『鍵盤楽器を始めたい!でも、いざ高価なピアノを買っても自分に弾きこなせるか不安』という方も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、「電子キーボード」。価格は電子ピアノよりも比較的安く、機能が充実したモデルが多いです。なお、本体・タッチともに軽いモデルが多く、初心者でも気軽に演奏できます。今回は、そんな電子キーボードの選び方とおすすめの機種を紹介していきます。
■ 初心者が電子キーボードを選ぶなら、まず何を重視すべき?
初心者が電子キーボードを選ぶなら、まずは61鍵・タッチレスポンス付きモデルがおすすめです。
61鍵あれば両手での練習にも対応しやすく、タッチレスポンス付きなら弾く強さによる音量の変化も練習できます。
子ども用や気軽な音遊びが目的なら32〜44鍵でも十分ですが、長く使うなら61鍵以上を選ぶと失敗しにくいです。
また、ピアノ練習を目的に購入する場合は、76鍵以上または88鍵モデルを選ぶのがおすすめです。
■ 電子キーボードの選び方
電子キーボードを選ぶときにチェックしたほうがよいポイントは、まとめて5つあります。①鍵盤数、②電源供給方法、③サイズ・重量、④電子キーボードならではの機能、⑤タッチレスポンスの有無と最大同時発音数です。
① 鍵盤数
基本的に88鍵盤で固定の電子ピアノとは違い、電子キーボードは用途によって多様な鍵盤数から選ぶことができます!ポータブルキーボードとして各メーカーから多く製品化されているのは61鍵モデル。小さなお子さまや初心者の方で、もう少し簡単に演奏したいという方には鍵盤サイズが小さい「ミニ鍵盤」を採用したモデル、もしくは44鍵モデルなどの鍵盤数が少ないものもおすすめです。
② 電源供給方法
電子キーボードはコンセントで接続する電源アダプターのほか、乾電池やUSBケーブルなどでも電源を供給できるモデルもあります。中には充電式のキーボードもあるため、「コンセントのない屋外でも演奏したい!」という希望のある方は必ずチェックしておきましょう。
③ サイズ・重量
持ち運んで演奏できるものや、お家に設置して邪魔にならないものを選ぶには、サイズと重量も大事なポイント。軽くてコンパクトなものであれば、どこへでもストレスなく運搬できるためオススメです!設置場所なども考慮してサイズ感や重さを確認しておくとよいでしょう。
④ 電子キーボードならではの機能
電子キーボードによっては鍵盤が光るものもあります。光に合わせて鍵盤を押すことで、楽譜を読めない初心者やお子さまでも簡単に演奏することが可能です。また、マイク入力端子やBluetoothでのオーディオ入力を装備し、弾き語りに最適なモデル。さらにはコードの判別やハーモニーバランスを確認し、演奏するうえでの基礎技術を効率的に学べるモデルなどもあります。用途に合わせた機能がきちんと備わっているかをあらかじめ確認しておくことが大事です。
⑤ タッチレスポンスの有無と最大同時発音数
本格的に演奏したい場合、タッチレスポンスの有無と最大同時発音数を確認しておきましょう。
タッチレスポンスとは、打鍵の力に合わせて音の強弱が変化する機能です。タッチレスポンス付きのキーボードは、生ピアノのように表現豊かに演奏が可能。
最大同時発音数とは、同時に出せる音の最大数のことです。最大数を超えた瞬間、最初に押した音から順に消えていきます。現在販売の電子キーボードは最大同時発音数64-128音程度が主流ですが、複雑なクラシック楽曲などを演奏したい場合は、256音程度のモデルを選ぶとよいでしょう。
さて、ここまで電子キーボードの選び方を5つの項目に分けて確認してきましたが、次は用途に合わせておすすめの電子キーボードを紹介していきます!
■ 初心者が失敗しにくい電子キーボード選びのチェックポイント
| 用途 | おすすめ鍵盤数 | 重視する機能 | 価格目安 |
|---|---|---|---|
| 完全初心者 | 61鍵 | タッチレスポンス・音色数 | 1.5万~3万円 |
| 子ども用 | 32~44鍵 | 軽量・光る鍵盤・音当て機能 | 5千~1万円 |
| ピアノ練習 | 76~88鍵 | タッチレスポンス・ペダル対応 | 2万~5万円 |
| 弾き語り | 61鍵以上 | マイク入力・Bluetooth | 2万~5万円 |
| 持ち運び | 37~61鍵 | 電池駆動・軽量 | 1万~4万円 |
■ 最初の1台におすすめ!61鍵スタンダードモデル
初めてのキーボードとしておすすめしたい、コストパフォーマンスに優れた61鍵モデル。タッチレスポンスに対応しているため、鍵盤を弾く強さによって音量の変化を付けられます。480種類の音色を内蔵し、自動伴奏やコード辞典、レッスン機能など、初心者にうれしい機能も充実。まずは気軽にキーボードを始めたい方にぴったりです。
YAMAHAのスタンダードな61鍵ポータブルキーボード。650種類の音色を搭載し、タッチレスポンスにも対応しています。レッスン機能も充実しているため、これから鍵盤演奏を覚えたい方にもおすすめ。USB接続にも対応し、練習から演奏まで長く使いやすい1台です。
奥行き約20cm、重量約2.6kgのスリムな61鍵キーボード。Bluetooth Audio/MIDIやUSB接続に対応し、スマートフォンなどと組み合わせた演奏も楽しめます。鍵盤を押すとLEDライトが光るため、初めてキーボードに触れる方にもわかりやすいのがポイント。コンパクトさと機能性を両立したモデルです。
■ 子どものはじめてのキーボードにおすすめ!
