中国の楽器メーカーJOYOから販売されている20WヘッドアンプのBanTamPシリーズ。
非常にお求めになりやすい価格帯ながら本格的な真空管アンプです。
サウンドも素晴らしいうえBluetoothやヘッドホン端子も備えており、自宅の練習からライブまで幅広い用途で使用することができます。
前回もこのBanTamPシリーズのアンプを紹介いたしましたが、前回の記事でご紹介したのはその半分でした。
今回は残りの比較的ハイゲインなアンプたちをご紹介させていただきます。
Meteor Ⅱ
まずご紹介するのはこちらのMetere Ⅱ。
サウンドはOrenge寄りのアンプとなっており、粒が細かい歪みが特徴的です。
歪み方もあまりキツくはならないとはいえ、それなりには歪んでくれるのでフュージョン向けかなと個人的には感じました。
オレンジと隕石と同じ丸っこいもので関連づけているのでしょうか(笑)
Jackman Ⅱ
赤いデザインが印象的なJackman Ⅱ!
サウンドは鳴らした瞬間ギタリストならピンと来るものとなっております。
Jackmanという名前もロゴをよーく見るとその元ネタがわかるようになっているのでちょっと見てみましょう。

見てみるとJとCとMの文字の色が変わっていることがわかります。
ギタリストの皆さんであればギターアンプを代表するMから始まるブランドを意識していることに気づくことができるかと思います。
実際にギターを繋いでゲインを上げてみるとご機嫌なロックサウンド!
パンクからハードロックまでロックというジャンルであれば幅広く音作りをすることができます。
まさに王道!
シリーズの中ではいちばんわかりやすい音色のアンプなのではないでしょうか。
Firebrand
先に紹介したJackmanより、強いドライブサウンドを求めている方におすすめしたいのがこちらのFireBrand!
モデルにしているのはENGLのFireballかと思われます。
ギターアンプの中では比較的馴染みが薄いところではありますが、上のデモの動画を聴いてみたら欲しい歪みはこういう歪みだったという方も多いのではないでしょうか。
昨今のロック寄りなアニソンサウンドとかだとMarshall系とMESA BOOGIE系の中間くらいのサウンドが欲しいと思う方も多いと思うのですが、そんな塩梅のサウンドを求めている方にはおすすめのアンプです。
Zombie Ⅱ
筆者のハイゲイン系でのいちばんのお気に入りはこのZombie Ⅱですね。
サウンドはまさにみんな大好きMESA BOOGIEという感じです。
それこそ歪みはもちろんですが、特筆すべきはクリーンサウンド!
歪みでそれっぽいアンプやペダルは数多くありますが、クリーントーンまで上手く寄せているアンプはなかなか無いので、Zombie Ⅱには驚きました!
メタルなどの激しい音楽の中で生まれる静かなシーンで弾くアルペジオはまさにといったサウンドです。
Badass
今までのアンプはギターアンプでしたが最後に紹介するのはベースアンプであるBadassです。
こちらのシリーズのアンプの中ではこちらだけ50Wになるのでキャビネットの選択には注意が必要です。
BanTamPシリーズ専用のキャビネットとされているBantcabの許容入力が20Wとなっているため、Badassを使用する際は別の50Wまで許容するキャビネットを使用しましょう。
サウンドカラーはAMPEG風のスラップなどもしやすく、アクティブベースとの相性が良いように感じました。
いかがでしたか?
前回と合わせて8種類のギターアンプとキャビネットとベースアンプをご紹介しました。
きっとみなさんのプレイスタイルに合ったアンプがあるのではないでしょうか。
ぜひ、一度手にしてみてくださいね!