リモート環境を使って教えることは、今では教育者にとって特別なことではありません。生徒が通常授業に戻ったとしても、教育者は知識の蓄積、生徒の能力向上、オンライン学習の経験のために、さまざまな会議アプリを使い続けるでしょう。仮想クラスルームが直面する最大の課題の1つは、生徒に教師の声を明瞭に届けることです。
重要なポイント
ノートPCのマイクは、PCメーカーにとって優先度は高くありません。他に重要な部品が多く、チャット用のマイクはしばしば安価なものが採用されてきました。これにより、教育者が常にスクリーンから数メートル以内にいなければならなかったり、指導中に言葉の重要な部分が届けられないこともあります。また、指向性が不十分で、ノイズも含めた部屋の中のすべての音を拾ってしまいます。最も確実な解決策は、ラベリア型マイクを使うか、マイクを口元に直接当てて、レッスンを全員に確実に届けることです。

サウンドに関するアドバイス
この問題を解決する最も簡単な方法は、USB対応のマイクを使用することです。これなら、オーディオ・インターフェースも必要ないし、複数のケーブルも必要ありません。USBマイクはコンピューターに直接差し込むことができ、特別なソフトウェアやレコーディングスタジオで使うような特別なマイクも必要ありません。
Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどの一般的なビデオ会議ソフトウェアでは、音声デバイスを選択することができます。「Setting」メニューから「Audio」を選択すると、上図のようにマイクを選択することができます。使用可能なマイクがすべて表示され、ビデオ会議ソフトウェアを実行するときに使用するマイクを選択します。

スマートフォンを使うなら、多くのUSBマイクはiOSとAndroidで動作し、必要なケーブルが付属しています。PCとスマートフォン両方で動作するマイクを見つけておくと安心です。学校から支給されたPCがうまく動作せず、自分のスマートフォンに切り替えて授業を行ったことが何度もあります。
ワイヤレスを選択した場合、2つのパーツ(トランスミッターとレシーバー)が必要になります。トランスミッターが内蔵されたマイクか、ケーブルでトランスミッターに接続するマイクと、USBオーディオ出力を備えたレシーバーです。デバイスが「ペアリング」され、互いに会話していることを確認する必要があります。ほとんどのワイヤレスマイクは、工場出荷時にペアリングされていますが、動作しない場合、マニュアルを読んでペアリングする方法を調べます。ワイヤレスマイクを身につけ、コンピューターのUSBポートにレシーバを差し込みます。すべての電源をオンにし、会議ソフトウェアの「設定メニュー」から使用するマイクを選択します。
最善の方法とは
リモートで教える教師にとって、ラベリアでもヘッドセットでも、USBレシーバー付きのワイヤレスマイクを使うのが最善の方法です。机から解放され、部屋のどこにいてもはっきりと声が届けられます。カメラのないところでも生徒を声でアシストしながらリモートのクラスを運用し、生徒との繋がりを維持できます。教室内の必要な場所に移動して授業を行え、外部マイクへの投資を意義のあるものにしてくれます。

この記事はSAMSONによるMaking Your Voice Heard in the Virtual Classroomの翻訳です。