小さな手でも演奏しやすい32鍵のミニキーボード。丸みのあるコンパクトなボディで、ボタン配置もシンプル。USB電源に対応しているため、家庭で気軽に使えます。楽器に初めて触れるお子さまのファーストキーボードにもおすすめです。
32鍵では少し物足りない方におすすめの44鍵ミニキーボード。128種類の音色や200種類のリズムを搭載し、コンパクトながらさまざまな演奏を楽しめます。子ども用はもちろん、省スペースで気軽に鍵盤を楽しみたい大人にもおすすめです。
2026年9月発売の光ナビゲーションキーボード。次に弾く鍵盤が光るため、楽譜を読むのがまだ難しい方でも演奏を楽しめます。61鍵のタッチレスポンス対応鍵盤に400音色、120曲を搭載。ステップアップレッスンや「らくらくモード」に加え、マイクも付属しているため、弾くだけでなく歌って楽しめるのも魅力です。
■ 持ち運び・省スペース重視の方におすすめ!
半分に折りたためる61鍵キーボード。自宅で収納しやすいだけでなく、持ち運びにも便利です。128種類の音色とリズム、自動伴奏、メトロノームなど基本的な機能も搭載。充電式で専用ソフトケースも付属しているため、場所を選ばず気軽に演奏できます。
薄く柔らかな本体を丸めて収納できる61鍵ロールアップピアノ。一般的なキーボードとは弾き心地が異なりますが、とにかく収納性・携帯性を重視したい方におすすめです。Bluetoothにも対応しているため、スマートフォンなどの音楽に合わせて演奏を楽しめます。
本格的なサウンドと持ち運びやすさを両立した61鍵キーボード。ZEN-Core音源による1,154音色、203種類の自動伴奏スタイルを搭載しています。Bluetooth Audio/MIDIや電池駆動にも対応。家での練習はもちろん、スタジオやライブなどへ持ち出して演奏したい方にもおすすめです。
■ 演奏やアレンジをもっと楽しみたい方におすすめ!
PLAYTECHのハイエンド61鍵モデル。580種類の音色と180種類のリズムパターンを搭載し、タッチパッドやピッチベンドホイールを使ったリアルタイムな音色変化も楽しめます。サンプリング、自動伴奏、レイヤー、スプリット、録音・再生など機能も豊富。初心者から一歩進んだ演奏を楽しみたい方におすすめです。
2026年に登場したYAMAHAの61鍵パフォーマンスモデル。860種類のボイスと345種類のスタイルを搭載し、幅広いジャンルに対応します。ライブコントロールノブやピッチベンドを使って演奏中にサウンドを変化させることも可能。自宅での演奏からライブパフォーマンスまで、本格的に楽しみたい方におすすめです。
GO:KEYSシリーズの上位モデル。1,000種類以上の高品位な音色や豊富な自動伴奏機能に加え、マイク入力やオーディオ出力など接続端子も充実しています。内蔵スピーカーにもこだわっており、1台で演奏や弾き語りを楽しみたい方におすすめです。
■ 61鍵では足りない方におすすめ!
一般的な61鍵キーボードより約1オクターブ広い76鍵を採用したCasiotone。クラシックやピアノ曲など、広い音域を使う曲にも対応しやすくなっています。76鍵ながらコンパクトにまとめられており、シンプルな操作性も魅力。88鍵までは必要ないけれど、61鍵では物足りないという方におすすめです。
■ 光る鍵盤で楽しく続けたい方におすすめ!
2026年9月に登場した61鍵の光ナビゲーションキーボード。弾く鍵盤が光って演奏をガイドしてくれるため、初心者でも曲にチャレンジしやすいモデルです。AiX音源による600音色、180リズム、230曲を搭載。鍵盤演奏だけでなく、音楽を聴く・歌うといった楽しみ方にも対応しており、大人の趣味用キーボードとしても注目の1台です。
■ 番外編:2026年注目の個性派モデル
人気のGO 3と「ミニオン」がコラボした2026年9月発売の特別モデル。鮮やかなイエローの本体にオリジナルイラストを採用し、ミニオンのキャラクターボイスを使った32種類の専用音色も収録されています。もちろん見た目だけでなく、ZEN-Core音源、自動伴奏、BluetoothなどGO 3ならではの本格的な機能もしっかり搭載。楽しくキーボードを始めたい方や、個性的な1台を探している方におすすめです。
■ あとがき
電子キーボードは、シンプルな子ども向けモデルから、本格的なサウンドや自動伴奏を搭載した高機能モデルまで幅広くラインナップされています。
初めて購入する場合は、まず「鍵盤数」と「タッチレスポンスの有無」をチェックするのがおすすめ。長く練習したい方なら61鍵以上、ピアノ曲をしっかり弾きたい方なら76鍵以上も検討してみましょう。
価格やデザインだけでなく、「練習したい」「持ち運びたい」「弾き語りをしたい」など、実際にどんな使い方をしたいかをイメージすると自分に合ったモデルを選びやすくなります。
ぜひ、自分にぴったりの1台を見つけてキーボード演奏を楽しんでみてください!





















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