできます。
ただ、この膨大な音色。ダウンロードして自分のものにするには相当の語学力が必要。
英検3級の僕にはちんぷんかんぷん。
そんな僕でしたが、Google翻訳が役立ちました!!
コピペできないものは画面をiPhoneで撮り、文字をコピーする機能を利用したり、撮ったその場で翻訳してくれるアプリを利用しました。時代の進化に感謝です。
「多分、こんな事を書いてるんだろうな?」とか思って「Done」をクリックするのはやめておいた方がいいです。
ちなみに僕はどんどんダウンロードしたばっかりにどれをダウンロードして、どれをインストールしたのか途中分からなくなりました…。
ログインID、メールアドレス、パスワードを統一させて一つずつ順を追って進めていくのをお勧めします。
海外サイトなので、パスワードは他とは変えてくださいね!!(外国じゃなくても変えるべきですが……。)
僕の場合、梱包から開封して全てをインストールして音が出せるまで、4~5時間はかかったように思います。
この膨大な音色群、アプリ上でもちろん演奏できますが、Logic Proでも呼び出す事ができます。

そしてこの膨大な音色。より詳細な設定を詰められる個別のアプリもダウンロードできますが、20分以内のDemoバージョンもあります。(DX7 Vなど)
割引セールも時々あるようです。(先日、DX7 Vの半額セールがありましたが、円安を気にしていたら、いつの間にか終了してしまいました……)
左上部にあるパッドでも演奏可能。
主にドラムの打ち込みで使用するのが多いと思います。
初期設定では右にある再生ボタンなども音色に設定されていますが、DAWソフトの設定で変える事も可能。再生、録音などをキーボードで出来て、Macまで手を伸ばさなくてもよいので、とても便利です。
確認ミスは鍵盤のタッチ感。
ずっと愛用していたのはKORG X50の他に、キャリーケースに入り、旅行先で使用するのに大活躍していたKORG micro KEY。
KORG ( コルグ ) / microKEY2-25 MIDIキーボード USB 25鍵
ライトウェイト鍵盤、いわゆる「ペコペコ鍵盤」を使用していたので、出来れば同様の柔らかさが欲しかったのですが、ピアノに近い適度な重さがあるセミウェイト鍵盤でした。
どなたかの動画で鍵盤をタッチした際の音を公開されていた方がいらしたので確認したところ柔らかいんだろうと思いましたが、弾いてみると…。
その方の指の力が強かったようです…。
鍵盤の幅はKORG X50と一緒ですが、オクターブが弾きづらく感じています。
これを機会にピアノを弾く力も欲しいと思っていたので、頑張ります!
個人的に惜しかったのはペダル。
ちょっとだけ期待していたけれど、使用していたKORGのダンパーペダルは対応せず。
KORGに問い合わせるとスイッチタイプじゃないとダメとの事。ハーフダンパーは不可だそうです。
KORG製だと下記が対応しているそうです。
私は下記を購入しました。
YAMAHA ( ヤマハ ) / FC4A サスティンペダル
最初、オンオフの差を激しく感じました。
今までハーフダンパーだったからかと思っていたら、ピアノ音色で色々試してみると、そんなに違いがない事が分かりました。
下記の画像をご覧ください。

1~5小節が購入したYAMAHAのサステインペダルで、7小節以降がKORGのダンパーペダルです。(キーボードも変えています。)
すぐ離すと、さほど違いがありません。
時々、10小節目のように小さく反応する場合がありますが、音の違いは感じられません。
そしてKORGでゆっくりペダルを離すと下記のようになりました。

このように変化を細かく入力出来るわけですが、音の切れ目は変わりありませんでした。
色々試してみるとオンオフの差を激しく感じたのは、ペダルを離す位置だったようです。
今まで使っていたKORGは上の方で離して音が切れるのに対し、YAMAHAのスイッチ式では離し始めてすぐに音が切れる事が分かりました。

それが分かってからはだいぶ演奏しやすくなりましたが、細かいニュアンスを出したい場合はオートメーションでの書き込みが必要のようです。
10数年ぶりのMIDIキーボード購入。
使用できる音色が沢山増えたのが何より良かったです。
僕の経験が皆様のお役に立ちましたら幸いです。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら