
2019年5月、CLASSIC PROからB帯(800MHz)ワイヤレスマイクシステムの新商品が発売されました!!
ラインナップは、下記の5種類です。
- CWS801M ハンドマイクワイヤレスセット
- CWS802M デュアルハンドマイクワイヤレスセット
- CWS804L ラベリアマイクワイヤレスセット
- CWS807H ヘッドセットマイクワイヤレスセット
- CWS810G ギター/ベース用ワイヤレスセット
前機種から、グレードアップした機能をメインに紹介していきたいと思います。
① 同時使用数が6波になった
使用できるチャンネル数が30chに増えたことにより、最大6波まで使用できるようになりました。シングルチャンネルのセットなら6セット、デュアルチャンネルのセットなら、3セットを同時に使用できます。
補足: チャンネルについて
30chもあるのだから、もっと使えるのでは?という疑問もあるかと思います。下記の図をご覧ください。図中に表している赤線がアナログ。緑線がデジタルです。デジタルは、隣あったチャンネルを使用することができます。詳しくは、私の以前のブログを参照くださいね。
⇒ おススメのワイヤレスマイクを語る ~Line 6/XD-Vシリーズ編~
⇒ 使用用途別ワイヤレスマイクのおすすめ~ハンドヘルド編~
B帯はアナログで、山型の波形になっています。そのため、複数本使う場合には、混線を避けるためチャンネルを離して設定する必要があります。スペック的にはもっと接続できるのですが、日本ではB帯の範囲が狭いので、これ以上は難しいんです(泣)

複数本のマイクを使用する際には、以下のチャンネルプランに基づくチャンネル設定 が必要になります。必ず同じグループ内で運用してください。

② マイクが変わった
ボーカルに適したダイナミックカプセルを装備。低ノイズで音質がさらに良くなりました。ハンドリングノイズが低いのもポイントです。ミュートスイッチがあるので、マイクの電源を切らなくても、手元でマイクをミュートすることができます。
受信機とマイク(送信機)をワンタッチで設定できるオートシンク機能も健在。ボタンを押すだけで、受信機の設定を送信機に送ることができます。アルカリ単三電池2本で動きます。

電源スイッチはマイクの根元。

③ 受信機の液晶が見やすくなった。

VA LCDを採用。VA LCDは車のメーターなどにも使われているものです。
下記の特徴があります。
- 表示がシャープ
- 視野角範囲が一般のTN液晶より広い。
- コントラストが高い ⇒ 一般のTN液晶の数十倍
- 反応速度が速い ⇒ 一般のTN液晶の3倍位
という優れものです。色々書きましたが、非常に見やすくなったということです。
④ 安定した送受信
B帯、800MHzを使用。ダイバーシティ方式による安定した送受信を実現しています。
最大到達距離は90m(※)
アンテナは取り外し可能。アクセサリーも豊富で拡張性に優れています。
※電波の到達距離は、電波条件、反射や干渉の有無、送信出力により異なります
⑤ 価格
何よりもお値段が・・・・。このスペックで、この価格??
まずは、使ってみてください。ワイヤレス担当、山口がイチオシのこの商品、
ぜひお試しください!!
以下の商品紹介動画も参照くださいね。
~最後に~
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
余談ですが、今回紹介しました商品が、2019年9月号のサンレコ別冊で紹介されました。
アーティストの方にご使用いただいた感想をそのまま引用させていただくと、「声を張っても、ささやくように歌っても、きちんと反応してくれる感じがして、歌いやすかった。好きな音ですね・・・」と、嬉しいレビューをいただきました。
CLASSIC PROからの新商品ワイヤレスマイクセット、皆様に自信をもっておすすめできる商品です。ぜひお試しください!!