日毎に暖かくなってくる今日この頃ですね。体調を崩しがちな季節の変わり目ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、入社3か月が過ぎ、徐々にサウンドハウスの仕事に慣れてきた筆者ですが、新しい商品との出会い・発見がまだまだあり、5万アイテムの品揃えにワクワクしています。
特に、高校生の頃からギター小僧の筆者は、商品のピッキングをしていると、「こんな弦があるのか!」「えっ、このメーカーってこんな弦出してるの?」と、あまりの種類の多さにギター弦が気になってきます。どんな音がするのかなぁ、弾き心地はどうだろうか?
ということで、今回は気になったギター弦をピックアップしてみたいと思います。
気になる弦は沢山あるのですが、弦の使用感は結局弾き手の好みや感じ方で違ってくると思うことと、弦の種類も膨大なので、今回はエレキギター弦に限定し、さらに「見た目」と「物珍しさ」を基準にピックアップしました。
最初に紹介するのは、ハンドメイドに拘り続け多くのギタリストに信頼されているDR社の弦。比較的、ベース弦の方が有名ですが、デレクトラックス、ガスG、ジョニーウインターなど、多くのギタリストに愛用されています。丸芯の弦はとにかく弾き心地が良いと評判です。
そんなスペックよりも今回は見た目を取りました。こちら。
DR (ディーアール) / NPE-9
な…なんと…!ど派手なピンク色の弦です。
ミュージシャンたる者、見た目でお客さんに楽しんでもらうことも、ステージで目立つことも大事です。その2つの用途にもってこいのアイテムですね!
ピンク以外にも、グリーン、オレンジ、ブラック、何と6色のレインボーもあります。お試しあれ。
2つ目はこちら。
Thomastic-Infeld (トマスティック・インフェルト) / POWER BRIGHTS PB109
トマスティックインフェルトというメーカーの弦。トマスティック社はバイオリン弦のメーカーとしても知られています。長い歴史で培われた技術とスペックもさることながら、今回はやはり見た目です。なんとこの弦、ゴールドなんですね!金色に輝いています。ゴールドが好きな方はぜひ!
DEAN MARKLEY (ディーンマークレー) / DM2552 Blue Steel Light
3つ目はディーンマークレーの青いパックの弦。こちらは押尾コータロー氏が使用しているとか。見た目は普通の弦なのですが、なんと製造の過程で冷凍された弦なのです。
弦を冷却してから常温に戻すことで、分子の配列が整い、チューニングが安定して音の伸びも良くなるという優れもので、クライオジェニック弦と呼ばれています。ディーンマークレーはその元祖なのです。
EVERLY (エバリー) / B-52 Rockers 9210
最後に紹介するのはEVERLY / B-52です。弦売り場でも一際目を引く変わった名前ですが、これはエレキギター弦の素材としてよく使われているニッケルが52%と、この弦の特徴である48%の鉄で出来た合金「alloy52」が使われていることからきているようです。
磁石に対して反応が良い鉄が含まれることで、弦の振動を拾うピックアップのレスポンスが良くなるとのこと。(ピックアップには磁石が使われています。ピックアップについては下記ページをご参照ください。)
名前からはギラギラした派手な音を想像してしまいがちですが、落ち着いたバランスの良い音が持ち味だそうです。
サウンドハウスではこの他にも沢山の種類の弦を販売しています。今回紹介したもの以外にも、検索すればきっと気になる弦が見つかるはず。ぜひ、検索してみてください。