筆者はよく休みの日にバイオリンを弾いて遊ぶのですが、ふと「他の楽器でも遊んでみたい……弾けないけど(笑)」と思い立ちました。おそらく何らかの楽器を演奏している方は「他の楽器も弾けるようになりたい!」と思っている方が多いのではないでしょうか。そんな思いの筆者がたどり着いた楽器、「マンドリン」をいきなり買って弾いてみたので、そのレビューをこのブログで書きたいと思います。

マンドリンってどんな楽器?
そもそものお話とはなりますが「マンドリン」という楽器を皆さんはご存じでしょうか。正直なところメジャーな楽器とはいえず、どんな楽器かもよく知らない人も多いかと思います。どんな楽器か調べてみると、マンドリンは17世紀頃にイタリアで生まれた楽器で、弦をはじいて音を出す撥弦楽器です。リュートやギターと近い部類の楽器ということになりますね。
タイプは「クラシックマンドリン」と「フラットマンドリン」の2種類
マンドリンには2種類のタイプが存在し、それぞれクラシックマンドリンとフラットマンドリンと呼ばれています。
クラシックマンドリン


ボディはイチジクを縦半分に割ったような形をしているのが特徴で、国内に多くあるマンドリンアンサンブル、マンドリンオーケストラで演奏されるのは、このタイプのマンドリンです。
フラットマンドリン

PLAYTECH / SA100 VS フラットマンドリン(Aスタイル)
一方でこちらはクラシックマンドリンをもとに、アメリカで生まれた楽器です。その名のとおり平らなボディをしており、主にブルーグラスやカントリーで使われます。音質はクラシックマンドリンよりキラキラとした音色です。フラットマンドリンはさらにボディの形が異なるAタイプとFタイプに分けられます。
なぜ筆者はマンドリンを選んだか
話は戻って、なぜ筆者がマンドリンを選んだかの理由ですが、それはバイオリンと同じ運指、音階で演奏できるからです。マンドリンのチューニングは、開放弦がバイオリンと同様低いほうからG,D.A.Eの音程となっている点が筆者にとってはかなり魅力的でした。ですがバイオリンは弦が4本なのに対しマンドリンは複弦4コース8弦だったり、右手に関してはあまり練習したことのないピックを使ったピッキングが必要だったりと、異なる点もあります。ですがコードなどの知識がない筆者からすると、一般の人がよく弾くギターなどよりは「マンドリンの方が弾けるかも?」と感じました。
早速マンドリンを購入するため調べてみると、ちょうど期間限定特価で安くなっているマンドリンがあったので、この機会に思い切って1台買ってみました。それがこちらです。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PFM10F Fスタイルフラットマンドリン
見た目がおしゃれで、クラシックマンドリンよりボディが薄くて弾きやすそうだったので、こちらを選んでみました。
実際にフラットマンドリンを弾いてみた

購入した個体のボディはこんな感じ

横はこんな感じ

実際に持ってみると丁度いい大きさで、持ちやすいです
実際に弾いてみると音色は前情報通り、キラキラとした心地よい音色でとても癒されました。何か聴いていて安らぎを感じるそんなイメージの音です。
ピックについては最初ギターのトライアングル型のピックを使用していましたが、楽器のサイズに合わないと感じ、マンドリン専用のピックを追加で購入。同時に楽に楽器を持つことが出来るストラップも同時購入しました。フラットマンドリンはストラップを付けて演奏した方が個人的には楽だと感じました。
FENDER ( フェンダー ) / 358 Shape Classic Celluloid Picks MEDIUM マンドリン用ピック

購入したマンドリンに問題なく取り付けできました!
バイオリン弾きである筆者はとにかくピッキングが下手なので日々ピッキングを練習しつつ、自分の好きな曲を演奏して楽しんでいます……。現状はスローテンポの曲しか弾けないので、いつか速いテンポの曲も弾けるようになりたいですね!頑張って練習しようと思います……。
いかがでしたでしょうか。今回はいきなりマンドリンを購入して実際に弾いてみたレビューをまとめてみました。感想としてはバイオリンが演奏できる人なら、右手のピッキングの練習さえすれば結構弾けるという結果となりました。皆さんもこのブログを見て少しでもマンドリンという楽器に興味を持っていただけると幸いです。