こんにちは! 営業の冨士原です!
前回はV-PICKSについてご紹介しました。今回はピックの素材についてです!
ピックの素材といってもその種類は膨大にあります。その中から今回は定番素材についてご紹介します。
まずはじめの素材はセルロイドです。
「ピックの素材といえばセルロイド」と言って良いほどに、多くのピックに採用される超定番素材です。FENDERの351や346など、多くのピックの素材としてよく使われています。
FENDER ( フェンダー ) / 346 Shape White Heavy
特徴としては適度な柔軟性があり、クセが無く、初心者の方でも扱いやすいです。このセルロイド素材のピックを基準として色々と自分に合うピックを試していくのが良いのではないでしょうか。
デメリットとして上げるのであれば、少し摩耗に弱く削れやすいという点かと思います。
次に紹介する素材はナイロンです!!
こちらも先ほどのセルロイドと同じく定番の素材です!
セルロイドと比較すると摩耗に強く、非常に柔らかい素材です!
ナイロン素材の定番ピックはこちら!
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / HERCO FLEX75
ナイロンピックの定番FLEX75です。こちらのピックは往年の世界3大ギタリストの一人、ジミー・ペイジが使用していたものの復刻版的なピックです。
マイルドでアタック感の柔らかなサウンドを奏でることができます。低音、いわゆるロー(Low)が出やすいピックです。
ここで私のおすすめのナイロン製ピックを紹介します。
DAVA ( ダバ ) / Jazz Grip Nylon
こちらの一見変わった見た目のピック、グリップ部分にはラバー素材、先端にはナイロン素材が使用されているピックです!!
最近使い始めたのですが、その弾き易さと握りやすさは今まで使ってきたピックのなかでもダントツ!(個人的に)
ぜひ1度試してみてください!!
次に紹介するピックの素材はウルテム(Ultem)です!!
ウルテム素材の定番ピックはこちら。
CLAYTON ( クレイトン ) / ULTEM URT/0.72
ウルテム素材は、素材自体が爪やべっ甲に近いとされており、セルロイドやナイロン素材では味わえない独特な弦へのタッチ感が特徴的です。さらに耐久性もあり、素材自体が滑らかであるため弦への引っかかりが少なく、スムーズなピッキングが可能です。サウンドは、アタック感が強く抜けの良い音が出る印象です。
最後に紹介するピックの定番素材はポリアセタールです。
ポリアセタール素材で定番のピックはこちら。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / DELRIN 500 Standard/0.96
このピックの素材はデルリンと呼ばれる素材ですがデルリンはポリアセタール系の素材の一種です。
ポリアセタールの特徴としては、摩耗に強く耐久性に優れており、弾きこんでも削れにくいです。ピックとしてのバランスが良くオールジャンルに対応できる素材です。
ちなみに、MASTER 8 JAPANのD-801シリーズのピックに使われる素材、ジュラコンもポリアセタール系の素材です!!
MASTER 8 JAPAN ( マスターエイトジャパン ) / D-801 TRIANGLE - 1.0mm
今回はピックの定番素材について紹介しました。ピックは素材によって音や弾き心地がもちろん変わります。ぜひ自分のプレイに合った素材のピックを見つけてみてください!!
次回は「ピックの素材についてのお話 ユニーク編」でお会いしましょう!