
先日購入したMyサックスを抱えて、レッスンに通い始めました。
今回は、サックスを演奏するうえで重要な「アンブシュア」と「タンギング」を少しご紹介します♪
私は管楽器の経験がなく、単語すら聞いたことがありませんでした。
演奏者が楽器を吹くときの口の形や機能のことを「アンブシュア」と言います。
サックスだけでなく、管楽器を演奏するうえでとても重要なのだとか。
このアンブシュアを身につけるために行っているのが、マウスピースにリードを付けた状態で吹く練習です。
そのままロングトーンで吹いたり、音階を意識して、高音、中音、低音などいろいろな音をマウスピースだけで吹けるように練習します。出したい音階を強くイメージして、口の形や息の吹き方を少しずつ変えながら、音を出していきます。

高い音を出すときは、口元を締めて(口の中だけ”イ”になるような感じ)、細いストローの中に息を吹きかけるようなイメージ。
逆に低音を出すときは、口元の力を少し緩めて大きく吹いています。
音が高くなるにつれて、自然と顔の眉毛の高さも上がっていきます!!
表情筋も鍛えられそうです。笑
『カズー』という楽器を吹いたことのある方は、その感覚に近いかもしれません。実は私もひそかに購入を検討しています!
サウンドハウスでも取扱いがあります♪
PICKBOY ( ピックボーイ ) / KG-60
次に、マウスピースをネックに取り付けた状態で吹く練習です。
要領は先程と同様に、いろいろな音を出していきます。
リードやマウスピースがきちんと馴染んでいるか、コンディションの確認にもなります。
また、ネックにマウスピースを差し込む際、初めのうちはコルクが硬くてなかなか中に入っていきませんでした。付属しているグリスをコルク部分に塗ってあげると、割とスムーズに装着できます。一般的には1cm程と言われているようですが、私的には6mmくらいが丁度良いと感じています。

ひととおり準備ができたら、ネックを管体に取り付けて、レッスンスタート!
課題曲に合わせて「タンギング」を練習します。
そもそも、タンギングとはなんでしょう?
【tonguing】管楽器を演奏する際の、舌を用いた技法の総称。
tやkの発音と同様の舌の動きによって各音の開始を与え、強弱を調節し、また空気の流れを瞬間的に遮断すること。(コトバンク)
先生曰く、吹く時に「デュ」~du(デュ)と発音するように息を吹くと良いとコツを教わりました。
ド・レ・ミであれば、一音ずつ、「デュ」「デュ」「デュ」とテンポをつけて吹き込むイメージです。
そしてもちろん、音階をイメージしながら息を出します。これが簡単そうに見えて、なかなか難しい~!
このタンギングを意識しながら、「Amazing Grace」や「When The Saints Go Marching In(聖者の行進)」などの曲を練習しています。曲を演奏することに夢中になると、ついついタンギングを忘れて、しまいには息継ぎのタイミングさえも逃して苦しくなります・・・。
THE SAX ONLINEに、とてもためになりそうな記事がありました。
■タンギングに強くなる!CLASSIC編

https://www.alsoj.net/sax/magazine/view/432/1022.html
(THE・SAXサイトリンク)
『スケールの練習には、メトロノームを必ず用います。テンポはすごくゆっくりから。自分が安定してタンギングできるスピードを確認して、必ずしも急いでテンポを上げないことが大事です。速度にこだわらず、じっくり練習していくことがコツですね。』
その他、オクターブジャンプ(オクターブの跳躍)の練習もしています。
低いド→高いド、低いレ→高いレ のように、1オクターブ上げて吹いていく練習です。

低音と高音では、アンブシュアも息の吹き方も全然違うので、高音に跳ね上がる時に思ったとおりの音程を出すのは結構大変だったりします。もう1音階上を出すくらいの気持ちで吹かないと、思いどおりの音程が出ません!
先生の吹く音を聴きつつ、ただ「音を出す」のと「サックスの音を出す」のは全然違うのだな~と感じました。練習あるのみ\(^o^)/
最近は「When You Wish Upon a Star(星に願いを)」の曲を練習中です。この曲は初めからオクターブジャンプ(低いソから高いソ)が出てくるので、なかなか練習しがいがあります。
次回までにはもう少し成長していますように!
デュデュデュ~~♪